心の叫び The voice from bottom of my heart
一年前のわたしが並べたことばたち。
本当に成長したなぁと感じる反面、
なにも成長してないなぁと感じているのが、
いまのわたしの本心。
The words I lined up a year ago.
I feel like I've really grown, but on the other hand, I feel like I haven't grown at all.
ついに、初公開。
Finally, released for the first time.
もう隠すことはない。
あの日のわたしよ、こころよ、ひらけ。
No more hiding.
The me of that day, my heart, open.
また学校を休んでしまった。
あと一週間でテストが始まるのに。
このままで単位は取れるのだろうか。卒業できるのだろうか。
I was absent from school again.
The test will start in a week.
Will I be able to get the units as is? Will I be able to graduate?
家の外に出たのに、電車に乗ったのに、
化粧も髪も身なりも整えて学校に向かったのに。
どうしても行きたくなくなって引き返してきてしまった。
頑張って家を出てきたけど、せめて学校に行かなきゃって、学校に行くだけで花丸って思ったのだけど。
ある人の通知を見た私の心が脆いせいで。
Even though I went out of the house, I got on the train, and I put on my makeup, my hair, and my appearance, and headed to school.
I really didn't want to go and turned back.
I did my best to leave home. I thought I should at least go to school, just going to school was enough.
But... that's because my heart was fragile when I saw someone's notification.
最近、感情がめちゃくちゃで。
外出していても人目も気にせず涙を流してしまうことがある。
Lately, I've been in a mess of emotions.
Even when I go out, I sometimes cry without worrying about the eyes.
自分を肯定することに必死。
自分が悪いのはわかっている。
迷惑をかけているのはわかっている。
ごめんなさい だけでは伝えられない。
I am desperate to affirm myself.
I know I'm bad.
I know you are bothering me.
I can't just say I'm sorry.
やればいいでしょって問題なのだけれど。
でも、できなくて。
それが苦しくて、辛くて。
It's a problem that I should do it.
But I can't.
It's painful, so painful.
気遣ってくれる友人の行為。
起きたらカウンターに置いてくれている母のお弁当。
自分を悪く思わなくていいよって友人の優しい言葉。
欠席ですねってメールをくれる先生の対応。
The act of a friend who cares.
My mother's lunch box that I put on the counter when I get up.
A friend's kind words that you don't have to think badly about yourself.
Correspondence of the teacher who gives me a mail that I am absent.
応援してくれたり声を掛けてくれる人々に感謝なのだけどそれよりも申し訳なくて。心が痛い。
どうして自分ってできないんだろうって。
自分が生きていることを肯定するのに必死で。
I'm grateful to the people who cheered me on and called out to me, but more than that, I'm sorry. my heart hurts.
Why can't I do it myself?
I desperately affirm that I am alive.
今も、どうしても学校に行きたくなくなって、乗り換える駅からまた電車に乗って家に引き返しているのだけど、
涙が止まらなくて。
化粧したのにもうぐちゃぐちゃで。
周りからどう思われてるかわからないけど、
しゃくり上げるぐらい涙が溢れて。
Even now, I really don't want to go to school anymore, so I get on the train again at the station where I change trains and go back home.
But I can't stop crying.
Even though I put on makeup, it's already a mess.
I don't know what people think of me, but
I was so full of tears that I was sobbing.
このどうしようもない感情。
どんな過去からこんな心になってしまったのだろう。
This helpless emotion.
I wonder what kind of past led to this kind of heart.
これはサボりなのかな。
そうかもしれない。
でも、感情の整理で頭が精一杯なんだ。
どうかこんな未熟な私を許してください。
こんな問題児で弱虫な心を許してください。
I wonder if this is slacking off.
Might be so.
But I'm too obsessed with sorting out my emotions.
Please forgive me for being so immature.
Please forgive me for being such a bad girl and a weakling.
今日は、電車に乗って一人でただ泣きじゃくって、自分の部屋にこもって泣きじゃくって、頭を休めるために寝て、また考えてしまうと泣いて。
泣いても何も生まれないのはわかってるのに、
ただただ苦しみを感じて涙を流すことしかできなくて。
Today, I just cried alone on the train, shut myself up in my room and cried, slept to rest my head, and cried when I thought about it again.
I know that crying won't bring anything,
All I can do is feel the pain and shed tears.
