見出し画像

【スタメン発表後プレビュー】川崎フロンターレVSガンバ大阪

前回までのあらすじ

前節、セレッソ大阪相手逆転負けを喫したフロンターレ。徐々に内容は良くなりつつも結果が伴わず未だトンネルを抜けることができない。チームの士気が落ちつつある中、チームのムードメーカーが帰ってきた。

前節のレビューはこちら。

ということで今回もスタメン発表後プレビューをやっていきます。



※この記事は素人フロンターレサポーターが100%フロンターレ目線で書いておりますのでご了承ください。

注目ポイント①:指揮官、司令塔の不在

今節、指揮官の鬼木監督がコロナの濃厚接触者となったため不在となる。
鬼木監督が不在の試合というのは私が記憶している限りでは初めての試合だと思う。

フロンターレに初のタイトルをもたらしそこから毎年タイトルを取ってきた鬼木監督は紛れもなく名将である。
試合中もよくプレスの掛け方を指示(俗にいう鬼指導)をしている姿も見られる。

そんな指揮官の不在がゲームに与える影響は大きいであろう。

また、怪我から復帰後アンカーとしてフル出場を続けていた大島僚太も原因が分からないがベンチ外。
彼のピッチ上の支配力は大きく紛れもない指揮官と言える。
実際復帰後の数試合の大島の王様のような支配力は目を見張るものがあった。
怪我でないこと、長引かないことを祈るばかりである。

鬼木監督、大島が不在というのはかなり痛いとは思うが、スラムダンクでいう安西監督不在の陵南戦のごとく、不在の影響を跳ね返す団結力を見せてほしい。

注目ポイント②:攻守の切り替え

今節、大島の不在ということで橘田がアンカーの位置に戻った。
前線3枚もマルシーニョ、レアンドロダミアン、家長といった今季開幕からしばらくやっていたメンバーに戻している。

このメンバーだとここ最近のポゼッションを高めていくサッカーというよりは前線から圧力をかけ続け、縦に速いサッカーになると予想される。

大島より橘田がはっきりと優れているといえる点は守備力だ。
左サイドバックでは良さを発揮しきれているとは言えなかっただけに、久々の本職のポジション復帰でその輝きを発揮してほしい。

ガンバ大阪は今季片野坂監督が就任してからポゼッションサッカーに移行しようとしているが順位から見ても分かるとおり、まだ完全に浸透していない。
そのため今節はベンチに座る相手フォワードのパトリックが途中投入され、パトリックめがけてボールを放り込む通称「パトポン」を途中から相手が使ってくることも予想される。

攻守の切り替えを高め、相手がポゼッションでこようがパトポンでこようが前から潰し、相手に何もさせない圧倒するサッカーを期待したい。

注目ポイント③:ムードメーカーの帰還

今節、怪我で長期にわたり試合から離れていた登里がベンチ入りをした。

登里はクラブ在籍14年目で、中村憲剛が引退して以来クラブの最も古株となる。

ファン感やサッカー番組の特集では彼が中心となり企画をして「ノボリP」と呼ばれるほどのチームのムードメーカー的な存在。

彼が長期間ゲームに絡めないのはピッチ内外で影響があったことであろう。

現在、フロンターレの調子は良いとはお世辞にも言えない。
それはプレーしている選手たちも分かっているだろうし、気分も落ちているであろう。

そんなチーム状況の中、チームの古株でありムードメーカーがベンチに戻ってきたのはとても心強いはず。

ゲームに出ればもちろんのことだが、出ていなくてもチームを明るくする働きを登里には期待したい。


首位のマリノスは6連勝と波に乗る。
3連覇を目指すフロンターレはこれ以上足踏みをしていられない。

鬼木監督、大島の不在を跳ね飛ばしホームで必ず勝ち点3を手に入れてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?