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天狗と河童に会いに 2023/6/18

起きると思ったより曇り空だ。
こういう日は、あまり陽の光にさらしたくないエマールする系衣料を洗う。靴箱の靴もベランダに出して風を通す。

いつか作ったオムハヤシの、ハヤシ部分が少量冷凍されているのがずっと気になっていたので、それを解凍して玄米にかけて食べた。

ハヤシライス(ハーフ)

少し仕事をしたり日記を書いたりとパソコンを使い、身支度をして出かける。今日は着物で。

やっぱりもう単とか無理!暑い!浴衣で!
(着物は暦に合わせたルールがあり、6月は単という種類の着物でなくてはならない。だが暑い)

たまに着物を着て出かける。
お出かけの楽しさをワンランクアップさせる、着付けを忘れないように定期的に着る。粋なことをしてんぜ私ったら、という、なんとも言えない日常のスパイス的な趣味だ。

自宅を出て地下鉄に乗る。

大阪歴史博物館へ行き、特別展の異界彷徨を見るのが目的だ。この博物館自体行ったことがないので常設展も見たいが、17:00閉館に対し16:20到着。うーん時間の余裕がない。

チケットを買い、一応常設フロアを早足で過ぎる。大阪の古代から近代までの歴史を資料とともに解説しているもので、すごく面白そうだ。

古代の難波宮で行われた儀式を再現した人形。ひとりだけそっぽ向いててカワイイ。

サーと通り過ぎて、目当ての企画展示へ。
異界、祈り、呪い、願い、河童、天狗。あらゆることが科学的に解明されている現代ではもう異なもの怪しいものとして扱われてるけど、当時はとても身近なもので、説明のつかないことを納得して暮らしていくための、生活に必要な考えだったのだろうな。
台風とかあんな理不尽なもの、天変地異と思って祈らずにはいられないよね。

でも閉館間際は空いていた

時間ギリギリまで楽しんでいたら、ミュージアムショップが閉店してしまい入れなかった。仕方ないが、会期中にもう一度来るのは難しそうで悲しい。

異界投稿、というコーナーが良かった


汗もかいたし、どこかでビールが飲みたくなる。当たり前の現象なのに、家を出る時には展示を見終わったらすぐ帰ろうと決意していた。そんなモロモロに脆そうな決意、よく抱くことができたな。

ウロウロするのも暑いので、帰り道方向へ。谷町線を谷町九丁目で下車し、ハイハイタウンのおでん屋さんへ。カウンターが空いていたので座り生ビールをグイと飲むと、じわじわと沁みた。
いくつかおでんを食べて退散。

おでん鍋の前の席。うれしい。

店を出ると暮れている。涼しくなったしと缶ビールを持って歩いて帰宅する。

あそんでばかりの土日が終わった。来週も結構遊ぶし、働くぞ。


今日の疑問

喪服の集団とすれ違った。
嫁入りのタイミングが無さそうな人は、いつ自分の喪服をつくればいいのだろう?
紋付きの喪服を持っておきたいのだけど。
と言うと縁起でもないと言われるので、嫁入りは便利なタイミングなのだな。

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