理学療法士を目指す学校に通っている。
入学してすぐから、よくある楽な大学生活は諦めてください、いつか試験で泣く日が来ますって先輩から言われるぐらい、科目や試験は多いし、どこ見ても苦手な大量の暗記ばっかり。
試験は本気で勉強しないと受からないし、一教科でも単位落せば留年。大学入ってからの方が勉強してるって言う同じ学科の子も少なくないと思う。
特に、私の大学は同じ理学療法でも必修科目が多かったり厳しいと言われてたり。
大学の大変アピールはしたくないけど、でも、他の人とは違うって区切りをつけとかないと楽な方に流されてしまいそうで。
I am a student at a physical therapist school.
As soon as I enter the school, my seniors tell me to give up on the usual easy college life, and the day will come when I will cry on exams. There are so many subjects and exams, and no matter where I look, there are a lot of memorization subjects that I'm not good at.
If you don't study hard, you won't pass the exam, and if you fail even one subject, you'll have to repeat a year. I think there are quite a few friends in the same department who say that they have been studying more since entering university.
In particular, my university has many compulsory subjects even in the same physical therapy, and it is said that studying is tough.
I don't want to emphasize the difficulty of college, but if I don't set aside a line that I'm different from others, I'm afraid I'll be swept away by the easier one.
ただ理学療法士になりたいのだけど、親にお金も払ってもらってるし、絶対卒業して資格はとるって決めたのだけど。
知識にしろ実技にしろ頭に新しいことは入りにくい。
大学ではポンコツな立ち位置で、周りに迷惑かけたくなくて。
ただ頭の悪い子って思われてるだろうし、こんな風に自分でもまだネガティブにしか捉えられていないから、それを上手く笑い事にできてなくて。
大学での自分の存在意義を見出せていない。
だから、正直、大学は好きじゃない。
I just want to be a physical therapist. My parents paid for it, so I decided to graduate and get my qualifications.
But I'm not good at putting new things into my head, whether it's knowledge or practical skills.
I'm an idiot in college, and I don't want to cause trouble for those around me.
People think I'm just a person who can't study, and I still see myself in a negative way, so I can't laugh it off.
I have not found the meaning of my existence at university.
To be honest, I don't like college.
理学療法士になれたとしても、業務がこなせるだろうか。患者さんのための医療ができるだろうか。そもそも、資格をとれるまで辿り着けるだろうか。
実習はとっても楽しかったけど、今のところは、他のこともしたいからおそらく一生続けることはないだろうけど。
自分の未来と自分の障害のことを考えると、不安と恐怖に押しつぶされそうで、涙が溢れる。
Even if I became a physical therapist, would I be able to do my job? Is it possible to provide medical care for patients? Will I be able to obtain a national qualification before that?
Clinical training was a lot of fun for me. But for now, I want to do other things, so it probably won't last forever.
When I think about my future and my disability, I feel overwhelmed with anxiety and fear, and tears flow.
ほんの少し、脳の作りが違うだけで。
ドーパミンって物質が、ほんの少しだけ出にくいのがADHD（注意欠如多動症）。
お薬を飲んでもそれが、少し分泌量が増すだけで。
高校の頃から毎日飲むそのお薬には、高いお金がかかって。
でも、大学になって症状が増していて。
Just a little bit, my brain is made differently than other people.
ADHD (attention deficit hyperactivity disorder) is a substance called dopamine that is difficult to release.
Even if I take medicine, it only increases the amount of secretion a little.
The medicine I've been taking every day since high school costs a lot of money.
But when I went to college, my symptoms worsened.
ワーキングメモリが小さいから、すぐ忘れる。
注意力散漫で、聴覚にしろ視覚にしろ全てに気が散って。一つの行動にしろ、なかなか集中できない。
ケアレスミスが多い。
そもそも一つのことを始めること、成し遂げることに人より何倍もエネルギーが必要で頑張りたいことでも、やる気が出ない。
だから、たぶん一人で落ち着く時間が必要で、人より疲れやすい。
切り替え、時間と物の管理が大の苦手。
状況把握や情報収集、いつも人に聞いてばっかり。
普通の人がわからないけど、たぶん私の頭の中はいつも忙しくて、何をするにしろ時間がかかる。
人とズレた発言が多くて空気を読めないって言われることもよくある。え？って言われることが多い。でも、本当はおしゃべりな性格で発言しないと影が薄くなるのは嫌。言葉を口に出すのが怖い。何人かで集まって話すときは変な空気にならないか状況をずっと気にして、どう言えばその空気に入れるのか、他の人だったら何て言うかな、どう行動するかなって考えて、自分を殺して。
I have a small working memory, so I forget things quickly.
I'm an inattentive person, distracted by everything, whether it's auditory or visual. It's hard to concentrate on one action.
Many careless mistakes.
Before that, I need more energy than other people to start and accomplish one thing, and I don't have the motivation to do my best.
