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エッセイ435.3週間の帰省(11) Day 10. &11. オークランド

Day 10. 2023年10月31日 水曜日

午前2時半に起きて、帰国する次女を空港に送りました。手続きは3時少し過ぎには終わりましたが、4時まで出発ゲートへの入り口が開かないので、それまで開いているお土産やさんなどを見て時間を潰しました。時間が来たので次女を送り出し、部屋へ戻って2時間寝ました。6時にチェックアウトをして空港へ。自動チェックインで荷物から解放され、8時にはクライストチャーチ国際空港を出、9時ちょっとにオークランド国際航空に着きました。
これからは本当の帰省で、人に会いまくりです。

予約したレンタカーの手続きを済ませ、オークランド市郊外の夫のいとこの家へ。いとこ夫妻と姪たち三人が迎えてくれました。キッシュやソーセージーロールの昼食をご馳走になり、大人たちは積もる話をし、私は目を開けているのに必死です。思い出話とNZの政治の話が早口で交わされるので、全然ついていけないからです。

それから、夫の好きな紅茶専門店で紅茶を買い、義母のお墓参りに行きました。
墓碑銘は左半分に義父のものが刻まれているだけで、今回義妹に会ったらどんな言葉にするかを決めることになっています。

今日の最後に、夫の高校の友達の家に行きます。Facebookで私たちが帰省することを知り、一泊のお宿を提供してくれたのです。
スカイタワーと街のビルが立ち並ぶのが窓から見えます。
夫と友達夫妻の話が弾む側で、ときどき船を漕いでしまいました。



Day 11.  2023年11月1日  水曜日

お世話になった夫の友人のお宅で、朝ごはんをいただいてから、次の目的地、北の島でも北の方で Up Northと呼ばれる地方の、ファンガレイの親戚宅へ向かいます。車で2時間弱の距離で、途中一度お茶休憩をして、夫の生みの母の家には午後2時過ぎに着きました。お茶とお菓子を前に夕方までおしゃべり。今はまだデイライトセービング(サマータイム)の時期なので、日本との時差は4時間です。今調べたら、午後の8時少し前に日没になるそうです。
夕食は、ファンガレイにたくさんいる親戚の集まりに寄せてもらいました。昨年2022年の帰省は、こちらもまだまだコロナに用心をしており、親戚たちにもなかなか会えませんでした。こちらの方の親戚に会うのは4年ぶりになります。ティーンエージャーだった子供たち賀それぞれのパートナーを連れてきていていたり、赤ちゃんも増えていて、私が名前と顔が一致して、おしゃべりができたのは5人だけでした。この晩、義弟宅に集まったのは18人だったそうです。子供たちは庭でトランポリンをやったり、テレビの部屋、リビングと、それぞれ年の近い子同士で群れて遊び、大人たちはコーヒーを飲みながら近況報告をしました。今日はそれぞれが食べたいものをオーダーしてのテイクアウトで、私はフィッシュ&チップスを取ってもらいました。
お開きとなって外に出ると、家のすぐ前の海にちょうど日が沈んだところで、水平線がオレンジ色の線になって見えていました。

普段の二人暮らしから、滅多に会わない次女との何年かぶりの長目の旅行。
こんなことはもう、最後かもしれません。
昨日からは急に賑やかになり、ちょっと目が回っています。
旅程も残すところ1週間と少しになりました。


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