見出し画像

キコニアのなく頃に OP歌詞考察

キコニアのなく頃にをガッツリやった後に死ぬほどOP動画やソフトと同時に買ったCDを死ぬほど聴くようになったのですが、これまたうみねこやローガンと違った曲調、テンポで非常に斬新でした。

そんなキコニアのなく頃にの歌詞に注目していきたいと思います。

※ネタバレします。ついでにキコニアのなく頃にの歌詞カードとかあるといいかも。


歌ってる人

歌手はRoseGunsDaysでラプンツェル役だった澤田真里愛さん。
自分はRoseGunsDaysにも激しくハマっていたので、その舞台版を全部観ていたのですが、ローガンのEP2でラプンツェルが実の父親を助ける作戦の時に歌を唄うシーンがあったのですが、確かに歌がうまかったなぁという印象でした。
ちなみにググったら結構他のミュージカルやソニー関係で歌っているとのことです。
(↓ようつべにローガンのやつ落ちてました。)


考察

まず、曲の1番と2番でキコニア生まれと工場生まれのそれぞれの出だしで始まっています。
キコニアの羽があるか無いか、そういうことでしょう。

次に1番と2番でキズナが繋ぐとあるのですが、これが2番だとキズナが繋ぐ罠となっています。「四大陣営の全てのガントレットナイトのエース舞台に、団員を潜入させることを完了」とあったように作中で(今でいうLINEみたいな役割をしている)キズナのメンバーの中にスパイ的な役割のものが仕込まれていることは明らかとなっており、EP1で大浴場騎士団や大浴場の誓いなどの全てが筒抜けになっていることが暗示されているわけでしょうか。

歌詞に度々出てくる地獄と言うワード、これはあのAW4の世界、もしくはガントレットナイトが全ての戦争の道具として使われ、人類が荒廃した世界。あの地獄万力のような機械に人が入れられ脳だけ取り出されるような人類が人として身体を逸脱した後の世界を述べているのだと思います。
(個人的に最近読んでいる食糧人類に近いものを感じました)

そして個人的に気になっているところが1〜3番の各サビで最初は贖う右手、次に償う左手、最後に僕らの両の手に響けとあります。
ちょっと調べたのですが予言預言の言葉の意味が似たようで違うように贖う償うも言葉の意味が違うようです。根本の意味は同じですが贖うには何かを代償にして何かを手に入れるというニュアンスもあります。右手と左手でこの言葉の使い分けがなされている意味が何なのかわかりませんが、少なくともEP1段階では左手で鈴姬を殺めてしまっているので少なくとも歌詞通りのニュアンスだと思われます。
(そうなると幾度、血を流したとて君は穢れてなどいないというフレーズも非常に気になりますね)

最後に気になるところとして歌詞のサビで僕は仕組まれた異端者、翼なんか要らないとあるのですが、これが殺人プログラムとして仕組まれた都雄目線だとしたら、飛ぶためにガントレットナイトになることを目指した都雄が最終的に飛ぶことを諦めて、何か別のものになる意味合いが込められているのでしょうか。

はい

ということで考察になっているのか自分の憶測に過ぎないのかわかりませんが、EP1だけでも案外と歌詞に含みがあるところが多々ありそうです。

ちなみにOPムービーのall is in the name of guiding humanity down the right path、こちらの意味は全ては人類を正しく導くためにということでした。やっぱりね。

にしても歌詞にかっこいいフレーズが多いんですよね。爆ぜた極彩色の眼糸の切れた舞台装置仮初めの楽園…。
うーん中学生の時にうみねこにどハマりして中二病が進んだことが今に記憶に新しく感じますです。


重力などない
我は不屈のガントレットナイト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?