婚活は諦めた
今の状況で婚活をするのはあまりにも阿保だし、そもそも婚活をするテンションが消え去ってしまった。
好きという感情が生ずるのは最低でも3ヶ月くらいの時間が要するような人間であり、しかしマッチングアプリを使用しての恋愛というものは3回目のデートで告白するのが暗黙の了解になっているとネットではよく見かける言説である。
しかし3回のデートで告白することは論理的に考えると非常にバカバカしいことで、でもそういったバカバカしいことを平気でやってのけるのが婚活という異常な場所である。
今年の1月末からちょこちょこ婚活をして、恋人ができたがその子はLGBT+で交際は不可になってしまい、7月からまたちょこちょこ婚活して、現時点での私の思いは、
「当分は婚活なんて歪な作業をしたくない、そんなことに30歳という貴重な年代の時間を費やすのはバカバカしい、今はそんな不毛なことに時間を費やすよりも勉強したい本が読みたい」
といった感じで、だからこの間マッチングアプリの有料会員を退会した、まだ10日ほど期間が残っていたが、これ以上続けてもバカを見るだけだった。
私は誰かと家庭を築けるような、器用な人間ではないような気がしていると薄々気づきながら婚活してて、でも現時点で婚活はうまくいかなくて、当分は婚活はしないので当分はひとりの充実した時間が確約されている。
それで安心しているところがあり、じゃあもういっそ結婚は諦めて、ひとりで生きていくことを選べばいいだろ、そうすれば余計な心配事を抱えなくて済むのだが、どこかでまだ結婚に対する盲目的なまでの望みがあって、それを誰かに砕いてほしいと切に願っている。
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