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エッセイ441. 3週間の帰省の旅(17) ・Day 17 シドニー・オペラハウス

Day 17. 2023年11月7日 火曜日

シドニー3日目です。半袖でも暑いと感じる陽気になっていきました。
寝込んでいた長女は、とうとうERに行き、とても良いお医者さんに診てもらい、翌日行くべき病院も紹介され、一安心しました。症状もだいぶ収まったとのことです。


今日も夫と二人で歩き回ります。
シドニー坂だらけ。
腰痛い。

今日は、行ってみたかったオペラハウス・ツアーに参加しました。ヘッドフォンをつけて説明を受けながらの1時間の見学。遠くからは卵の殻のように見えるあの連なった屋根は、スウェーデン製のタイルだそうで、近くから見ると青みがかったベージュでした。多岐にわたる説明の全てが理解できたわけではなかったので、そこは残念でした。夫も日本で、こんな感じでいるのかなぁ、いつも。帰ったら、もうちょびっとだけ親切にしよっと、と思いました。あと、もっと英語勉強しようとも思いました。
シドニー・オペラハウスは、オペラだけではなく、バレエ・現代音楽・クラシック音楽や様々な公演があるそうです。小規模から中規模の劇場がいくつもあります。なにかの理由で、大規模な公演はしないのだそうです.(聞き取れなくてよくわからなかった・・) もうすぐアンネ・ゾフィー・ムッターのリサイタルがありますと聞き、うわ〜、いいなと思いました。こちらに滞在中に、"Twelfth Night"(十二夜 byシェイクスピア)を小劇場でやるので、一瞬見てみたいと思ったけれど、絶対言葉がわからないので諦めました。現代語でさえ全然ついていけていないのに、シェイクスピアは無理!

オペラハウスの中の横に長いカフェ部分も、湾を囲むレストラン、カフェ群も、旅行中で金銭感覚が麻痺している観光客向けばかり。私たちは、「絶対美味しいに違いない」と思いながら素通りしました。

長女が現況報告をすると言っていたので、一度ホテルに戻り、ごろごろしていましたが、昼夜逆転でまだフラフラするとのことなので、今日は会わないことにして、夫と二人でバーに行きました。結構歩いているので、目印があると、自分がどの方向に向かっているのかが少しわかるようになりました。

今日行ったのは、Three Wise Monkeysというパブで、入り口に「見ざる言わざる聞かざる」が乗っかっていました。
やっぱり肉でしょうと思って、量が多いのがわかっていたので、ステーキを一人前頼み、分けました。本当に量が多く、でも美味しかったです。



ホテルの部屋は、ドアを開けると広いバスルームエリアで、左手にドカンと大きなバスタブがあります。剥き出しで。洗い場はもちろんなくて、その左右にトイレとシャワールーム、右側に洗面台があります。
チェックインして以来、朝に晩にバスタブに浸かっているので、生まれて一番ぐらいに体が綺麗かもしれません。シャワーしかないモテルにずっと泊まっていたので、バスタブがあると、入らないと損みたいに思ってしまうのでした。そして、お湯を流すたびに、もったいない、罰当たり・・と思うのです。


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