風の時代・不思議な巡り会い

普段、自分の周りの世の中で、何の変化も起きない、つまらない〜と思う日が続くときがあるかと思えば、全ての事柄が繋がって、ミラクルな体験が繰り返し起こる時期がある。

今の自分がつまらないと思える時、何か刺激を求める。自分のまだ見たことの無い景色、自分の体験したことのない事がら、そういうものに出会えるように本や雑誌を見たり、動画を見たり、コンピューターの検索エンジンをかけるのだ。

コンピューターの検索エンジン上から出て来る答えは、所詮「絵に描いた餅」。本当の刺激にはほど遠いから、ここから本当にリアルに体験したい事柄を実行に移す。本当の体験と言うのは、身体を使うことにあると思う。自分の持っている五感を全て使って体に入れて、そこから体を使って出す。それが自分を生きるということになる。

偉人の話、、、すごい方々の言葉を読んだり、聞いたるするのも刺激になる。いろいろ勉強すること、それはインプット。それを使うことがアウトプット。アウトプットを始めたらミラクルが起こる。人と人との間で化学反応が生まれる。

自分の事を話すのが美徳ではないと思っている人、でも自分の思っている事を伝えないと自分のことを変えられない。または行動で示さないと、伝わらない。周りに変わって欲しいと思ったら、自分で自分を変えるしかないというが、自分自身の起こすアクションが、波紋の様に人から人へ伝わる。

化学兵器や戦争で人の命が奪われてきた時代が長かった。震災、人災、疫病、そして、今は自分の命を自分で経つ時代。その大災害から助かった命ですらも、守る気力がない。人と人との交流が元気の素の気を流す。核家族や一人暮らしの身軽さもあって、他人とのコミュニケーションの仕方を学ぶきっかけを失っている。

衣食住さえ間に合っていれば生きているということになってしまうから?それも衣食住がが間に合わなくなったときには、時すでに遅し、、、。コミュニケーション能力がなければ助からない。人から物やアドバイスという言葉を受け取れない。人を信じられない。助けを請うという事ができない。

最近どこかで読んだ、サイエンティストの言葉。太陽の明かりと熱は空気がなければ地球に届かない。地球にあると言われているエネルギー『土、水、火、風』それら4つは単独では何も起こらない。太陽は空気(風)があるから熱が伝わる。水の星と言われる地球だけれど、水だけが地球を作っているわけではない。空気は目に見えないが、それが他のエネルギーの循環を助けている。。。そしてすべての物は地に帰る。そしてそこからまた新しい生命が宿る。

要は一つのものだけでは何も起こらない一人では生きられない、という象徴だと思う。

自分を気にかけてくれる人がいるから、それに応えることができる。それに応えることで他の何かを動かしている。ふと自分の生活に刺激がない、寂しいと感じたら、それは自分が自分以外のものに興味を失っているからかもしれない。刺激を遮断している状態。自分一人で何かすべきだと思っている状態。

風の時代とは、、、もっとしなやかに、なすがまま、なされるままに素直に生きていいのではないかと。いろんな人や物の情報に素直に刺激を受け、仮に後で自分にとってそれが間違いだったと気がついたら、その気がついた時点で別の視点で真理を探す方向に動けばいい。

風は温度差が生じて動くもの。空気の温度差があって、やっと風が生じる。所詮自分一人でできる事は何もない。持っているものを風にさらして、反応を楽しめばいいのかと。

そんなことを気にかけてみたら、いろんな素敵な出会いに巡り合う。

写真は、Toshiko Okawa さんと「着物合わせ」をしていただいた日に

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