神イベントも時流で変わった。クラフトビアフェスティバル in AKITA(2023.9)
神イベント。
日本全国で地ビール祭り&クラフトビール祭りが多々ある中で、私が「神イベント!」と一押しするのが、クラフトビアフェスティバル in 秋田。
以前、レポート漫画にもしてみました……だいぶ昔だな!
チケット制で1杯300円。
しかも前売りチケットだとさらに安くなる。
ブルワリーの直接出店は地元秋田と東北周辺中心だけど、静岡や神奈川など遠方からも秋田に縁のある人がちらほらくる。
さらにゲストビール樽がゴンヌズバーっと30種も40種も出て昼と夕方で入れ替わったりする。
客数がそこそこなので、ほぼ並ばずにビールを買える。
テーブル&椅子もあれば立ち飲みもできる。
駅から直結の商店街広場で開催、徒歩2~3分の良アクセス、周辺にはホテル多数。
フードは秋田の美味しいものが色々出店。
さらに持ち込み自由だったので、隣の百貨店のデパチカで買ってきたり、近くでピザ買ってきたり、家から地域の特産品持ってきて皆でシェアしたり。
とにかく自由度の高いイベントだったのだ。
さすがに酒を持ち込んで飲んでる人は注意されるようになりましたが。
控えめに言って神神イベントですよ。
………でした。過去形。
コロナ禍でイベントが中止になり数年経ち、
2023年、ようやく復活しました。
派手にいくぜー!
といってもクラフトビールを取り巻く環境が大きく変わってことを受け、イベントも色々と変わってました。
8月末開催は9月中頃へ。
チケット制は各店でのキャッシュオンに。
会場は駅前から美術館&城前の広場「エリアなかいち」へ。
ゲストビールは無くなりました。(とりあえず今回は)
出店ブルワリーは7県12社。
地方のイベントだと平均的な出店数かな??
今回は千葉のロコビアや静岡沼津クラフト(柿田川ブルーイング)さんが参加しているのはありがたい。
そしてまた、「あくらビール」で長年ブルワーを務めた長谷川さんが独立してHOPDOGブルーイングを立ち上げたことも何気に大きい。
大会の実行委員長だし。
変わっていなかったのは長谷川さんの笑顔だ!
■イブキホップIPA ホップドッグブルーイング
最初にいただくのはもちろん、ホップドッグブルーイングのビール。
悩んだ末にイブキホップIPAをチョイス。
イブキホップって特徴を捉えるのが難しいよなぁといつも思ってるんだけど、それはそれとして飲む飲む。
口当たりはわずかに甘い、しかしドライ。
青青しいミカンとグレフルの皮から出たオイルをたらしたような弾ける風味。ボディは軽めかな?
■羽後麦酒 白コウジ甘酒セゾン
会場で偶然会ったビア友Aさんにおススメされてチョイス。
実はですね。
私もAさんも羽後麦酒はそんなに好きじゃあないんですよ。
そこをあえてオススメされたからには、飲むしかないじゃない!
どことなく麹の風味というか、弱い乳酸飲料+甘酒のようなフレーバー。
ホップとフルーティーさは白ブドウ系。
たしかにこれは美味いわ。
一皮も二皮も剥けたビールじゃあないのー!?
ええやん!これから応援するわ!
このあたりで、秋田や東北の知人・友人と会ったり挨拶したり数年ぶりにお喋りしたりしまくってました。飲むペースが上がらん!!!
■湖畔の杜 デュンケル
国内のデュンケルの中で1番好きなデュンケル。
麦芽が濃いめで焙煎感がわかりやすい。飲み始めから最後まで常に風味が新鮮で楽しいのだ。サッと飲むにもいいしジックリも飲める。
■柿田川ブリューイング(沼津クラフト) マージーサイドESB
日本のESBでめっちゃ好きな銘柄が2本あって、その内の1本がこのマージーサイド。(ちなみにもう1つは大分県のエール&エールのESB)
苦味と焙煎の風味のバランスが相変わらずいいなぁ。
日本人向けのESBとイングリッシュの間をとりつつ突き詰めた感じ。
■牛久醸造所 笑ふ門には福来る
ふんぎゃろふんぎゃろ!
銘柄名が好きで見かける度に飲んでしまうビール。
■まとめ。
さらに色々と飲んだりして帰りましたとさ。
豊富なゲストビールはなくなったこともあり、神のイベントから普通の良イベントになった印象………。ちゃうねん。
文句を言ってるわけじゃやないねん。
時流もボランティア問題も運営の負荷もあるだろうから、普通にしょうがないよねで納得できる話だよ。
そもそも今までがおかしかったんや!
ただ、秋田以外から行くか行かないかの問題になると、ビールのラインナップ次第かねぇ。近くに住んでたら絶対行くね!マストだね!
■おまけ
帰り際に岩手県を中心に店舗がある回転寿司や「すの家」でスシシスターハンター。
1皿1皿が安価だし、しっかりした大きさだし、美味い!
うっそ、こんなに美味しいのに飲んで食べて2000円いかないとか!!??
また来よう……。
みんなも俺と一緒に会場で乾杯しよう!たぶん来年も行くよ!
仕事が被らなければね!