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松田聖子のクリスマス曲に泣いてしまう。

昨日の夜、久しぶりに急に甘いもの食べたくなって、スーパーへ足を運んだ。
今日は何も気にせず、たくさん買い込んで食べてやろう。上司への不満と頑張ってる自分に向けてそう誓った。

外に出ると雪が降っていて、
ああ冬だなあ…不思議と寒さが心地よい。

スーパーに着くと、チョコ、クッキー、ポテチをカゴに勢いよく入れた。
途中、スーパー内に素敵な音楽と歌声が流れ始めた。

〜赤いキャンドルが燃えつきるまで♪

私は古い曲をよく聴くので、一瞬でその懐かしい曲調に引き込まれた。
可愛らしい歌声が流れ始め、それは松田聖子だとすぐに分かった。でも初めて聴く曲だった。
曲調と歌詞は冬とクリスマス満点だ。私もすぐにクリスマス気分になり、その雰囲気に飲み込まれた。

気になりスマホで聴こえてくる歌詞を打ち込む。
本当に今の世の中は便利なもので、歌詞を打ち込めばスマホの検索機能はよく働いて、あっという間にその歌のタイトルの正解に辿り着く。

『PEARL-WHITE EVE』松田聖子

それがこの曲の正解だった。
私は興奮した。

と同時に聴いていて涙が溢れそうだった。

〜今夜私はあなたのものよ。♪

なんて素敵ないい歌詞だろう。

おかしな話だ。
スーパーでお菓子をいっぱい詰め込んだカゴを持って、泣きそうになっている。そんな24の女が買い物をしている。その状況は今考えてもおかしさいっぱいで笑える。お菓子いっぱいだけにね?
(…そんなつまらない冗談はおいといて)

私、きっと病んでるんだなとその時思った。

クリスマスが近づくこの時期は本当に不思議だ。雑貨店なんかには幸せな空間がたくさん広がっている。赤とオレンジと緑の空間が、幸せを演出している。
だけどその空間は、2023年という1年が終わる物哀しさも含んでいるように私は思う。

私は空気がだんだん冷たくなっていく秋から、幸せな空間に包まれるクリスマス、少し忙しい年末年始までの時間がとても好きだ。
そして毎年少しもの哀しい気持ちになっている。

______________
今はとりあえず、松田聖子の素敵な曲に出会わせてくれたスーパーに感謝だ。
そして私は今、この瞬間、とっても幸せだ。


p.s.本当に偶然だけど、今日は神田沙也加さんの命日でした。ご冥福をお祈りいたします。

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