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Alex Cameronのニューアルバム「Oxy Music」


業界の意向もありここ10年くらい前から新しいレコードは(CDもですが)金曜日発売となっています。でもたぶんこれは欧米からの輸入盤に限ってのことで邦楽は月曜日発売?それはオリコンチャートの影響があるようです。

ですので我々は入荷したレコードを販売するための準備で金曜日はてんやわんや。せっかく出来た趣味である競馬の予想をする時間もありません。ただ私のような素人などが予想したところで競馬は当たりません。たしかに多少の確率は上がるかもですが、勝負レースも選べなければ回収率50%が良いところでしょう。ただ競馬ファンの多くはお金を回収することより当たることが楽しみとしている人が多いと思われ、実際ハズしたとしてもお金を失う悔しさよりレースに負けた悔しさの方が大きそうです。同じ負けるでも昭和の時代のような博打感覚の人々は少ない気がするし。

私はと言えば当たりたいのか儲けたいのかそのどちらも微妙でよりやっかいです。実は30年も仕事にしてしまってるレコードや音楽もそうで、好きなのか儲けたいのかよくわかりません。でもいつの間にか激推しした新人バンドが太って禿げて再結成したり俺しか好きな奴いなかったはずのバンドがオブスキュアと言われ再評価されていたり、ただ新しいバンドのレコードを紹介して買って自分の部屋はシールドが閉じられたままのレコードが山積みされていくだけな30年だと思っていたけど。競馬もそんな感じで続く気がします。


ただ競馬って長く愛してずっとやられる方が多い気がします。カルチャーやレコードはマジない。あれだけレコードと結婚すると言っていたDJの子も買っておらず(DJはしてるかもしれませんけど)でもその子が悪いわけではありません。カルチャーやレコードにはその魅力が欠けているのだと思います。90年代カルチャーにどっぷりいってた人が2000年を境にアイドルにハマった理由も同じくで、そして1999年に失ったその魅力を地下アイドルの人たちはしっかり補ってくれました。今はカルチャー界隈にいる人たちよりアイドル好きの人たちの方がカルチャーの感覚を持っている気がするし。何より楽しんでるというか面白いと思ってそれに打ち込んでる感じがして、その辺を我々が消費者に与えられていない反省は競馬をやればやるほどありありです。マジで。



TRACE MOUNTAINS 'HOUSE OF CONFUSION -LTD. PINK VINYL- ' LP

前作が結構良くて本作はさらに無駄なドリーミー感が払拭されて殻破った感じで素晴らしい。彼らのように修正していくバンドは聴いている者にとっては格好がつかないので評価されづらいけど私はしっかりと取ってやったぞ。めちゃくちゃやっていたヤンキーが格闘家となりお母さんに車買ってあげれば世間は絶賛しますが彼らみたいな微妙な立場の人間ががんばっても評価してくれません。そんなに世間は甘くはないのです。ヤンキーにボコボコにされた経験よりヤンキーではないクラスメイトにいじめられた経験の方が我々は圧倒的に多いのでめちゃくちゃなことをやっていたヤンキーが更生すれば許すどころか絶賛しますがいじめた人間は絶対に許さないのです。数の勝利です。




COME TEES 'SMASH HITS #3' LONG T-SHIRT


こちらのnoteで紹介するのを忘れていたBIG LOVEの新しいTシャツです。デザインはちょうどコンバースとのコレクションが発表されたばかりの長い友人COME TEESです。


こちらありがたいことに海外からの注文が殺到いただきましたがちょうどロシアが戦争を始めて郵便のエアー便が全て止まってしまった。頼むよープーチン。


ボディは今回もEcocycle。

ECOCYCLEの製品はリサイクル糸50%、BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)糸50%、スペインの高級綿紡績会社Belda Llor ns社の綿100%の糸で生産されています。Belda Llor ns社の工場では75%が太陽光発電でまかなわれており、エコテックス規格100およびグローバル・リサイクル・スタンダードの認証を受けています。従来の綿花に比べ1ポンドあたり5.46平方マイルの土地耕作と2,024ガロンの水、14.90kWhの電力、7.85ポンドのCO2を削減しています。

ビニール全開のレコード売っていても誰にも怒られないに違いない持続可能な開発目標なレコード店と仲真史がこれで成立であります。私みたいに色々発言も行動も危うい人間は先に手を打っておかなければいけません。ウクライナにも追い寄付しとこ。




ALEX CAMERON 'OXY MUSIC -LTD. TRANSPARENT BLUE VINYL- LP

この普通のようで変態な人のアルバムはもう紹介した気がする。だいたいコロナ禍で痩せてきたミュージシャンはヤバいスピリッツを持ってる人間で例えばshameの面々とかChubby and The Gangとかあと女性でも何人か。もちろん痩せれることが正しいと言っているわけでなく、ただ逆にストレスで太るならわかるけどだってみんなこの人たちわざとだもん。困難な時にさらに困難極めるマゾな彼らはこの2年で全員沢山の楽曲を制作し作品を発表した。振り返れば人生に於いて貴重な時間であったコロナ禍に於いて果たして私は何をした。地球の裏側で戦争が始まったのであればまた同様に私は何をする。考えている時間はないので何かしよ。



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