【神奈川のこと14】地元の耳鼻科(鎌倉市西鎌倉)

今日は遅い夏休みを一日だけ取った。

朝一番で、自宅から歩いて5分ほどの「にしかま耳鼻咽喉科」に行った。

2年前から花粉症の「舌下療法」というのをやっている。毎朝、スギの花粉の入った錠剤を舌下に入れて、1分ほどしてから飲み込むという療法だ。

これを3年ぐらい毎日続けると、10年間、症状が出なくなるようだ。

20代半ばの平成8年(1996年)頃から発症し、かれこれ四半世紀に亘って花粉症に苛まれてきたが、とうとう今年の冬は症状が出なかった!

舌下療法が効いているのかもしれない。だからあともう一年続けてみる。

この治療法を勧めてくれたのが、にしかま耳鼻科の院長だ。

彼は、小中学校の一学年下の後輩である。

15年前(2005年)にこの西鎌倉の地で開業したようだ。

誠実で丁寧、そして腰の低い、実に信頼できる良い先生だ。

今からちょうど3年前、2017年の秋にひどい扁桃腺炎を患ってしまった時には、すぐさま本郷台の横浜共済病院に電話して、紹介状を持たせてくれた。

私は親しみと敬意を込めて「先生」と呼び、先生は私を「先輩」と呼ぶ。

ややシャイで口下手なのが、玉に瑕(キズ)と言いましょうか。治療を終えると、図を示しながら、実にていねいに症状や原因などを説明してくれるのだが、実にこれが、何を言っているのか分からなくなる時がある。たまに私のことを間違えて「先生」なんて呼んでしまう時もある。シャイで口下手なのだ。でも、最後は実にさりげなく箱ティッシュを差し出して、「お大事にしてください」と、こう締めくくる。

先生の人柄が反映しているのか、受付の方々の感じもとても良く、これまで嫌な思いを一度もしたことがない。

西鎌倉に戻って8年、にしかま耳鼻科との出逢いは、幸せな出来事の一つなのだ。

ちなみに、小学生の頃は、西鎌倉の八尾さんと七里ヶ浜のカクさんに通っていた。カクさんの待合室でサザエさんを読むのが好きだった。





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