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鳥ハート2


鳥ハート/モノクローム/縞


トリハーモノクロームのコピーa



鳥ハート/モノクローム/縞と円


トリハーモノクロームのコピーb



鳥ハート/モノクローム/イエロー


トリハーモノクローム



鳥ハート/しまうま1


トリハートshima1



鳥ハート/しまうま2


トリハートの中shima 1


小さい時に着ていた洋服の模様を思い出す

小さい時の写真が残っていたり、洋服そのものが保存してあれば、着ていた洋服の模様の記憶に近づくことが出来る。

中学一年の美術の時間に、色彩構成の課題が出て、色紙を切って作品を作った。その作品を、ずーっと後から見て(小学校一年生の頃からの絵が捨てられず、大体取ってあるので)、小学校低学年の頃に着ていた服の模様にそっくりなことに気がついて、驚愕したことがある。洋服の絵柄が、記憶のなべ底に深くこびり付いていて、色彩構成をすることによって、それが紙の上に剥がれ落ちてきたような感じだ。小さい時に触れる造形は、記憶の停留場所にしっかりと刻み込まれるんだと不思議な思いがした。

布パターンを考える

この頃は、実際に布にして、シャツなどにした場合着心地はどうだろうかと考えるようになってきた。そしてパターンの大きさで、印象は随分と変わる。色の選択も、ものすごく重要だ。制作していると、なんでも盛り込みたくなるので、絶えず元に戻って落ち着いて眺めることが必要だと思ってはいるけれど、暴走する複雑さにブレーキをかけ忘れることが多く、簡潔さと明瞭さからは遠くなってしまっている。

『海辺のカフカ』の15歳の田村少年は、絵柄のある洋服は嫌いだと言っていたのを思い出し、調べてみたけれど、1000ページ近くある文庫本のどこに書いてあったのか見つけ出せない。




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