見出し画像

家具に足の指をぶつけて痛い!骨折している可能性も

日常生活で「自宅の家具に足の指をぶつけてとても痛い」、そんな経験一度はされたと思います。
もしかしたら骨折しているかもしれません。
家具に足の指をぶつけたときは、適切な処置が必要です。
気が付かないうちに「骨折」している可能性があります。
足の指の骨折や変形、体の歪みなどの後遺症を残してしまう恐れがあります。
家具に足の指をぶつけたら早めの処置をしていきましょう。

家具に足の指が当たってとても痛い!応急処置の方法とは

家具に足の指をぶつけたあと、下記に当てはまる場合はすぐにRICE処置をしてください。
RICE処置に関してこちらも参考にしてください。

・痛く腫れている
・足に体重がかけられない
・何もしていなくても足の指が痛い

家具に足の指をぶつけただけと思っていても、実は骨折しているかもしれません。
適切な応急処置をしましょう。

①足の指を家具にぶつけたら足の指に体重をかけないで安静にします。

②靭帯(じんたい)や骨からの出血で腫れて熱を持っているところを冷やします。
ここで湿布などは使用しないでください。
冷湿布には熱を冷やす効果が低いからです。
そのため、先に冷水や氷水などで腫れている足の指を20分程度冷やして、腫れを引かせます。
20分以上冷やすと足の指が冷えすぎてしまい、凍傷になる恐れがあります。

③テーピングや包帯で指を固定します。
骨折している可能性があり、同時に靭帯損傷も考えられるため関節を固定しておく必要があります。
関節を固定しておくことで骨折の症状を悪化させないようにします。

④家具にぶつけた足の指を心臓より高く上げておきます。
足の指には、毛細血管が多く存在します。
痛めた足の指に血液が集まりすぎると、腫れが強くなります。
そのため神経を圧迫して、痛みを強く感じるのです。
足の指を家具にぶつけたらすぐに処置をして、骨折の可能性があるので接骨院や医療機関へ行きましょう。

足の指が家具に当たるのはどの指が多いの?

画像1

「急いでいて、おうちの家具に足の小指をぶつけた」
「ぶつけただけなのに医療機関で見てもらったら骨折でした」
こんな経験がある人は多いと思います。
家具に足の指をぶつけやすいのは小指(第5指)です。

では、なぜ家具に足の指の中で小指をよくぶつけるのでしょうか。
それは、脳が自分の小指の位置を錯覚(さっかく)しているからです。
私たち人間は、指の位置を実際の位置より1.5センチ程内側にあると認識しています。

小指は、痛覚が足の指でもより強く、他の足の指よりも痛みを強く感じやすい指でもあります。
足の小指は、家具にぶつけやすく骨折する場合が多い指です。
家具に小指を何度もぶつけてしまうのは、脳の位置認識の錯覚によるものです。
家具によくぶつける認識があるために骨折していても気づかない場合も多いのです。

家具に足の指が当たって痛いときは骨折もある?

画像2

足の指を家具にぶつけたらいつまでもヒリヒリ痛み、それが骨折しているかはわかりづらいものです。
足の指の骨折は、実は見逃されがちで、「実際は骨折していた」という場合も少なくありません。

・いつまでもじんじん痛む
・腫れがいつまでたっても収まらない
・ぶつけた足の指が皮膚の下で変色している(皮下出血)
・体重が足の指にかけられない
・足の指が普段動くはずのない方向に動く

このような状態が続いたら、骨折している場合があります。
すぐに接骨院へ行き処置と治療をしてください。

骨折は、時間がたつと自然治癒していきます。
しかし、骨折に気づかずに放置すると骨がズレた角度のまま治ってしまいます(変形治癒)。
足の指の骨折は、治療を早めに行う必要があります。
足の指を骨折すると長い期間足の指に体重がかけられなくなります。
体重がかけられないと、体の歪みが発生します。
歪みにより腰痛や膝の痛み、背中の痛みや肩こりにまで発展する恐れがあります。
家具に足の指をぶつけたら早い段階で治療していくことが肝心です。

足の指の治療法

画像3

オステロン
やましろ接骨院での治療は、家具に足の指をぶつけた患者さんの状態を診て、足の指を固定し患部を安定させる処置から始めます。
足の指の状態をみて骨折、脱臼の疑いがある場合には、すぐに専門の医療機関へ紹介状をお書きします。
専門医師の診断のもと、足の指の治療をプログラミングしていきます。

家具に足の指をぶつけたことによる骨折や靭帯の修復を早めるための治療として、電気治療や超音波治療を使用し早期完治を目指します。
骨折や靭帯損傷の痛みが落ち着いて、骨が修復してきたときには関節の動きや足の指に体重をかけるリハビリをしていきます。
足の痛みが少なくなってきたら指の可動域が正常に戻るように、関節を徐々に動かしていきます。
家具に足の指をぶつけて傷んでしまった足の指いつも通りに曲げたり伸ばしたり体重をかけたりしても痛みが出なくなれば、少しずつ軽い運動を開始していきます。

足の指の治療時間が長引くと、体の歪みが生じます。
体の歪みや日常生活に支障が出ないようにやましろ整体院トトノエルでは、医療機関とも連携をしっかり取りながらリハビリをしていきます。

こどもが家具に足の指をぶつけたら骨折?

画像4

こどもは、大人の目の届かない所で家具に足の指をぶつけ痛めている場合があります。
こどもと大人では、骨折や靭帯損傷の治るスピードが違います。
こどものほうが足の指の骨もまだ柔らかく、骨折も治るスピードも早いのです。
家具に足の指をぶつけてもこどもは回復が早いために、骨折していてもすぐに骨がくっつき始めます。
大人の骨折も同様ですが、より一層早く処置をする必要があります。

こどもの骨には骨端線(こったんせん)という成長軟骨が存在します。
成長軟骨を損傷すると曲がったまま治るなどの、後遺症に発展する恐れがあります。
足の指が骨折した場合には、成長の過程において十分に経過を追っていく必要があります。
痛みがある状態で歩行していると体のバランスが崩れ歪みも出てきます。
正常の歩行に戻るのにも時間がかかります。
家具に足の指をぶつけ初期の段階でしっかり治療しないと、将来、骨折していて曲がった骨を治すために手術になる場合もあります。
早期治療開始のために痛みを訴えた段階でお近くの接骨院や医療機関行きましょう。

まとめ

いかかでしたか?
ただおうちの家具に足の指をぶつけたといっても骨折している可能性もある怖いものです。

家具にぶつけたら早い段階からしっかり治療しなければ、骨折が変形した状態で治り、生活に支障がでてしまいます。
足の指の痛みが長引けば体の歪みにも関係していきます。
足の指はもちろん体全体をやましろ接骨院では、しっかりと治療していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?