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「心の声」を聴き、「日本橋」をひたすら巡る旅

僕はちょっと変わっていて、学生の時はほぼ勉強しなかった。

そしてなぜか社会人になって勉強するようになった。

そして働きながら、ある士業試験に合格するという快挙を成し遂げた。快挙って自分で言うな。すみません。

もちろん運にも恵まれたわけだけど、これはちょっとした自慢だ。

学生の時は周りが勉強しているから逆にしたくなかった。
社会人のときは周りがしていないからした。完全に天邪鬼だ。

とにかく、この20年近く、働きながら勉強してきた。

さらに自慢話をすみません。

まだ20代のころ、会社で労働組合の執行委員をやっていた。よく春闘とかやっているあれだ。

あれは結構大変で、5月に会社の経営者と今年の賃金や賞与の交渉をする。交渉はいつも深夜まで及ぶ。けっこうピリピリしたやり取りもある。

で、夜12時まで交渉を行った。その翌日は、なんと「士業の一次試験」。

受けた。そしてなんと受かった。

たまにこういうことがあるから、試合には出続けたほうがいい。

だいぶ話がそれたけど、何が言いたいかというと僕はけっこう勉強好きだということ。正確に言うと、超効率的に勉強すること、かな。

で、実は最近、だんだん疲れてきた笑。

勉強して、知識を詰め込んで、クライアントにサービスする。それは全士業共通だろう。

だけど、それには終わりが無いし、それって本当に自分がやりたいことの全てなのか?それだけでいいのか?と思うようになった。

で、最近一人旅していた時。

過去の人生を振り返り、自分は何をすると嬉しかったのだろうな、と考えていた。

子供時代、絵を描くのが好きだった。漫画や風景画とか。小学校時代は絵を描いて入賞したりしていた(中学以降、描かなくなってしまった)。

さらにその後、どんなことでわくわくして楽しかったか考えてみると、初めてホームページを作ったとき、初めて動画を作ったとき、また仕事で出版に関わりゴーストライター(笑)をやったとき。

自分は「何か作ること」が好きだったのだな、と久しぶりに納得した。このとき「心の声」を聴いた、と本当に思った。

本来こういったことが好きだったのに、仕事や勉強に追われ、完全に忘れてしまっていたのだ。

別の言い方をすれば、知識の習得といった「インプット」ばかりやっていて、アウトプットをしていなかった。

このときから、8年前に買って即押し入れに眠っていた一眼レフを引っ張り出し、いろいろなところに行って写真を撮ったり、自転車に小型カメラを設置して動画を作ったりしている。

そんなモードになりながら作ったのが下の動画。今住んでいるエリアは「日本橋浜町」とか「日本橋人形町」とか「日本橋中州」とか、なんか「日本橋」という名前が頭についているなと思い調べてみたら、昔は「日本橋区」と言っていたそうだ。

で中央区に合併される時に、旧町名に「日本橋」を付けたとのこと。

そこで「日本橋」が付く全地区をサイクリングしてみた。

編集も写真も素人だけど、こういうのを作るのがなんか好きだな、と改めて思った。