【うちごはん日記】初心のおにぎり、忘るべからず
はじめまして。
4月から新入社員として『美観堂』で働いているふくといいます。
故郷である東北を飛び出してから、早2ヶ月。
西日本特有の柔らかな空気にも、少しずつ体が馴染んできた気がします。
とは言え初めての社会人生活。
そろそろ恋しくなってくるものもチラホラと出てきます。(上の写真は大好きな山形県で撮影したお気に入りの一枚)
家族?友達?
もちろん恋しいけど、ちょっと違います。
私が恋しいのは・・・恋しいのは・・・(ドキドキ、ドキドキ)
誰かが握ってくれたおにぎりが食べたい
そう、おにぎりなんです。
炊き立てのご飯で握れば、まるで小さな生き物のように熱を持つおにぎり。
どんなに身体が冷え切っていても、ひとくち頬張れば途端にその熱がじんわりと広がって、身体中をぽかぽかにしてくれます。
そうして食べるうちに、最後には心までぽかぽかにしてくれるおにぎり。
今の私は、そんなおにぎりが恋しくて恋しくてたまらないのです。
まごころがダイレクトに伝わるおにぎり
食べるだけで心がほっと落ち着くおにぎりですが、そこには握ってくれる人の存在が大きく関係していると思います。
『ズボラで不器用な母が握ってくれる、きれいな正三角形のおにぎり』
『お腹を空かせないようにとおばあちゃんが握って持たせてくれる、海苔で覆われた丸くて大きなおにぎり』
などなど。
材料も作り方も至極シンプルなおにぎりだからこそ、作り手のまごころがそのまんま形として表れる気がします。
自分で握ることはもちろん出来るけど、やっぱり誰かに握ってもらうほうが圧倒的に美味しいんですよね。
もしかしたら食べる人を想って握るその気持ちが、心をほっと落ち着かせてくれる秘密なのかもしれません。
ついにその日がやって来る・・・
普段は『カフェ有鄰庵』で出している「たまごかけごはん」をお昼の賄いとして食べているスタッフ。(これが本当に絶品なんです!)
しかしコロナウイルスの影響で、『美観堂』も『カフェ有鄰庵』も休業の措置をとっていたその当時、お昼は出社しているスタッフで作ることが恒例となってました。
そんなとある日の昼下がり。
ついにその日がやって来ます・・・!(ソワソワ、ソワソワ)
優しいおにぎり、握ってもらいました
たーんと炊いたお米とラップを用意して、「あちち」と言いながらみんなで握るおにぎり。
中に入れる具材には、ご飯のお供にぴったりな肉味噌を贅沢に使っています。
形が大きいものや小さいもの。
欲張りすぎて具材がはみ出ていたりと(犯人は私)、握る人によって少しずつ個性が出てくるおにぎり。
先輩が握ってくれたきれいな三角おにぎりに込められた想いが嬉しくて、心も身体もぽかぽかに満たされたのでした。
初心、忘れたらおにぎり
まだまだひよっこの私は、これからたくさんの出会いや経験を通して、ゆっくりと少しずつ社会人としてのレベルを上げていくのだと思います。
それでもいつか、レベルが上がって「へっへーん」と偉そうになってしまったら、その時は初心に帰って先輩に握ってもらったこのおにぎりを思い出そうと思います。
ひとくち頬張れば、心も身体もぽかぽかに満たされるおにぎり。
みなさんもぜひ誰かのために握ったり、自分のために握ってもらったおにぎりを食べてみてくださいね。
おにぎりの具材におすすめ!美観堂セレクト商品
今回おにぎりの具材に使用した『里山新見のめぐみ ジビエ肉味噌(甘口・辛口)』は、お米農家がつくる猪肉を使った最強のご飯のおともです。
それぞれお味が違うので、食べ比べてみるのもおすすめですよ。
お子様でも食べやすい甘口仕上げの一品。
ご飯の上に乗せるのはもちろん、おにぎりの具材としてもおすすめです。
ご飯の「甘味」が引き立つ辛口な一品。
ご飯の上に乗せるのはもちろん、お酒のお供としてもおすすめですよ。
最後におまけの一枚
最後まで読んでいただきありがとうございます。
写真はちょうど去年の今頃に、山形県で撮影した一枚です。(一枚目と同じ『ジュンサイ沼』で撮りました!)
今はなかなか遠くに出かけるのが難しい時期ではありますが、風景だけでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
それではまたの機会にお会いしましょう。
以上、ふくでした!
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