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お前も米を食ってるんだろ?

この記事を書く前にまずnoteの「みんなのフォトギャラリー」で「ミャンマー」と検索してトップ画像をみつくろおうとしたのだが、麻薬の画像やイラストがさっぱり出てこないのでおかしいなと不審に感じた。タナカと呼ばれる白い粉を顔に塗った少女の画像はあったが…

「ビリーさんそんな酷いこと書かないで下さいよ、ミャンマーといえば民主派擁護しか認めませんからねっ」と今誰かに叱られたような気がしたが、私は洗脳されているのかもしれない。

大体みんな騙されてるんだよ…

「特殊詐欺に騙されて数千万円振り込んじゃう人って、歳を取って判断力が落ちている人かもともと何か欠落してるんじゃないの?」という人達が「パレスチナ解放!イスラエルは虐殺を止めろ!」とネットで連呼している。

はいダウト。

彼等は別に高齢でもないし特に欠落があるようにも見えない。「東大生を始めとする約500人」もパレスチナ解放を訴えていた。東大に入学出来た人は普通に考えれば知能は高く発達障害等の率も低いはず。

2023年10月7日に何があったのか記憶に無いとは言わせないが、油田確保の為中東に親米政権が欲しかったアメリカ合衆国が色々こじつけてイスラエル建国を支援したという話もあるのでどちらが悪いかは私は判断しない。

というか、日本人が判断していいことじゃない。

大体あの🍉マーク着けてる人達、パレスチナに行ったことも、パレスチナ人と話したことも無いはず。イスラエル人に「お前パレスチナ行ったことある?」と訊いて「ニュースでみたことはあるけど遠いところにある」と答えが返ってくるレベルの場所なんですけど。

「パレスチナ解放を訴える東大生を始めとする約500人」が全員東大生でないことはちょっと考えれば分かることだが、瞬間移動装置をどこかから借りて来て「約500人」をパレスチナに送り込んだらどうなるかなと黒い考えが脳裏をよぎってしまう。

いきなりパスポートもビザも無い外国人500人が現れたら普通に現地入管に拘束され、とりあえず強制送還すべくイスラエル側に引き渡されるだろうが、そういう現実的で地道なことはさておき、パレスチナ地元民と「東大生を始めとする約500人」は世界観や教育レベルが違い過ぎて話が合わないような予感がする。

昔からそういう人達は一定数いるのだが、高学歴で実家が裕福なことを「不公平だ」と陰口を叩かれ、次第に自分の恵まれた境遇に罪悪感を持つようになり、大学を中退して西成に労務者をやりにいって「これで俺も労働者階級になった」と悦に入っている人は令和の今でも存在する。

そういう男性の一人がある日、私も当時参加していたタイ語勉強会に通いだした。

彼は「タイに行ったらタイ人と同じように月給1万バーツで暮らすんだ」などと当時(10年前くらいだったろうか)でも勘違いもはなはだしい発言をしていた。現地採用なら月給5万バーツが相場だが、月給1万バーツとなると建設現場で不法就労でもするしかない。

だが、それが彼が理想とする「正しい生活」だった。

しかし彼はタイ語を舐めていた。「マイペンライな国の言語だから」と予習もいい加減なのがあからさまで、私を含め他の参加者からも発音を直されまくり、その厳しさに明らかに怯え、やがて勉強会に来なくなった。

彼から見たらブルジョワであろう元駐在員の方のほうがしっかり予習してしっかり発音し語彙も多かった。

「ミャンマー民主化」と「パレスチナ解放」を兼任している人はネットに目立つが、前述の「月給1万バーツで暮らすんだおじさん」みたいな人が多いのかなと邪推してしまう。

そういう人達に「ミャンマーの高学歴富裕層が要するにタイで不動産を買いあさっている」と資料付きで説得しても正直話にならない。

ましてや「ミャンマーの麻薬カルテルUWSA麻薬王ウェイ・シューカン」とか言ってもあんまりいい顔されない。

イスラエル・パレスチナ問題と同じくゴールデントライアングルは西側と東側の思惑で左右されてきた地域。

なので反米派の人は「麻薬王という称号自体米国の押し付けたものだし、UWSAを日本の価値観で判断することには問題があるからウェイ・シューカン(魏學剛)を一方的に悪者扱いすることには問題がある」と言いたいんだろうな程度のことは理解出来る。

ただ、ミャンマー産の麻薬が日本に密輸されているのは疑いの無いところだし、特殊詐欺の本拠地がミャンマーカレン州ミャワディにあることも間違いない。う~ん、反米無罪?お前も米を食ってるんだろ?と混ぜっ返したくなる。

上述画像はタイ野党前進党(昨年5月の総選挙では得票首位だったがタクシン派の裏切りで野党に)議員ランシマン・ローム議員の投稿を借用したもの。

ミャンマーカレン州ミャワディの人身売買市場でロヒンギャ族が10万バーツ(約42万円)で売買されているという衝撃的な告発が含まれている。

あなたがロヒンギャ族だとしたらあなたの命の値段が42万円だよ、それ受け入れられるの?という話だが日本の反米派は前進党を親米勢力と見て以前から冷淡な扱いをしていた。

ミャンマークーデター政権とカンボジアのフン・セン元首相も前進党を親米勢力と見て警戒している。日本の反米派は誰の味方なの?と訊きたくなる。

「もしかして俺に訊いてる?」と感じられたお方はこの記事にレスをつけて下さい。

前進党のランシマン・ローム議員はタイ国内における中国マフィア摘発にかなり貢献している。ということは米当局と連携しているのかもしれないと私も感じるが、米国も使い様だぐらいに考えたほうがいい。

これを読んでいるあなたは中国マフィアにパスポートとスマホを没収され、手錠で拘束されていない幸運な人だろう。私は上の動画を観て中国マフィアの幹部クラスは電気椅子で焼かれるのが相応しいと感じたが、だからといって中国人全部を悪者扱いはしない。

ただ、X(旧Twitter)だと中立的な意見はあまり受け入れられず、暴力的な内容のショートクリップが注目を集めてしまう。

インフルエンサー的な人達もそれを明らかに理解していて極論と暴力的な動画や画像でフォロワー数を伸ばしている。

私も多少はやっているが、そこはネットだからと割り切っている。ただ、ブラックピルとかレッドピルと呼ばれる洗脳手段と似ているので乱用はどうかなと疑問には感じる。

そういう時、noteで長文を呼んでくれる人がいるというのは心強い。

X(旧Twitter)なんて偽予言者Wannabeの便所の落書きがあふれかえっていている場所は一度大洪水で滅びて、方舟に乗せた人間と動物のつがいでやりなおせばいいんだけどLGBTQはどうしようなどと考えてしまう。優先席を要求されそうだ…

本当にネットの洗脳効果は恐ろしいとネットに書くのも矛盾しているが、文通とか交換日記でミャンマーの無政府状態を語ってもしょうがないしね…

ともかく、昔の中国で文化大革命があった時「伝統を排して新しきを作るんだ!」と何故か老舗の麻婆豆腐店まで批判されたけど人民は米を食っていたのが不思議。四人組も米を食う伝統を排そうとまでは思いつかなかったらしい。

とりあえず、土日祝日も関係なくパレスチナ解放をネットで訴えている人達は徳を積んでいるので来世はパレスチナに生まれ変わるだろうと予言しておきます。

記事作成の為、資料収集や取材を行っています。ご理解頂けると幸いです。