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降りたことない駅で降り、知らない街を歩いてみた ①三ノ輪橋(都電荒川線)

趣味の散歩が発展した結果、知らない駅で降り知らない街で散歩することにした

趣味で散歩をしていると同じ道、同じ風景ばかりで飽きることがある。散歩は目的なくただだらだら歩くこと、それ自体が目的だと勝手に自分は思っている。それでもやはり自宅の周辺ばかりでは飽きがくる。

いつもの楽しいお散歩を、より楽しいものに昇華するために、ちょっと足を伸ばして電車に乗り、降りたことない駅で降り、知らない街を歩いてみた。

2024年9月15日、所用で荒川区役所まで行く予定があった。荒川区役所には都電荒川線で行くとよい、とその用事の原因である知人に言われたので都電荒川線にのっていった。予定を終わらせてちょっとぶらついてみたいなと思ったのでついでに都電荒川線の終点、三ノ輪橋駅で降り、周囲を散歩することにした。

都電荒川線について

都電荒川線については都電荒川線のホームページのこの説明が一番よく特徴をとらえて説明されていると思う。

地域に愛され続ける唯一の都電

都電荒川線は東京に残る唯一の都電で、三ノ輪橋~早稲田間(12.2km・30停留場)を運行しています。地域の身近な足として長年親しまれ、沿線には、桜やバラなど花の見どころや歴史・文化に触れられる名所旧跡、生活感あふれる昔ながらの商店街など多様で魅力あるスポットが満載です。

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden/

山手線とかみたいに盛況な駅には止まらないが、その地域の人の足となる利便性を追求した路線。今回の用事である荒川区役所によったりなどが一番わかりやすい例だろう。

ちなみに都電荒川線に乗り換えに便利な山手線の駅は町屋、王子、大塚らへん。

三ノ輪橋駅

三ノ輪橋駅を降りるとすぐに三ノ輪橋思いで館というちっちゃな観光案内所みたいなところがある。ここで都電荒川線関連のグッズが販売してたりするので興味があれば寄ってみるといいと思う。


地方には駅にご当地キャラクターというものがいたりするが、実は都電荒川線各駅にもご当駅キャラクターがいたりする。路娘motionというのがあるらしい。わしは知らなかった。

レトロな下町感

駅を出てすぐにジョイフル三ノ輪橋商店街という商店街がある。昔ながらの街並みというか、よくある商店街という感じ。都電荒川線の始発であるからか都電にちなんだこんなお店もあったりして、散歩していてちょっと楽しい街並みである。


商店街の総菜屋さんで買った唐揚げをぱくつきながらそこらへんを歩いてみた。商店街を抜けた先にはすぐ住宅街、その先には学校がある、生活に根付いた街並み。正直住みやすそうな街でいいなぁという感じがしている。

今住んでいるところは悪くはないが、かなり情緒がないわりに治安がいいわけでもないという街なので三ノ輪橋駅近辺に比べるとかなり面白味に欠ける。何よりスーパーやコンビニが歩いて20分くらいしないと発見できないとこなのでこういう商店街がある街はちょっと憧れる

ちょっと先まで

三ノ輪橋駅をさらに南に下ると日比谷、上野と徐々に活気がある街に抜けることができて、ちょっと足を伸ばすだけで若者が遊びに行くにも便利な街だったりする。

今日は三ノ輪橋から秋葉原まで歩いてだいたい8キロくらいの散歩だった。

途中、東上野にある下谷神社なんかにも寄り道したりしてたのでまぁこんなもんか?といった感じの疲労感。日差しが強くて日焼けもして少し熱っぽさが残ったところで秋葉から山手線にのって家に帰ることにした。


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