ガーベラの爆発、だんじり、夏の到来 2023/7/15
世間的3連休の初日。この3日は猛烈に暑いらしい。
ぐっすりたっぷり寝てお昼近くに起床する。目につく洗えるものは全て洗濯機行き。我が町鶴橋はこの週末はお祭りらしく、町内をまわっているだんじりのお囃子が聞こえてくる。近づいては離れてまたしばらくすると聞こえる。ベランダに出るとその姿を見ることができて、夏の楽しい部分を満喫する。
ガーベラの水を替えようと思ったら、真ん中の部分が爆発した。漫画だったら「ぽんっ」と効果音が入っていたと思う。枯れかけのガーベラは真ん中部分が綿毛になり、それを飛ばす習性があるらしい。「爆発」以外に表現しにくい、不思議な瞬間を見た。
少し仕事をして、冷蔵庫の中にあるものを食べられるようにしただけの、ぞんざいなお昼ごはんを食べた。
こまごまとした用事を済ませに外出する。ウンザリするような暑さで、自宅を出た瞬間からビールが欲しくなる。ホームセンターの刃物コーナーで包丁を研いでもらおうとやってきたのに、包丁を持ってくるのを忘れた。すべて夏のせいだと信じたい。
帰り道に花屋さんに寄る。この間はまだ夏ではないと思いたくてガーベラを選んだけど、こんなに暑くちゃ仕方ない。もう夏と、甘んじて受け入れよう。向日葵を連れて帰った。
片づけものや仕事を進め、夕方になる。起床が遅いと夜まであっという間だ。自宅を出て商店街へ急ぐ。丸金商店を訪ねると閉店準備中だ。良かった、間に合った。先日飲みに行った際にまこママが熱中症で大変だったと聞いたので差し入れにと塩飴を渡す。心なしか、今日もあんまり元気が無いような印象を受けた。
一杯だけ飲んで帰りたいとウロウロしていると、珍しくすしぎんに空席が見える。おっと思ったものの、最近の散財具合やこの後の予定を思いとどまる。別の気になっていたお店をのぞく。
今日のわたしは朝からご機嫌で、パワーにもあふれている。初入店も常連さんとの絡みもどんと来いだ。
おしゃべり好きな店主は鶴橋の生まれ育ちらしく、幼少期のこの辺りのことや、まさに今日明日でやっているお祭りについて詳しく教えてくれた。20:00ごろになると町内をまわるだんじりが神社に戻り、蔵に収まる前のぶつかり合いをするらしい。それは見なくては。明日行くことに。
他にも鶴橋の商店街のこと、なぜここでお店をやっているのかの感動秘話までお聞きした。すごい話ばかりだったな。
また来るね、と2本飲んで退散。家に戻る前にもうちょっと……と2軒目へ。これが良くない。でもこれが酒飲みの習性。
角井酒店に空席が見えたのでエイと飛び込む。
サッポロの瓶ビールといわしを2尾焼いてもらい、つつきながら常連さんと話して過ごす。おかみさんが私のことを覚えててくれてうれしい。今日は2度目の来訪、しかも前回と違ってすっぴん帽子と判別の難しい状態だったろうに。
常連さんが、わたしの飲みもの&つまみチョイスを「渋くて良い」と褒めてくださった。自分みたいな若輩者が飲み手のベテラン大先輩にそんなことを言っていただけるなんて…!と謎に大感激する。今思い返すとよく分からない世界観……というか酔っぱらいだ。
ここで完全に酔いが極まったのであろう、このあと自宅に戻らずカラオケに行っていた。ここまで遊びつくすならすしぎん行っておけば良かった。でもカラオケではお酒を飲まず、ソフトドリンクのみをチョイスしたあたりは偉い。ここで飲み放題にしていたらきっと翌朝は二日酔いだったであろう。
今日のグッときた
web記事を読んでいたら「キリッと冷えた白ワイン」という言葉が出てきた。わたしはこの言葉が異様に好きで、これを聞くと白ワインモードになる。決して特別な表現ではなく、どちらかというと一般的な言葉だと思うのだが。耳で聞くだけでうまい酒、というのに弱いんだな。そういう読みものも好きだもんな。
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