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Sasamiのニューアルバム「Squeeze」


Nana Yamatoの「Before Sunrise(夜明け前)」の米国盤レコードが再入荷しました。


こちら1stプレスが黄帯で今回再入荷した赤帯が2ndプレス。もうひとつ実は一緒に3rdプレスが一緒に刷られているのですがそちらは桃帯で再入荷はなしです。2ndプレスを刷っている間に注文数が超えてしまったため3rdプレスを刷ったらしいのですが「注文にそのまま応えて沢山刷らなくてもよくない?」と我々がレーベルに言ってしまったため3rdプレスは2ndプレスより少ないのです。1stプレスと2ndプレスは同じプレス数です。


2ndと3rdプレスも持っているとレーベルから聞いたアメリカの流通会社のサイトを確認するとどうやら今回の分も完売してしまったようです。ここがNOT IN STOCKとなるとマジで再入荷ないので。ですのでウチも再入荷はなさそうです。レーベルDull Toolsが知らぬ間に4thプレスも作らなければ…今ならウチにあります。下記からどうぞ。


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以前も同じようなことをお話しましたがBIG LOVEでは大和那南のレコードを限定数にするのは以前のレーベル時代による教訓からです。最初は売れる分をインディペンデント・スタイルで作っていたのですがある日流通会社から「在庫が切れると売れどき逃しますよ。あとレコード店からクレームが来ます」と言われたままの注文数を納品するとその1年後に6割以上返品され始めました。もちろん売れなかったのは自分の責任ですが我々としては結果余分なプレス代金+JASRAQへはプレス枚数分の印税を支払うため実際売れた倍から3倍の印税の支払い+流通会社への在庫倉庫代+最終的には流通会社から在庫破棄代などなど請求される始末だった…といった反省からです。でも私がまともならもちろん回避は出来たはず。


限定でレアなものだから良いわけではないですが、与えすぎると人は残酷に飽きます。単純に作品が売れなかったという話でもあるかもですが、でももし私が作品の売れる枚数を見極めその8割ほどをプレスしスタジオ代や印税など差し引いても利益が出る価格にてさらに流通会社を通しての販売ではリスキーと判断したならば限定店のみに直接販売するような形をとっていれば、レーベルにとってもアーティストにとってもそして本当に欲しいと思ってくれるリスナーの方々にとっても良かったのではないかと思います。腹八分目はマジ間違えてないかも。まだインターネットもそこまで浸透していなかったので現在のようにはうまくいかなかったかもですが、ただクチコミの威力は今よりもハンパなかったのでやはり自分としてはそうしとくべきだったと思います。でもあの時は見栄もあったのです。

流通会社にも相手にされない手売りからはじめた私としてはようやくここまでこれたという気持ちも強く、また流通会社の人も良いことを言ってくれます。なにより都落ちなどと思われたくなかった。レーベルに所属するアーティストに対しても流通がしっかりしていないと申し訳ないと思う時代だったし、たぶん彼らも「だったらここでやる意味ない」と思ったことでしょう。それは渋谷系と呼ばれた人たちがまだまだ売れるまだまだ大きくなりたいと思っていた頃。宇多田ヒカルやドラゴンアッシュが登場し世間がもっと気楽に楽しめる代替品はすでに存在していたにも関わらずみんながみんなまだ夢は冷めないと信じていた時代。1999年の話でした。




Sasami姉さん(私みたいな年寄りにそんな呼び方してもらいたくないと思いますがリスペクト込みです)最初はジャケットといいメガデスのドラマー、ダーク・ヴェルビューレンが参加とちょっと内容も怖すぎなんじゃないかとビビリましたがなんとセンス抜群な新曲。そういうことですよね!さすが元Cherry Glazerrのメンバー。何がさすがなのかわかりませんがとにかくアルバムは金曜日発売です。

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