【家づくりアドバイス】腰高窓の大きさと取り付けの高さについて考えて下さい!家具とカーテンが干渉するかどうかを確認してください!
家具とカーテンを同じSHOPで購入しようと考えてますか?きっと家具は家具屋さん、もしくはインテリアショップ、カーテンはカーテン屋さんもしくは住宅会社さんで依頼することが多いのではないでしょうか?
今回は家づくりに置いて腰高の窓の大きさと取り付ける高さについてアドバイスをさせて頂きます。
上の写真は以前に家具を提案した事例でカーテンの丈と家具の高さがちょうどピッタリに納まっている写真となります。それに対して・・・
こちらの写真は家具の高さとカーテンの裾が干渉してしまっている写真です。このところの家づくりでは採光を多く取り入れるために窓の大きさが以前に比べて大きくなっているように思います。以前の腰高窓は高さが90㎝で取り付け高は窓のトップが200㎝となるように取り付けるので、窓枠下が110㎝ほど空いているケースが多かったのですが(下の写真のように)、
ここ最近は窓の高さが110㎝もしくは130㎝と大きくなっており、腰高の窓を高さ200㎝のところをトップとすると窓枠下は90㎝となります。腰高窓が110㎝で窓枠下が90㎝という場合、カーテンは窓枠から15㎝~20㎝長くするため
カーテンの丈は床から70㎝のところが裾部分となるのです。
窓枠下90㎝の壁に高さ80㎝以上の家具を設置すると・・・
このように家具とカーテンが干渉してしまうのです。
こちらの事例はカーテンの丈がやや短く製作したにもかかわらず、窓枠下90㎝の壁に高さ80㎝の収納家具を置いたところ・・・
家具とカーテンの裾が干渉してしまったのです。このケースはカーテンの丈はやや短めにつくっているので高さ75㎝ほどの家具であれば、家具とカーテンは干渉しなかったのです。
家づくりにおいて、窓下のスペースに家具を置く予定があれば・・・その家具の高さを確認して下さい
家づくりにおいて、窓の大きさと窓の取り付け高は窓下の壁、窓下のスペースをどのように使用するか?具体的に考えて決めてもらいたい!ということをアドバイスさせて頂きます。
窓枠下が90㎝でカーテンの裾が枠下20㎝長くなっても、高さ70㎝の家具であれば家具とカーテンは干渉せず、ぴったり納まるのです!
下のケースもダイニングテーブルの奥に設置された窓と窓に取り付けられたウィンドウトリートメントは・・・
窓枠下が86㎝ほどでも・・・シェードの丈を10㎝弱だけ長くしたことで、高さ72㎝のダイニングテーブルとシェードが干渉しなかったのです。窓下の使い方を事前に考えておけば、カーテンの丈の長さを家具の高さに合わせて製作することが出来るのです。
家具よりも先にカーテンを注文しない方が良い・・・という場合も
このことを考慮すると、腰高窓のカーテンは家具よりも先にオーダーしない方がいいという仮説を提案したいと思うのです。
私たちインテリアショップBIGJOYでもカーテンを販売しておりますが、私たち家具屋目線でカーテンを提案するメリットは、その窓下のスペースをどのように活用するか?具体的な話をさせて頂いた上でカーテンの丈を提案することができるのです!
意外と盲点なのが主寝室や子供部屋です!
カーテンと家具が干渉してしまうケースはもちろんリビングダイニング空間だけではありません!特にその事象が多いのが・・・主寝室と子供部屋です
ベッドのヘッドボードの高さとカーテンの裾が干渉してしまい、カーテンの裾がヘッドボードと被ってしまったり、お子さんの部屋に置いては勉強机、デスクの上置きやデスクの天板、電子ピアノとカーテンが干渉してしまうことがあるのです。
インテリアショップBIGJOYが企画した上のオープンラックは高さを70㎝とすることを重要視しました。通常このようなシェルフは高さが75㎝以上あるタイプが多く、高さ80㎝を超えればカーテンと家具が干渉してしまう可能性が高くなるのです・・・
家具の高さを70㎝とすることで、カーテンと家具が干渉する可能性が低くなるため、高さ70㎝の家具は様々な壁に設置することができることとなるのです。そんな視点で家具を考え提案しているのがインテリアショップBIGJOYなのです。
きれいに納まると気持ちがいいですよね!
家づくりをする際に、その部屋をどのように使用するか?具体的に考えた上で窓の大きさ、取り付け高を決めるのも重要ではないでしょうか?
インテリアショップBIGJOYでは間取りが決まる前に『家具の置き方』という視点からその間取りの問題点をアドバイスしたいと考えております。家づくりの途中の方にも是非家具屋さんへ来てもらいたいと思うのです。ハードからソフトという従来の家づくりのあり方ではなく、ソフトからハード、使い方からお部屋の広さや形を考えるという逆流の家づくりもありなのではないでしょうか?
そんな考え方を『きっと家具から始まる家づくり』と言っております。「家具屋さんへ間取りが決まってしまう前に行く」というアドバイスをここではおすすめさせて頂きます。参考にしてください。
インテリアショップBIGJOYではこんなカーテンも提案しております。カーテンの裾部分に異なる生地を縫い合わせたり、カーテンレールの端のみ色を変える提案などをしております。カーテンも倍ヒダというのが標準仕様ですがBIGJOYではカーテンのフックの数を偶数にしたフラットカーテンをおすすめしております!生地の使用メーターが少なくなるのでオーダーカーテンでもコストがややお値打ちになります。カーテンの相談も是非、インテリアショップBIGJOYへお越しくださいませ。
カーテンの端のみ異なる生地を縫い合わせたり、カーテンを束ねるタッセルもツートンカラーとするオリジナルアイデアもありますよ!
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