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ヤマハは2輪用 パワーステアリングを開発 - No.240より

ヤマハは現在、全く新しいモーターサイクル用の電動パワーステアリングサポートシステム"EPS"の開発を進行中。アンチロックブレーキ、トラクションコントロール、アクティブサスペンションシステムに続く新世代の「ライダーエイド」の機構は、日本のモトクロス選手権に参加するファクトリーマシンに搭載され、最も過酷な環境下でR&Dが行われている。
 EPSシステムは、既存のステアリングダンパーユニットのように、小型の電子ユニットとステアリングヘッドの前側に取り付けられたサーボを使用して、電気信号を物理的な動きに変換するアクチュエータデバイスによって作動。自動車で用いられているいわゆる「パワステ」のような単なるパワーアシストではなく、モーターサイクルの操縦技術をより高次元に引き上げるのに役立つものとされる。

従来のステアリングダンパーに似た外観だが、磁歪トルクセンサーを使用した高度な技術が詰まっている


磁歪トルクセンサー

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