見出し画像

Foodies! 78. お節の顛末と27周年

今年2022年の1月3日は、27回目の結婚記念日でした。
なんでまた、正月三が日に結婚したかというと、夫の教区の教会が、その日しか予約できなかったからです。その代わり、「礼拝堂内に、クリスマスのお花がいっぱいあって、よかったね!」と親戚一同に言われました。

例年この日は、お正月で、とりあえずめでたくて、餅腹を抱えていますが、町はまだまだ深閑としています。結婚記念日に奮発して外食を🔥と思っても、あまりお店は開いていません。
かといって、3日目の夜の、もう飽きの来たお節料理をつまみながら、お笑い番組を見ていたりするのも少し残念です。
昔々は、クリスマスからお正月にかけて夫の方に帰省していましたので、義父母に子供を任せてパブに行っていましたが、名古屋に来てからはお正月でも開いている、馴染みのお店に飲みに行きます。
特別感は0に近いですが、コロナの時代のお出かけ友達は夫だけ。安定感のある関係です。
とても辛抱強く私につきあってくれ、高いところのものを取ってくれて、お風呂を沸かして、布団の上げ下ろしも、言えばたまにしてくれる夫。
年をとればとるほど、感謝の念がじわ〜・・っと来ます。
松の内なので、盛って書いてみました。
でも本当です😅

3日から次女はバイトに出て行き、結婚記念日の遅い昼食は、全く同じお節だけど少し違うように見えるマジック盛りをしてみました。
お重箱や大皿だと、私以外の者は、食べたくなければ食べません。「もっと黒豆食べなよ」と勧めたりしても、「あ、大丈夫です」と言われてしまいます。
作った者の責任として1週間以上、一人でお煮しめを食べ続けるのはちと辛いので、今日は一人ずつ盛ってみました。作戦大成功です。夫は母親の躾がよくて、そのために夫は、出されたものに一切文句を言わず、また全部食べます。
この遅いお昼でほぼ、お節料理はなくなりました。
今日新しく出したのは、クリームチーズの生ハム巻きと、毎回出すのを忘れていた数の子、大葉チキンロールだけです。

でも、お煮しめはまだまだあります。

画像1

お煮しめだけ食べてくれるナマハゲとか、うちに来ないかなぁ😩

ちなみに4日のお弁当はもちろんこれ。

画像2

そういえばフードマンて、365日、お節のお重に詰めているような感じになりますよね。


クリスマスのフードマンはこれ。

画像3

まさか会社には持たせませんでしたが。


で、結婚記念日の外食です。
コロナ禍で本当にご無沙汰していましたが、植田駅前「おやじの味・一(はじめ)」に行きました。座れないと大変なので、開店5時に合わせて行ってみましたら、正解で、私たちが最後のお客になりました。


どこの料亭で腕を磨いたの! といつも感動てしまう、はじめさんの料理の数々です。

画像4

どうしても真似できない繊細な味。突き出しはやっぱりお節ですけど、人の作ってくれたのは美味しく食べます。
直径10cmの小さな土鍋に入った鮭の粕汁。
名物の名古屋風黄金ナポリタン、「すぱげっち」。
締めは、その日にある牛肉。

もっとたくさん食べましたが、写真を撮り忘れました。


とりあえず胃腸が丈夫で、食べ物に好き嫌いがなく、食べることに欲張りな者同士。
あっというまの27年でした。
夫が日本に来たのが26歳のときですから、NZでの生活より、私と一緒の方が長くなりました。私の目指すのは、自分が実家で暮らした時間より、結婚生活の方が1秒でも長くなるその瞬間。

今から楽しみです。


⭐️ しぶとく残るお煮しめの進路

刻んで刻んで、けんちん汁にします。

画像5


そのほかは、微妙に組み合わせを変えて、味噌クリームシチューにもしました。
残った肉団子も、全部入れてしまいます。

思いつきで、かやくに刻んで五目野菜寿司にもしました。
鳥ロールも載せてみましたが、自然解凍で美味しく食べられるそうです。
お稲荷さんに入れてもいいですね。

画像6



黒豆の身の振り方はもう決まっています。
抹茶シフォンに投入すると、
割と、「仕方なくこうなりました」感が減じるように思います。

みなさんもご苦労していませんか?
毎年、半量にしようと思っていて忘れてしまうんですよね、お煮しめ。



サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。