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夏休みの自由課題は謎解き ゴッホと文化財に決まり!

目次
⭕そごう美術館に行ってきた感想
⭕本の読書記録

⭕今日はそごう美術館の「謎解き 【ゴッホと文化財】展」を見に行きました。

まず東京芸術大学のスーパークローン文化財という技術がすごかったです。


そもそも、スーパークローン文化財というのは、簡単に言えば、有名な絵画の複製【レプリカ】です。東京芸術大学が現代の3Dなどの最新技術を駆使して、歴史と共に劣化してしまう世界の名画の保存や再生を目的としているようです。

複製ということなので写真も撮れますし、何より感動したのが、世界の名画をめちゃくちゃ近くで見れます。

モネの「睡蓮の池 緑のハーモニー」という絵を見たんですが、モネの絵って風景と光の陰影が美しいと思うんですが、すごく近くで見ると本当に点と点が並んでいて、睡蓮の池に全然見えないんです。


ですが、遠くから見ると睡蓮が池に浮かび、見事な美しで成立していることを知れたのは、やっぱり近くでじっくり見れたからですね。

あとメインはやっぱりゴッホですね。
ひまわりの絵が有名だと思いますが、実は何枚かあって、そのうちの一枚が日本の空襲で焼けてしまったんですね。知らなかったのでびっくりです。

75年前に焼失したゴッホの【ひまわり】の絵が東京芸術大学のクローン文化財で蘇って、しかも間近で見れるなんて、本当にすごいことだと思います。

またゴッホの絵の秘密や色の法則などもとても分かりやすい説明で展示しています。

夏休みの自由研究で頭を悩ませている子供たちはぜひ来てみると、新しい発見があるのではないでしょうか。

美術館は10時には空いていますので、朝早く行くと比較的ゆっくり見れると思います。



⭕次に移動時間を利用して読んだのが、「学校、行かなきゃいけないの? これからの不登校ガイド」雨宮 処凜さんの本です。


まだ第3章しか読めていないですが、読みやすくて、なかなか衝撃的な内容が多いので、どんどん引き込まれていきます。


まず校則がなくて、テストもない都立中学校を紹介しているのですが、自由だからこそ、子供たちが考えて、自主的に行動し、そんなな環境で育ったからこそ、最終的には海外に飛び立つ生徒が多いという内容に考えさせられました。

私の通っていた学校とはあまりにも違いました。校則もありましたし、【自由】とは程遠かったと思います。校則やカリキュラムに何も考えずに従っているのが、私には楽でした。

でも、自由なら何も考えないのは、あり得ません。自分で考えて、行動するので責任が生まれます。

私も自由な校風なら何か変わっていたのか?と思いましたが、とにかく自分で考えるのが苦手で、かといってクラスのボスとはウマが合うわけでもなく…
クラスの流行に従うのは恥ずかしく、かなり独自路線で浮いている学生になっていたに違いない。激痛の中学生ですよ、そりゃね。
この本は、学校という自分の中の常識をぶっ潰してくれる話だと思います。

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