一日一生・人生最後のことば
最近週末参加させていただいている、TETSU さん率いる体力トレーニング。
TETSU さんは、関西弁でポンポン言葉を放つトレーナー。本職はシェフだという。ボランティアで、色々なアクティビティを考えて、その都度集まった人たちに合うメニューを考えてくれて、ひたすら体を動かす。日本の体育の授業と運動部の激しいトレーニングを掛け合わせたようなものである。実際私が参加するときは、超ビギナー(中学生以来運動していない)に合わせたメニューを組んでくれる。(他の方々は同じメニューに負荷をかけて同じトレーニングをする)
精神と、精神の宿る体づくり。
自分の限界をちょっと超えて幸せになる。今の自分を超えたいと思っている方々、きっとハマると思う。それも一人でやるより励まし合いながらやる方が、元気が出る。何もしなくても、食べるだけで育っていく子供たちとは大違いで、中年を過ぎて何もしなかったら、成長する=衰えるだけ。その恐怖を少しだも和らげる効果は大だ!
集まる人たちは十代後半の若者から、70歳を超えていらっしゃる方々も含め、個人的なつながりを持つ人たちは少ないけれど、なぜかそこで分かち合うひとときは、銭湯で交わす会話に似ている。たまたまその日にそこに居合わせて、一緒に体を動かす。自分の持っている仮面、鎧を全て取り去って、向かい合うことができる。実際裸になっているわけではないが、気分は裸の付き合い。
そこでは、人の生死や精神の強さ弱さもさらけ出せる。そして自分の体と自分の思考に向き合える。
先週末は、たまたま人生半世紀を迎えた仲間が集まった。サークルタイムのその日のお題は。。。
「人生の終わり、最後1分何か話せるとしたら、どんな言葉を残したいですか?」
言葉はその人の思考を司り、思考はその人の行動を司る。そして、もはやそれらを何一つ持てなくなったその最後の瞬間、あなたは何を伝えたいか。
「ありがとう「THANK YOU !」
「ごめんなさい」「I AM SORRY!」
「許してください」「PREASE FOR GIVE ME!」
「愛してます」「I LOVE YOU !」
これ以外の言葉が、果たして思いつくだろうか。
「ホ・オポノポノ」 といわれるハワイ発祥のマントラのような、魔法の言葉だと、最近知った。
一日一生と思って、毎日マインドをリセットしていく。人生最後まで、この言葉をとって置くのは勿体無い。その日の終わりに、ちゃんと伝えられたか、確認しようと思う。
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