捲土重来

捲土重来(けんどちょうらい)

今日、いつものようにオーディブルを聴いていた際に知った言葉です。
ちなみに聞いていたのは森見登美彦の「有頂天家族」です。

話がそれましたが、みなさんはこの言葉をご存知ですか?
意味は「一度失敗した人がまた盛り返すこと」です。

耳馴染みのない言葉なので、インプットのために自分の人生で捲土重来の出来事を振り返ってみる。

私の捲土重来の出来事として一番当てはまるのは大学受験かと思います。

現役時代一つも大学に受からず浪人。
難関大学を目指していましたが、正直うかったらラッキーくらいの実力しかなかったので当然の結果ではありました。

それでも仲の良い友人たちは皆受かって大学生活へと足を踏み出していたのはそれはかなりショックでしたね。

現役時代予備校の先生も「浪人で急にレベルアップするなんてほぼ無い。浪人で受かるのは現役時代に受かるだけの実力があったやつだけだ!」と口を酸っぱく言ってました。

自分はギリギリ落ちただけ、努力もできる、という根拠の無いない不安のまま浪人生活スタート。

浪人生活は本当に自分次第でしたね。
だらけようと思えばいくらでもだらけられる。

実際最初の志を持って最後まで勉強している浪人生は半分もいなかったと思います。

自習室でただただスマホを弄っている浪人生を見て無性にイライラした記憶があります。
「勉強しないならじゃまだから帰れ。」

心の中で幾度となく唱えていました。
今ならアドラー心理学で身につけた人は人の精神で流せる自信がありますが当時は若かったですね。笑

毎日朝から晩まで予備校で過ごし試験前には15キロほど太りつつ迎えたセンター試験。

あれれぇ、思ったより点数取れてないぞぉ?

現役時代よりはしっかり伸びてましたが納得のいく数字ではない。

ただ、その時「去年もそんな感じだったなー」と冷静になれたのは経験の賜物。

去年は何の影響も無いセンターの結果に動揺して本命試験の前日は眠れなかった。

去年の経験は無駄ではなかったなー、と思いつつ本命へ向けて黙々と勉強。

本命の試験当日も去年その大学は複数学部受けていたので道のりには慣れたものでした。

もはや大学に着いた頃には受かる気しかしない。

いわゆるゾーンに入っていたと思う。笑

そして…

桜咲く🌸見事「捲土重来」を果たした!!


・・・

いかがだったでしょうか?笑

一単語インプットするための冗長すぎるストーリー 笑

もしどなたかがお読みいただいていたなら深くお礼申し上げます。

コメントなんかで皆さんの捲土重来ストーリーを聞けたら飛び跳ねて喜びます。

では今日も最寄駅🚉
お読みいただきありがとうございました。

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