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良い発信者は必ず持っている双方向的視点

先日「東大作文」という書籍を読み、文章の双方向性について書きました。

まず双方向について簡単に触れておくと、「双方向」とは一方通行ではない、つまり相手と自分のことです。
文章ではあれば作者と読者の関係です。

私は東大作文を読んで以来、双方向性に気を遣うようになりました。
そうすると、良い発信者は双方向的な視点をしっかり持っているなと感じました。

私はVoicyという音声コンテンツをよく利用していて「oishi haru」さんと「大手町のランダムウォーカー」さんの二人のVoicyパーソナリティーの放送を良く聴いています。

この二人はリスナーも多くとても人気なパーソナリティです。
リスナーが多い理由として、そもそも他のSNSで知名度があったこともあると思いますが、それ以上にとにかく内容が分かりやすいことが一番の理由だと思います。

二人とも各回の放送は10~20分くらいなのですが、どんな内容でもリスナーを置き去りにしない放送になっています。

まず今日のテーマについて話、話すテーマの背景情報を説明し、わからなそうな単語は逐一短い説明を入れる。それもテンポが悪くならないように。

こうすること全てのリスナーに「?」が浮かばないように話しています。

この内容構成はまさしく「東大作文」に書いてあった双方向的な視点を持った内容だと気づきました。

Voicyに限らずSNSでフォロワーの多い発信者は皆この双方向的な視点が優れています。

SNSは一期一会的な側面が強いです。
SNSの発信は全世界誰でもすることができ、競合はごまんといます。

発信してもまた他の人の発信に流されて行ってしまうSNSでは自分の発信を見てもらうだけでも簡単ではありません。
運よく見てもらったとしてその内容が相手に刺さらなければもう二度とみてもらません。

そのようなSNSでフォロワーを着実に増やしている発信者は、その一度のチャンスを着実にものにする内容、つまり相手に刺さる内容を日々しているのです。

相手に刺さる内容=相手の「共感」、「理解」を得られる内容。
つまり双方向的な内容となります。

私も発信者の端くれとして、今後もより双方向的な視点を持って世の中に発信していきたいと思います。


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