やっぱり一人は嫌だ

今の私に全然満足していない。


独身貴族で気楽にやっていこう、というのははったりで、本当は一生を通して愛し抜ける女性がいるならそちらの人生の方が良い。一人の方が気楽だ、なんて考えは40歳を過ぎたあたりからじわじわと鳴りを潜め、「一人で生き続けるの、きつくないか?」と追い詰められるのがオチだと予想している。イチからパートナーを探すのは正直めんどくさい。ただ、頑張れば頑張ったぶんだけ自分の未来の人生が豊饒なものになるのだということを考えれば、今背負う苦労なんて苦労のうちに入らないだろう。


もっと気楽に考えればいいのだ。普段の生活で他人とほとんど話せていないし、友達だって全然いないのだから。いろんな世界に住んでいる女性と話すことって、とても楽しそうじゃない。本の中の世界、ドラマの中の世界、ネットの中の世界には存在していない、「リアル」の女性の話を聞けるなんて、とても面白いと思うんだけれど。今までも何人かの女性と会って、お話をしてて、ちょっとは楽しいな、と思った瞬間があったでしょう。いろんな女性のいろんな話を聞く、という理由だけでも十分に婚活を楽しめそうだと思う。


でも、アプリでマッチングして、そこから途方もないほどのメッセージのやり取り、それもまるで相手に全力で関心興味があるようなフリをしないといけないのはしんどい。でもそれは質問する内容が的外れだったり、そもそも自分とその女性の相性が良くなかっただけで、きちんと準備してから臨めば面白くなると思うんだけれどな。


甘い考えかな?でもそれくらい軽い気持ちで婚活をしないと精神を病んでしまうおそれがあるので、「これに全てを賭ける」なんて重たく考えないで、楽しい話が出来たら儲けものだな、くらいのスタンスでやればいいと思う。


今週中に婚活を再び始める。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?