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特別養護老人ホーム アウル大金平『納涼祭』でのコミュニティダンス♪

2024年7月21日(日)
特別養護老人ホーム アウル大金平・納涼祭
場所:千葉県松戸市大金平 3-155
定員:100名 ( ユニット型 69 名、従来型 31 名 )・短期入所 10 名
Big Fanily Tokyoメンバー (フック―、 トッポ、 サキエ、 アズ )
出演内容:オリジナルダンスパフォーマンス&観覧者参加型ダンス

今回、Big Fanily Tokyoは、福祉の場としては初めて“特別養護老人ホーム”へのご依頼を受けました。(今までは、サービス付き高齢者向け住宅、障がい者施設、科学館etc…)
Big Fanily Tokyoのメンバーは、東京と群馬から4名が参加。みんなで盛り上がれて楽しい…笠置シズ子の「東京ブギウギ」と「ラッパと娘」を選び、オリジナルの振付を創作しました!

特別養護老人ホーム アウル大金平の夏祭り「納涼祭」は、

昨年からの開催。コロナ対策でご家族の方はご招待できませんでしたが、今年はご家族と一緒に過ごせる“初めての試み”として、提灯や出店、女性スタッフは浴衣と、力の入れ方が見受けられました!!! 日常業務の合間にこれを実現するのは大変だったと思います。

本番前。アウル大金平の控室にて。

踊る時間になり、

会場へ行くと続々と車椅子に押されて入居者さんが集まってきました。介護認定は要支援1、2から要介護1、2、3、4、5と続き、特養の入居条件は要介護3以上。要介護3は認知機能の低下が見られるケースも多く、立ったり歩いたりすることも難しい日常生活にほぼ介助を必要とします。
客席は入居者さんの車椅子でほぼ埋め尽くされ、この状況は私にとって初めての体験でした。
『ラッパと娘』の曲で踊りを披露した時は手拍子やリズムにのって頂けましたが、『東京ブギウギ』を「一緒に踊りましょう」とお伝えしたところ、なかなか踊ってもらえず、焦りましたが、Big Fanily Tokyoのメンバーたちが近くに寄り添い、入居者さんたちと向き合いながら進めてくれたこともあり、歌ったり、「片手が動かないの」と言いながら片手で踊っていたり、小さく手を動かして一緒に踊ったりして頂けたこと拝見でき、皆さんと大変貴重なお時間を過ごせたと感じました。

納涼祭が終わり、

お部屋に戻っていく入居者さんたちに声掛けしながら見送り。入居者さんとご家族の方の笑顔が見れたことは、何よりの宝です。

普段、入居者さんと一緒に運動している機能訓練指導員の方から、事前に動画を送って頂き、何度か練習していたらもう少し踊れたかも知れませんというコメントも頂き、今後は何回か通わせて頂けるようになるといいな、と思いました。

↓ これは当日の昼食♪

サキエさん、トッポ、フック―は、やきそばとBAKSO(バクソ)を頂きました。 “BAKSO(バクソ)”というインドネシア料理。海外実習生ならではの出店でした。量やサイズも利用者さん用に食べやすくなっていたとの事😊

美味しそうです♡
これがBAKSO(バクソ)☆

本番までの期間。ダンス創作と練習。

「東京ブギウギ」「ラッパと娘」の曲は明るく楽しく、練習したり、構成を考える際に、連日の猛暑で疲れた心と体を元気にしてくれました。入居者さんたちを喜ばせるために選んだ曲でしたが、自分も癒されてました。

特養の介護の現場で、私たちコンテンポラリーダンスや舞踏のアーティストがダンス力で何ができるのか。今回参加できなかったメンバーとも過去に行った福祉の現場でのワークショップやコミュニティダンス・ファシリテーター育成講座で学んだことも活かし、意見やアイデアを出しあい、試行錯誤。

私は特養に行ったことは数えるほどしかなかったのですが、兄がケアマネで母はヘルパーなので、家族で話し合いをしたりもしました。入居者さんとどんなコミュニケーションをとれるのかというだけでなく、人手不足の現場での介護スタッフの業務の大変さについてもお話があり、感慨深いものでした。

最後に

この度はアウル大金平様よりご用命を頂き、誠に有難うございました。
今回の貴重な体験は大変勉強になりました。この経験を今後に繋げていきたいと思います。

引き続き、ご依頼、心よりお待ちしております!!!

レポート:南 阿豆


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