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BIG LOVE RECORDS、9月のおさらい


1週間から2週間に1回となりましたBIG LOVE RADIOのSpotifyヴァージョンBIG LOVE  "SPOTIFY" RADIOの第5回、公開してます。よく考えなくとも1週間に1回は完璧に無理あるなと思っていましたが、だって15曲以上入荷から選曲毎週って計算合いません。というわけで今回からは通常のBIG LOVE RADIOのように「入荷する」レコード、そして再入荷したレコードも加え選曲した全16曲をご紹介。



最初と最後に私のしゃべりが入っておりますが未だ小さい様子。だいぶマイクの音はあげたのですが。たぶんiphoneやパソコンのマイクから直接レコーディングするのを前提にセッティングされているのかもしれない。今度は最大にして収録してみます。


そんな流れで明日の入荷の新譜の紹介です。なぜなら忘れがられがちそして私は忘れがちなこちらは音楽のnoteなのです。


こちらのアルバムもついに発売です。以前も私が好きだったバンドを二つ足したような曲を紹介しましたが、オタクをナチュラルに昇華させててナイスな二人組。カナダというのがだいぶある気がするのは例えばFUCKED UPという今や国民的人気なパンク・バンドがいますが彼らもそのあたりというのはC86やそれ以前やそれ以降の1980年代のバンドを日本人か?と思うほど知っていてカヴァーをしてました。Paul WellerがやっていたRespondのDolly MixtureとかPastels周辺で結成しまさにC86の顔的存在になったShop Assistantsとかその後のSarahのBlue Boyとか。


この曲は違いますけど。Fucked Upは感動させるなあ。この女性コーラスあたりはかなりそれらの影響下出しまくり。ハードコアとの融合加減はオタクじゃないと出来なかったかも。以前ボーカルのDamian Abrahamは「俺じゃなくてメンバーでその辺を好きな奴がいてやってる」と答えていたのでやはりギターのBen Cookの趣味なのかな?Ben Cook自体はポップはポップでもその辺りじゃない気もするから違うメンバーかな?


ロマンスで許せる稀有な人間。パンク出身でこの辺りの音?にトライする人は最近多いですがやはりそこはセンスに漏れがあって愛したいけどやはりダサいとなるのですが、彼はその点が完璧。こちらはBIG LOVEからの2016年発表の12インチとなんとVHSの曲ですがどちらも知らぬ間に廃盤になっています。で、いつの間にか高くなってる。


そして確かに許せる愛せる。許すと愛するは同意語とも思います。




そしておめでとう、私の大好きなTirzahのアルバム「Colourgrade」も発売です。

最初はダンスだったのにMica Leviに騙されこんなことになってしまっている。Hype Williamsがいない今、いやLolinaとDean Bluntとしているけど、しかしMicachuことMica Leviと彼女は私を救います。

オフィシャル・ビデオと言っておきながらほとんどプライベート・ビデオで曲は間の1,2分くらいしかないという素晴らしさ。ビデオのセンスもたまらん。ですが私たち日本人が気づいてしまうのはイギリスにももはやコロナは存在しないということである。実際は日本の人口比で言えば20倍の感染者数です。でも死者数は少ないんでしょ、と思いきやしっかりと人口比10倍死んでる!なのにみんなコレ。死生観の違いがあると思います。違いというより日本人はそもそもそんなこと考えたこともなく持っていない人がほとんどだとこのコロナ禍でメディアや政治や国に求める声を見たり聞いたりして思いました。ただ「愛する人も憎いあいつも誰もがいづれ死ぬ」と意識する方が良いのか悪いのかは別な話だし、ただ今で言えば少し僕らにも必要な気がします。


といった無駄な話全開のBIG LOVE RADIO、本日は9月最後の日ですので、定額マガジン購読者様に向け今月最後の限定公開番組VOL.331です。

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