So I probably need time alone to settle down and get tired more easily than others.
I am very bad at switching, managing time and things.
I'm all about grasping the situation, gathering information, and always asking people.
I don't know about normal people, but maybe my mind is always busy and everything I do takes time.
I often say things that are different from other people, and I am often told that I can't read the atmosphere. What? That's what people often say to me. However, in reality, I have a talkative personality, and I don't want to be overshadowed if I don't speak up. I am afraid to speak out. When I get together with a few people and talk, I always worry about the situation to make sure it doesn't get weird. I kill myself thinking about what to say to get into that atmosphere, what other people would say, and how to act.
こんな風な私のポンコツさをも吹き飛ばすくらい笑ってくれたときは本当にありがたくて。
障害のことを忘れられているときが、今は幸せだから。
小さい頃から怒られてばかりで、自己肯定感が低くて、感情のコントロールが苦手。
ひたすら自分のことが嫌い。
I'm really grateful when you laugh so much that it blows away my clumsiness.
My happiness now is when my disability is forgotten.
Ever since I was little, I've always been scolded, and my self-esteem is low, and I'm not good at controlling my emotions.
I really hate myself.
普通じゃない人間でしかなくて。
本気で脳手術したいとも思う。
誰かの脳と取り替えたい。
普通がなにかわからない。
I'm just an unusual human being.
I really want to have brain surgery.
I want to replace someone's brain.
I don't know what normal is.
そう母に伝えると、父の遺伝だって言う。
全ては父のせいだって。
毎日、喧嘩。お互いをお互い受け入れられたいけど受け入れられない。私が小さかった頃のように、もう3人で食卓を囲むことはない。出掛けることもない。
問題の解決の糸口なんて見えもしない。
申し訳ないけど、この家に生まれて良かったって思ったことはないって家族にも伝えてしまっている。
本当に親不孝な娘だなとも思うけど、自分を自分として保つのに必死で。
たぶん、私の家族みんなそうで、みんな苦しいって叫んでいる。
だから、家族に感謝しなければならないけど、たくさん支えてもらっていることには本当に感謝だけど、心から好きになれない。どちらかというと一緒にいてるとしんどくなるから離れたい。
自分の居場所がわからない。
本当の意味で心を許せる人はいない。
心を許すことが怖い。
大学の友人、高校や中学の友人、大学になって外に出て出会った友人、家族。
誰にも自分の全てをさらけ出せない。
言葉にしたとしても、ほんの一部だし、
普段の生活に自信がもてない。
本当のポンコツすぎる自分を受け入れてくれる人なんて、この世にいないと思っている。
家族と上手くいかないから家を出たいけど、家から出たとしても、うまく生活できるかわからない。
一人暮らしは、自分の管理ができる自信がない。
今よりもっと関わる人に迷惑かけてしまう気がする。
シェアハウスは、はじめはできたとしても、すぐにボロが出るだろう。
また人に迷惑かけて、それなら一緒に生活しなきゃよかった、と私のことを嫌う人が出てくるだろう。
それが怖い。
深く人と関わることが怖い。
自分を自分の中で殺すことが怖い。
また怒らせてしまう、嫌な気分にさせてしまうって思うと怖い。
誰かと約束したとしても、
絶対守りたいって気持ちはあるけど、それを実行できるのか自分を信じられないときがある。
このことを母に話して、辛いねって言ってくれて嬉しかったのは覚えている。
遅刻だってそう、朝起きたとしても間に合うかわからないんだ。
あるとき、友達にこの時間ねって約束して、
遅刻したらごめんねって伝えると、
なんで？何か予定あるの？って言われた。
いや、そういうの苦手で…って言った後、
結局理解されなかった様子だったやろけど、遅刻せずに行けたと思うけど。
あ、普通の人ってこんな考えなんだって違いを認識した。
やることにしろ、それに対するやる気が出るかわからない。
提出物や試験勉強にしろ、全然やる気が出ないから最近はやる気がでるまで諦めてやらない。だから、いつもいつもギリギリで完成度は低くて、自分の思い通りの物はできないし、試験は間に合わなくて再試験。毎回1500円払って、どうして多数の人間はできることをできないのだろうって自分を責める。
