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エッセイ159.水耕栽培・室内栽培⑦この暑さではたまらなかった


週末中、名古屋は飛び上がるほどの落雷や、豪雨で外に出られませんでした。

雨が上がって、植物の世話をしようと思うと、かんす(名古屋で、蚊のことだそうです)が待ち構えていて刺してきます。

私を食ってないときは、いったい何で栄養とってんの?

と訊きたくなるぐらい一斉に飛んできます。
慌てふためきながら、しかしのんきに 
ぷう〜ん、とか言いながら寄ってくるのです。

 ジーンズ2本着用、養蜂家のようなネット付き帽子と、
長袖、長靴の重装備で外へ出て行っても、
ぷ〜んと一斉にやってきて、帽子の ネットに10匹ぐらいはとまります。
虫は嫌いなだけに、おちおちしていられません。

で、まあ、植物たちも毎日雨も浴びているし、水は足りているだろうと思って
今日になってやっと庭に出てみたら、悲しいことになっていました。

生協のリンゴの種から発芽していて、それを植木鉢に入れて、10センチぐらいに育っていたもの。
リンゴの盆栽で、本当に可愛かった。
・・・カラカラに乾いてご逝去されていました。 

鉢2、プランター2で育てていたミニトマトのうち、黄色アイコも、理由はわかりませんが、はかなくなっていました。
最後の実を謹んで摘ませていただきました😭

あと、「グリーンカーテンわっさわさ」を目指して、
ガラス戸の外、2箇所にとこ植えたひょうたんと朝顔と夕顔ですが、
一つの方プランターの方が、全部パリパリに枯れていました。
これは枯れた原因がわかっています。
小さすぎるプランターに、大きすぎる「ネット入り鉢底石」を使ったため、
栄養不足に陥ったのです。
だって、せっかく
「洗わなくてよく、翌年も使える丈夫なネット入り手間知らず鉢底石」
を買ったのに、バラすのいやだったんですもの。
朝顔とか、ああいうのは夏休みの宿題になったり、
こぼれ種で地を張って開花しているので、
たくましいのだろうと勝手に決めて、なんの処置もしなかった。
かわいそうなことをしてしまった。

日照りでも、水をもらわなくても、地下水を吸ってしぶとく生き残るのは、
それはああ、地植えに限るのです。
その法則を、2年のブランクで忘れていたための悲劇でした。


あと、植木鉢の大葉を室内に避難させていて、
日陰で二鉢、涼んでいて、大きな葉っぱをどんどん出していたんですが、
ふと見たら、丸坊主。
外にいる間に、モンシロちょうに産卵されていたようで、
たった1匹の可愛い青虫が、私が葉っぱをめくったら、

はい?

と、頭をもたげました。

これはしょうがない、外で存分に飛び回らせたいので、
割り箸でこわごわつまんで、外へぽいっと投げました。
あの毒々しいアゲハ蝶の幼虫よりは全然マシです.

もう来ないでよね本当に!

それから、わざわざ手間かけてダメにしたものも出てきました。

セリアで今年初めて、大型のクズとりネットを見つけ、
やはり100円ショップのワイヤと組み合わせて、
絶対ハダニも入れない防虫ネットを作り、
今年の中では一番よくできていたバジルとスナップエンドウを入れました。
先週の金曜日のことです。

その後豪雨と雷雨が続いたのですが、いくら雨が多くても、
一回様子を見るか、と思って今朝ネットを開けたら、
からっからにひからびていました。
家の庇が雨よけになっていたため、豪雨でも天の恵みをもらえなかったみたい。
本当ごめんごめん。

それから(まだある)家の中で観葉植物になっていた二十日大根。
日中の玄関や階段室は、日当たりはそうでもないが、ものすごく暑かったようで、

①チョウバエのベビーが、水を替えるごとに、にょろにょろ泳いでした。

②あまりの暑さに、できかかっていた直径4センチぐらいの二十日大根が、容器の中で溶けていた。

という有様になっていました。

それを始末していたら、並びの二十日大根全てに、またハダニ発見。
その数の多さでは、セロテープ駆除は無理だし、水に漬けたりしても、
取りきれなかったハダニが、室内にある野菜に移るでしょう。
なにしろ、糸を出して飛んで行きますから。

とうとう二十日大根は諦め、たっぷり水をやってから庭に出しました。


二十日大根よ。
汝らはこれまで、庭でハダニにやられ、二階の窓外でハダニにやられ、
玄関でハダニにやられ、階段室でハダニにやられ・・・と、
ハダニにやられるために生まれてきたようなものでしたね。
最後は徹底駆除を目指して、水に漬けられたりして、本当に辛い人生でした。

明日はプランターに植え替えて、水も朝早くたっぷりあげるので、
頑張って一人で生きていってみてね。

日光に負けた:イタリアンバジル・りんご・スナップエンドウ。
ハダニに負けた:二十日大根
青虫に負けた:大葉

たったの二日のうちに、元気だったのに、負け組続出。
それが全て、私のせいだと思うと、心苦しくてなりません。


さて、種から育てている「すずなりくん」という小さいトマトと、
芽かきをしそびれて育ってしまった枝から育ったアイコトマトは、
絵描虫のためにだいぶ葉っぱをとりましたが、元気に花を咲かせています。

それをば、レタスが室内に撤退して空いた、2階窓外に全部置きました。

この場所の良さは、

・日光が大好きなミニトマトが存分に日を浴びられる。
・手すりがあるので、水をしばらく絶ってぐったりしたら、全部横向きに誘導できる。
・収穫後の下枝と、絵描虫の被害を被った部分は取ったので、管理しやすい。
・ミニトマトはもう十分楽しんだので、収穫は二の次でいいので、芽かきはし ないで、葉と、少しの赤い実に期待できそう。

ということですね。

あと、黄金虫が夜に来ても多分トマトの葉っぱは嫌いです。
ざまーかんかん。

親がいないのによく育つチョウバエと、腐葉土の袋内でコロニーを作っていたノミバエと、アオコとの闘いについては、また改めて・・。

あ〜、書いているだけでスカルプが痒いです。

最後までありがとうございました。


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