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March Madness開幕!!

3月も終わりにさしかかるころ、全米は大学バスケ一色に染まります。
その名も「March Madness」日本語に直訳すると3月の狂喜になります。
この時期はどのニュース番組でも大学バスケの試合が取り上げられ今年はどこの大学が優勝するのか注目選手は誰か、NBAファンはドラフトで獲得が予想される選手に注目するなどバスケの話題一色です。
日本でいうところの甲子園のようなものですね。野球ファンのみならず多くの方に愛される歴史ある大会です。

March Madnessとは
NCAAにはレベルによってディビジョン1からディビジョン3まであり、ディビジョン1に属する大学の数は約350校。そして、各地区での予選を勝ち抜いた68校のみが本大会に出場できます。予選を勝ち抜くと言っても68地区あるわけではなく、1年間の戦績や上位チームとの戦績結果や様々なスコアを元にして68校が選ばれるのです。選抜甲子園のようなイメージですね。
今年は3月17日(日)にSelection Sundayと言って大会参加チームが発表される日がありました。その模様は全米にテレビで生中継されています。

大学名の左横に書いてある数字はシードの数字です。
Zion WilliamsonやRJ.Barrettなどドラフト最注目選手が所属するDukeは第一シードということになります。March Madnessの見どころとしてシード下位チームが上位チームを倒す番狂わせが頻繁に起こることです。ブザービートで決着することも多くそれらの要素が3月を狂喜にさせる要因となっています。

こちらは今年のトーナメント表になります。68校がシード順に並んでいきます。大会前になるとどの大学が名誉あるFinal Four(ベスト4)に残るのか優勝チームはどこか予想するのが恒例行事になっています。バスケ大好きオバマ大統領(当時)も毎年予想することで有名でした。

なんと今年も予想していましたね。笑 
ちなみにオバマの優勝予想チームは第1シードのDuke大学。
意外と無難に当てにいってる感が否めません。笑

そのほかにも有名なコメディアンや俳優などが予想するなど、March Madnessを楽しむ1つの方法となっています。

また、アメリカ人の良い面もでもあり悪い面でもある、すぐにビジネス化するところからこんな企画も毎年行われています。

完璧にトーナメントの勝敗を予想したものには1億円の賞金がもらえるという大手ブックメーカーが行うこの企画。アマチュアスポーツにここまでの金額がつくのは紛れもなくアメリカでは立派な大会の証でもあります。
ただ、あくまで学生(アマチュア)が競う大会にここまで、あからさまにビジネス的な要素を写すのはどうかと思う気持ちも正直あります。。。。

Rui Hachimura-八村 塁

今年はゴンザガ大学で大活躍しカンファレンスMVPにも選ばれた八村塁に注目したいですね。高校卒業後、単身アメリカに渡り語学や大学の授業など多くの壁にぶち当たりながらもゴンザガ大学を牽引する選手にまで登りつめました。今年3年生の彼は大会終了後NBAドラフトに参加することがほぼ決まっています。(NCAAのルールでは1年間大学に在籍すれば早期ドラフトの権利が与えられる) 更に驚くべきことに全体4位指名の高い順位でドラフトされることが予想されているのです。(サイトによって順位に変動あり)


まとめ

日本で放送することがなくなったこともあり、露出度は少なくなりましたが
八村君の活躍で今年は大きく注目が集まりそうです。少しでも日本から試合を見たいと思っていただいた方は前回のnoteでお伝えしたカレッジスポーツを見る方法もご参照ください。


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