あたし達の出会いを覚えてる?
初めまして、こじなつです。
冒頭からすみません。
noteを始めたので、軽く自己紹介をと思います。
こじなつ 都内で美容師、ヘアメイクをやっております。
好きなことはスイーツブュッフェとアニメとYUKIです。
このnoteでは髪のことだったり、メイクのことだったり、美容に関することを載せていこうと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
文章にすると、とてつもなく自分が薄い‥‥
なので美容師になってからの人生について、ちょっと書いてみようと思います。
初めましてなのにめっちゃ語るやん?!?!
って思われそうだけど、知ってもらってから記事とか呼んでくれたら嬉しいなと。
図々しくてすみません、お付き合いお願いします。
私は今現役美容師で都内のサロンで働いている。もう中堅というくらいの歳になって、後輩も、先輩も半分ずつくらい。
アシスタントの頃よりもはるかに精的にも肉体的にも楽になったように思う。
あの頃は本当に朝早くから終電近くまで働いて、練習してクタクタになって帰って今思い出しても辛い時期だった。
最初のサロンは大手のチェーンサロンで私は町田で育てられた。うんぎゃあ!うんぎゃあ!!
美容師は就職を選ばなければたくさんある。
もちろん都内の有名サロンは倍率が高いが、大手チェーンサロンや個人サロンなどは求人が来て面接を受ければ大抵のこと(全くお店の雰囲気と合わない、遅刻欠席多い)とかがなければ受け入れてくれる。
横浜育ち、だけど都会にビビった私は横浜のサロンを受けて一社落ちた。
落胆した私は、もう投げやりに大手チェーンサロンの社会保険や、教育カリュラムがしっかりしてそうだからと決めてしまった。
内定がもらえたのは夏くらい、試験が実技と筆記が分かれていて全部終わって結果がわかるのが3月の終わりくらい。入社ギリギリである。
初めての会社はまるで学校のような職場で、年功序列で偉いみたいな感じだった。バリバリ体育会系
入社して3日間は新卒100人くらいを集めた研修では実技や礼儀などのことはもちろん、会社の心得たるものを覚えるまで大声で読まされた。
(私はどこの宗教に入ったんだ)
そう思ったが、社会人ってこういうものなんだ。と悟った20歳の私。純粋すぎて女神に金銀を通り越したプラチナの斧をもらえそう。
『美容師になったら‥』と
溢れる期待に胸を膨らます私はすぐに現実を見る。
よくよく考えずに入社した私が悪いのだが、ここは地域密着店だった。
ほぼほぼ近隣に住むミセス世代のグレイカラーやパーマ、土日は幅広い世代のメンズ、キッズカットという感じで。
あれ?自分の世代の女性はがっぽりといない。
基本予約はなしで飛び込み、ホットペッパーやネットなどのシステムはなかった。
そろそろお腹空いたなー
(あ、お客さんきた。 あ、混んできたもう食べられないや‥‥)
そんなのザラである。
*一年目の仕事はまずシャンプー、掃除
美容室で働いていると、そうか私は国家資格は持っていて、もう美容師になったんだと実感した。
(夢が叶うことと、幸せになることはど うして別ものなんだろう。ねえ、ナナ。)
みたいな心境。もう悲劇のヒロイン。ちなみにNANAは私のバイブスなのです。
美容師の離職率は高い。辞めるタイミングは入って一年以内が多い。
理由は手荒れとか、人間関係とか、あとはやっぱり思っていたのと違うってゆう憧れと現実の差が一番私はあったけど。
やりたいことがここではできないとすぐ気付いた。もっと楽しいカラーがしたいと。
その頃の私の髪型
ユニコーンカラー☆
当時はなぜみんなこれをやらないのかと謎に思っていたけどそりゃあ美容学生や原宿で買い物をするような子でなければできない。クセがつよい。
私はこのカラーにメロメロで、家のお風呂でカラーバター(このような色のついたトリートメント)を混ぜて薄めて最高に可愛い調合を作っては自分の髪に試す等していた。
こんな楽しいことを求められて毎日できたらいいのにと。フィールドが違う!!!
けどそれはまだカットもできないアシスタントが思うことじゃない、この世間の甘さを知らない新米のPayPayが!と思うことにして‥‥
きっとスタイリストになったら違う世界だと、怒鳴られてもヘラヘラ笑ってを毎日を耐え忍いだ。忍者だった。
そんなこんなでうちのエリア(30人くらい?)の中では一番早くスタイリストデビューしました!
学生時代は落ちこぼれ組(ひまわり組)と言われ、強制居残りでパーマ巻かされていたこの私が‥‥
一番最初にデビューしたよー!(大声)
デビューしたよー!
デビューしたよー!
やまびこで仲間のひまわり組のみんなにも届いたはずです。
あの時はまじで馬鹿にされたけど、お陰でメンタルが強くなったしみんな一緒だからがんばれた。今もひまわり組のみんな誰も辞めずにまだ美容師続けててもう立派に花を咲かせました!!!
これってあれだよ、できないのが当たり前だから変なプライドがないんだよね。
今でもたまに飲むけどみんなのやらかし話でお酒が進む進む。良き同志ですほんと。
って脱線しまくりなんだけど…
つまりはここの会社のいいところは同期がいっぱいで刺激がたくさんもらえたことと、たまたまカットを教えてくれる講師が自店の店長でいつでもカットを見てくれたこと。
おかげで2年半でスタイリストになれた。(都内では10年経ってもアシスタントもいるからデビューは人とか場所によってそれぞれ)
せっかくこんなにお世話になって辞めるのすごくためらったし、この人のためにがんばりたい。と思えるくらい尊敬する先輩と出会えて可愛がってもらってとても迷ったけど、
やっぱり私は‥‥
おしゃれな都内の有名店で働きたい!ブリーチカラーしたい!モデルさん撮影したい!
とやりたいことがあったので、スタイリストデビューしてすぐ転職活動中でサロンも決まらないまま、退社した。
前からやりたいことを話していたので止められたけど納得してくれたし、今でも飲んだり一緒に仕事したりする中でずっと私の中では師匠だ。それだけは変わらない。
そして、派遣で美容師をしながら中途採用の募集を探し転職活動を続けて三社目でようやく受かった。
表参道のお洒落な打ちっ放しの美容室。ヘアカタログとかにもスタイルとか出しちゃってるみたいな!
やる気はマックス!若いエネルギーはすごい!どこまででもいけそうだ!
激戦区表参道での夢の美容師ライフへ☆
つづく☆
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