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エッセイ448.大晦日に2023年を振り返る投稿祭り(1)暑すぎた

朝刊をドアから抜いてきて、夜更かししてまだ寝ている人々をそのままに、お節料理にかかります。

一日台所に立っているのも疲れるので、
ちょっとやってはブログを書こうと思います。
なので今日は、三つぐらいブログを投稿してしまうかもしれません。

ご存知のように、2023年は世界中どこでも、一番暑くなった年でした。

今、冷蔵庫に入りきらない巨大な生協の白菜が、台所にころがっています。
冬でも食べ物を外に出しておきたくない、となったのはいつごろからだったでしょう。

昔 実家で、お正月頃はいつも、小さな樽で白菜漬けをしていました。
朝になると薄氷が張っているのが普通でしたが、そうではなくなって久しい。

さすがにこのところの寒さで、ベランダのコンポストは発酵が遅いですが、
それでも日中の外出は、一番薄手のナイロン綿のジャケットで十分です。
一昨年ぐらいから、一番厚手のダウンを着ていません。
(過去の写真で確かめました)

昨日、暗い部屋の中でテレビを見ていたら、画面を横切るのがなんとコバエ。
夏には、有機肥料を使ったプランターに、驚くほどコバエが集まっていて、
コンポストのコミュニティでも話題になっていました。
異常気象で今後 虫害が激しくなっていくようです。

地球は、「ここまで来たら後戻りできないティッピング・ポイント」を、
ついに今年は超えただろうという報道も多く見ます。

暗い気持ちにさせてしまっては申し訳ないのですが、
今年は落ち葉でさえ普通ではありません。
場所により、銀杏の木は緑と黄色がまざって、
枯れたままに枝から落ちることができまていない木が多いです。
秋の訪れとともに一斉に道に散りしくはずの葉っぱたちが、
枯れたままに、落ちることができない。
今日お出かけになったら上と下を見上げてください。
落葉樹の多くに、枯れ葉がついたままであり、
地面は、それでも落ち始めた葉で、落ち葉掃きが必要な状態です。



サウジアラビアの生徒を教えていて驚いたのは、
降雨が年に二回で、そのときはみんなが外に雨見物に出るということと、
40℃を超える日が続くので、作物はほとんどできず、花さえも輸入であり、
飛んでいる鳥が暑さのために落ちてくるのが普通だということでした。

自分が生きているうちに、日本も世界も、そうなっていくのではないでしょうか。
現実味を帯びてきた地球の沸騰を考えない日はありません。

では、今からチャーシューを漬け込んで来ます。

サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。