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人を責めることなく、誤解だけを解きたい。

こんにちは、こんばんは。

わたくし事ではありますが、セクシャルマイノリティと恋愛の情報サイト Shano様に、当方が書いた記事を掲載していただいています。

タイトルと内容の一部は、編集部の方に加筆修正いただいきました。加筆部分にちょっとした誤字があるのですが、突き詰めていけばこれもわたしの責任です。優しさと厳しさを噛みしめています。

セクシャルマイノリティについての誤解。最近ではそれほど見聞きすることはなくなりました。でも時々出会うんです。「さすがにそれは前時代的では……?」と思う内容の、誤解。

こういうの、言っている人には悪気はありません。だから叩いたり攻撃したりするべきではないんです。なるべくそっと伝えるようにしています。そっとね。

わたしが出会う誤解は、性的嗜好・性的指向・性自認の3つをごちゃまぜにしたようなものが多かったです。
どういうものかというと「レズビアンだからボディタッチが多い」とか「ホモはよくない」とか。そういうレベルの話です。

こういうの、過去にはわたし自身も何も言えずに黙っていた経験があります。黙り込むことって、容認でもあるんです。言わないとまずいな、と思うようになったのはつい最近です。

よくわからなくて自信がなくても「それは誤解じゃないかな」と、ひとこと伝えれば上出来です。たとえ誤解をしている本人には伝わらなくても、まわりの隠れた当事者は、ちょっと安心します。

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それから。こちらも加筆をいただいた部分ですが、人によって意見が分かれる場合があること、自分自身も理解に努めることが必要だということ、その通りです。当事者でも人それぞれ使う意味が違うこともあります。

定義がアップデートされているかどうか。どんな意味で使っている人がいるのか。世の中の動きに関心を持つことが大切ですよね。自分が知らないだけで、誤解していると思った相手のほうが時代の最先端の価値観かもしれないのですから。

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「誤解してますよ」の伝え方について、ご意見などございましたら是非お知らせください。

わたしもどう伝えるのが正しいのか、誤解に出会うたびに考えます。伝えてみては「この言い方で正しかったんだろうか?」と悩みます。その繰り返しです。

わたしも知らないことが多いです。理解できないことも、たぶん、ものすごく多いです。知らなかったことは知らなかったと、あまり強く責められることなく思い改められる世界になるといいなと思っています。おやすみなさい。