最近、自分の障害について話すことが少しずつ増えたけど、それは自分の成長のためだと思ってる。
障害の名前を出してそこから説明することもあれば、こんなことが苦手ですって伝えることもある。
自分が障害者だろうが、どう見られようが、
自分は自分だって胸張って言えるようになるため。
これは、たぶん、これだけ言っている自分がいちばん向き合わないといけないことから目を背けていると思うから。自分が自分を受け入れられていなくて、そこができないと成長はないと思うから。
そして、生きやすい生き方を探すため。
誰かが何かヒントを知っているかもしれない。まだまだ私の知らない世界は広くて。そして、私のように生きにくさを感じる同じ境遇の人たちの力になりたい。
私は貴方の居場所になりたい。
もう大丈夫だよって苦しまなくていいよって伝えられる居場所でありたい。
自分らしく生きる。
何がなんだかわからないけど、
生まれてきたからには命を輝かせて生きたいんだ。
そして、いつかそんな世界で生きられると信じているんだ。
こんだけポンコツだから、人のコンプレックスや悩み、どんな事でも受け入れられる自信だけはある。
いつか死ねるもんな、
それまでちょっと生きてみよっか
生きてるだけで美しいんだよ
今まで流してきた涙さえも、
すべて今につながってて
輝いてるんだよ
苦しみを抱きしめて今を懸命に生きてるんだよ
死にたくても死ぬ勇気もないし、自殺できる人ってすごいなとも思ったこともあったけど
自ら命を絶つことの選択だけはしなくていいんだよ
命ってこの世でいちばん儚くて美しいものなんだよ
生きてるってだけで最高に美しいんだから。
ただただ書き殴っただけの日記のような、私の心のような。
誰だって苦しみはあると思う。
ADHDは33人に1人と言われている。
中でも、見えない障害のせいで苦しんでる人、苦しみを隠して笑顔を作っている人は、この世の中にはたくさんいるはず。
私は、そのことを一人でも多くの人に知ってもらいたい。
私もその一人。
高1の頃、診断されてお薬もらっているのは今のところADHDだけだけど、絶対に他の症状もある。
障害を言い訳にはしたくない。
だからといって、人に甘えすぎるのは違うと思ってる。
ここに書いたのは、ほんの一部だけ。
助けの求め方もまとまりも何もないけど、大きな声で叫びたい。
そして、そんな人たちの力になりたい。
私にしかできないことをしたい。
私の幸せがやっとわかった。
自分らしく生きること。
それが人のためになれば、もっと幸せだな。
発達障害は、誰にでも傾向があると言われていて、主に3つに分類される。
人によって症状の強弱や種類やいろんな障害が被ってるとか様々で、結局はその人自身をみることが大切なんだなって。
良かったら調べてみてね。
障害を｢個性｣と捉えること。
どうなんだろね。
身体障害者の保護者の声で、個性に障害を含めないでほしいって、個性は障害を外して見てほしいって聞いた。
今まで私は良いと思ってきた考え方だったけど、納得できた。たしかに、困っていることは変わりない。そこも個性と捉えたら、その人の個性はマイナスから始まる。その結果、障害者は劣ってるってことなのかな。
私にも良いのか悪いのか、どうしてほしいのかわからない。でも、変わらないのは、障害も個性も全てひっくるめて自分であること。
まだ、自分のこの障害のことは、家族以外6人とかにしか伝えたことがなくて。
今日も一人、伝えられた。
だから、できるかもしれないと思って、勇気を振り絞って今回あなたに伝えてみた。
私の名前を出すのはまだ控えてほしいけど、こんな人がいるってことは、どんどん周りの人に伝えてほしい。
いつになるかわからないけど、どんな人でも自分らしく生きられる人を一人でも増やすために、何かしら行動したい。
私にしかできないことをしたい。
その時はシェアや応援してもらえると嬉しいです。
ここまで読んでくれて、本当にありがとう。
日々成長🌱
Emi
一年前のわたしよ、よく今まで生きてきたね。
ありがとう。
The me of a year ago, I've lived well until now.
thank you.
これを50人に公開した2021年1月7日。
あの日から数ヶ月後の5月4日、自分のInstagramから公開したね。
January 7, 2021 when I confided this to 50 people for the first time.
A few months after that day, on May 4th, I posted it on my Instagram.
いつになるかわからないって言いつつ、数ヶ月で目指す姿は叶ってしまったんだよ。
だから、いまは次を目指しているよ。
I said that I don't know when it will be, but in a few months, my goal has come true.
So now I'm aiming for the next step.
もうすぐ、写真とアートで個展をするんだ。
なんとか、想いをカタチにしなくちゃ。
I have a solo exhibition of photography and art coming up soon.
Somehow, I have to shape my thoughts.
がんばるね、あの頃のわたし。
いままでよりも、もっと、想いを届けるよ。
きっと、きっと、叶えるから。
待っててね。
I'll do my best. To me in those days.
I will spread my thoughts more than ever before.
I'm sure it will come true.
Please wait.
2022.1.7
January 7 2022
Emi
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