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2023年アウェイ遠征記予習編@鳥栖(2023-11-11)

久留米ラーメンから佐賀ラーメンの枝への歴史がまとまっているレビューを発見。食べログには「何だよ、この店の味を早く教えてくれよ」と思わせるような「ブログ記事だろ、これ」というレビューが時々ある。店の料理のレビューの量が少なく「レビューというものか?これ」と思うが、大変有益な情報。この情報を頭に入れつつ佐賀(と福岡県の筑後地域)の行きたいなぁと思うラーメン屋をピックアップ。


小郡市

あじ処 良庵

大衆食堂的な店。ちゃんぽんもやってるけど、出てくるラーメンもあっさりながら旨味もしっかりあるクラシカルな豚骨とのこと。

久留米市

南京千両本家

1937年創業。ここから豚骨ラーメンが始まったという九州豚骨ラーメンの源流。歴史的に重要な店。特徴は麺が縮れてること、メンマやチャーシューが細く刻まれてること。

潘陽軒

1948年創業の老舗。現存する店では2番目に古い。豚骨臭はするけどマイルドな仕上げだとのこと。ここも食べたい。

沖食堂

1955年創業。スープはマイルド。柔らかめの中細ストレート麺。「支那うどん」なるメニューもあるとのこと。気になる…。木更津にも支店があり、こちらもかなり「本場」のものを出してるとのこと。

ひろせ食堂

1958年創業の人気店。スープは泡が立ちクリーミー、それに低加水麺との組み合わせ。「大ラーメン」は、チャーシュー麺じゃないのにチャーシュー麺の如くチャーシューが入るかなりのボリューム。サイドメニューに焼き飯があり、こちらもかなりのボリューム。

丸星中華そばセンター

1958年創業国道3号沿いの店。獣感タップリのスープ。店内にお惣菜も並ぶ。国道を行くドライバーに支持されて65年。当初はドライバーのために24時間営業だったが、今は9時から21時の営業。九州(ひいては日本)の物流を支えてたというのは言い過ぎか。

久留米は豚骨ラーメンのキーになる場所。その久留米ラーメンは大砲ラーメン、清陽軒という有名店があるけれど、今回取り上げるのは避けたのは、大規模化して標準化したであろうと思われるから(この辺異論があれば是非お聞かせ願いたいんですが)。それはそれでビジネスとしては正しいし、旨いラーメンには変わりはないんだけど、その店の個性を見たいし、そこまでの歴史の積み重ねを見たいのよね。大砲ラーメンや清陽軒も歴史の一部ではあるけれども。

大牟田市

光華園

かなり濃厚なクサい(良い)匂いを店外に放出してるだけに、非常に旨いであろうことが予想される。行きたい。

東洋軒

こってり濃厚な大牟田ラーメンの雄。

福龍軒

ここも大牟田の人気店。

柳川市

ラーメン はくら

2022年7月オープン。大龍一番の店長だった方が独立して開いた店。見た目濃厚で旨そう。

CRAZY MALT 

濃厚な大砲系のラーメン。カレーとのコラボラーメンもある。かなりの実力店とのこと。

鳥栖市

恵比須

店の壁に「エリア1の爆濃豚骨」とある店。期待は高まる。どんぶりの底に溜まる澱もかなりのものらしい。駅からは遠いが行ってみたい。

盛多や

底に骨粉・髄が残るが、食べやすいあっさりめの豚骨スープとのこと。生玉子が入る佐賀のスタイルのもメニューにある。

三九ラーメン

鳥栖の老舗。飲みの後に〆で食べるようなお店。夜のみの営業。生き残ってる強みがあるんだろう。ワンタンもある。食べてみたい。

いろは食堂

メニューはラーメンと焼き飯のみ。チャーシューは注文の度に切る丁寧な仕事。だから他の仕事も期待できる。ラーメンの形態としてはどちらかというと博多よりとのこと。地元の人気店。

鳥栖は久留米と博多のハイブリッドな形態のラーメンを出す店が多いとのこと。

佐賀市

らーめん もとむら

旧店名「一休軒 鍋島店」。佐賀発祥の「一休軒」はのれん分けとしていろんなところに出店していたらしい。その一休軒の味を忠実に再現しているとのこと。看板には「一休軒 鍋島店」の店名の跡が残る。ここで修業して独立していった店も多い。

大臣閣

1964年創業の人気の老舗。もともと大川市で屋台をしていた方が、大川市の境の近くのこの地にお店を構えたのが始まりとのこと。濃厚クリーミーなスープに少々硬めの中細麺。

いちげん。

上記「もとむら」で修業された方が始めた店。豚の大腿骨だけを炊き上げ、うすくち醤油と塩だけのタレで仕上げたというもので非常に旨いことは予想できる。クサいらしい(良い)

幸陽閣

トロトロの濃厚豚骨スープ。ここも人気店で並ぶそう。ここもクサい(良い)らしい。

もとむら、いちげん、幸陽閣、大臣閣は佐賀市のビッグ4とか四天王と言う人もいるとか。

麺家ぶらっくぴっぐ

一休軒からの独立店。佐賀の中では濃い目の豚骨スープ。期待。

麺屋 ぷいぷい

ヘヴィーな濃厚豚骨とのこと。佐賀市のラーメンの系統とはまた違う流れの(どちらかというと唐津の流れに近い)店。

唐津市

一光軒

唐津のラーメンは佐賀市のラーメンとはまた少し違う文化で、かなり濃厚とのこと。その唐津のラーメン店で様々な店に影響を与えたという伝説的な「一竜軒」(2016年閉店)の味を受け継ぐ店とのこと。

田の久

かなりクサい(良い)香りを店外に漂わせてるとのこと。底に澱も溜まるウルトラ濃厚なスープに九州では珍しい中太麺が絡む。

竜里

「一竜軒」の味を受け継ぐもう一つの店。ここもかなり濃厚。

挙げた量がかなりのものになってしまいました。1回で廻るのは無理です。来年また来たときに取っておくというつもりでいるのが良いんだと思う。来年も同じように行きたいなぁ…。

今回は以上です!

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