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エッセイその25.意外に職人肌だった件(上)壁の章

住んで10年以上になる社宅である戸建ての我が家。
貸家でありますので、建材がミニマムな品質、かつ、
不思議なところに足が沈むスポットや、
住民退去のたびに張り替えるであろう床材が、
端から捲れてくる、壁がじわじわ剥がれてくる、などはあります。

こちらも、出て行く時にはクリーニング費を払うのだと思うと、
自分が腹を痛めて、って、こういうときに使うんじゃないけど、
自腹で購入した我が家と違い、掃除も今ひとつ熱意に欠けます。

ところが、長引くコロナ禍、在宅時間が長くなってくると、
もう少しカンファタボ〜に暮らしてみたいという意欲が湧いてきました。

そこで、以前から気になっていた、
ゴミ箱の取り扱いを大変更し、それに伴って、
消えたゴミ箱が押し付けられていた壁の汚れを
なんとかしつつ、もう少し機能的にしてみたい。
そんな希望を抱くようになってきました。

そこで、100均とアマゾン その他をじっくり調べてみて、
最初に選んだのは、マスキングテープの老舗、「カモ井」さんによる、
壁紙用マスキングテープ・10センチ幅×10m(長さ)です。


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素人が失敗しそうな大きめなシートは敬遠したかったのと、
色もたくさんあり、長さも十分に思えたからです。

やってみたところ、色は気に入ったのですが、
やはりもう一人の人に手伝ってもらい、
スタート地点から、ちゃんとずれないように気をつけて、
慎重にやるべきでした。
どうしても斜めになってきて、地の部分がのぞいてしまいます。
途中で直そうとすると、またまたシワが入って、
それを回復させることができませんでした。

しかし私は、愛する100均のワイヤーシェルフ用ワイヤーをその上に留め、
手近にあると助かるなあと常々考えていたものを設置してみました。

食器籠、ラップ類、調味料、ティッシュ、スパイス類、
すぐにどこかに見えなくなる麺棒、掃除用スプレイボトルなどです。

その下に、つい蹴っ飛ばしがちなコンブチャの瓶やや糠床を置いてみますと、
なかなか使いやすい、お料理ステーションができました。

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カモ井社の「10センチかける10M」って、かなりあると思いましたが、
貼ってみますと、そうでもなかったです。
上の写真にある面積でちょうど終わりました。

これで、買った時が780円ぐらいでしたかな、1巻が。
シワや、床の近くの変なところは見なかったことにしてください。


次に気になったのが、台所の入り口のスイッチ周りです。
どうしても手垢で汚れてきてしまいます。

今度は100均の壁紙リメイクシートを使ってみました。
下手なので、マスキングテープ同様やっぱりシワはできましたので、
どうせ下手だから、次も100均でいいやと思いました。

こちらです。

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100均も、変に凝ったレンガ風とか石壁風はいいから、
もう少し色のチョイスを増やしてくれると良いなぁと思いました。

これでスイッチ・オ〜ン! となりまして、次なる挑戦は。

次回に続きますね。

読んでいただいて、ありがとうございました。


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