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エッセイ438. 3週間の帰省の旅(14) Day 14. 少しハイキング


Day 14 2023年11月4日 土曜日


トップ写真は、義弟がオンライン講座で習って育てている盆栽です。

義妹夫婦の家に泊めてもらった翌朝は、恒例の義弟の作る朝ごはん。ブラック・プディングというのは、豚の血を入れ固めたソーセージですが、スパイシーでとても美味しいです。スクランブルエッグ、茸のソテー、スモークサーモンの軽く火を通したの、ベーコン、アボカド、サワードウのカリッとした噛み応えのあるパンのトースト。美味しかったです。

その後、義妹夫婦と姪と私たち、犬のみんなで車で5分のところから始まるブッシュ・ウォークに行きました。ブッシュを辞書で調べると、灌木ですが、ブッシュ・ウォークとはハイキングのことだそうです。木のように見えるのは、ジャイアント・ファーンです。ファーンとはシダですが、巨大な蕨です。遭難したとき、この蕨の中心、これから葉になる丸い部分を食べてしのげるそうです。アクはあるのだろうか。でも遭難中にせっせと巨大蕨のアクを茹でこぼしてもいられません。
ときどき急な登りがあり、はぁはぁと息切れをして、私が「ごめん休む」と言ったら、全員が止まりました。みんな休みたかったのか。
巨大シダと樹々の間の木漏れ日の道を40分歩くと頂上です。いくつかある見晴台からは、はるかにオークランドの市街や、空港が見えます。気候は早春という感じです。

帰ってからベランダでお昼を出してもらいました。あれだけ朝ごはんをお腹いっぱい食べたのに、やっぱり普通に食べられます。ガーリック風味のほうれん草とチーズ、ひき肉のフィロ。フィロとは、フィロペーストというとても軽くて薄いパイ生地のような生地で作るもので、サクサクとして重くなくて、美味しいです。写真がなくて残念。

5時半においとまをして、オークランド市内のレンタカー屋さんへ車を返しに行きます。ガソリンを満タンにして行き、荷物を積み替え、空港の近くのモテルまでシャトルで送ってもらいました。明日も早朝の出発です。


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