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学校が親に内緒で子供の性転換に加担!トランプ大統領が警告

いつもトランスジェンダー活動家(TRA)のプロパガンダを宣伝してるこちらのサイトポリティファクトの記事を紹介していたので読んでみた。

「トランスジェンダーの問題は信じられない」と大統領選挙に共和党代表で立候補しているドナルド・トランプ氏はワシントンDCで2024年8月30日に開かれたマムズ・オブ・リバティの集会で同団体の共同創設者ティファニー・ジャスティス氏に語りました。

「考えてみてください。あなたの子どもが学校に行き、数日後に手術を受けて帰ってくるのです。学校があなたの子どもに何が起こるかを決めるのです」

当然、この主張はデタラメです。学校は一般的に、手術はおろか、親の同意なしに生徒に医療処置を提供しません。未成年者に関する健康上の決定権を持つのは、学校ではなく、親、保護者、医師です。

Politifact

いつもながらトランプさんは言い方は大袈裟だが、いくらなんでも学校内で手術などできるはずはないので、トランプさんが実際に学校で子供の性転換手術が行われるなど信じているわけはない。まったくTRAというのは読者がどれだけ馬鹿だと思っているんだろうか。こういうのを重箱の隅をつつくというのだ。しかし手術とまではいかないまでも、学校が親に内緒で子供の性転換に加担しているというのは事実であり、危険な異性ホルモンを処方したり、性転換手術クリニックに子どもを紹介している学校はすでに存在している。

こちらは去年7月に掲載されたナショナルレビューの記事。Seattle Public School Health Clinics Offer Gender Transition Treatment for Students | National Review 7/13/23

シアトルの公立学校2校に隣接する保健クリニックは、学校医療サービスの一環として、ホルモン療法や再建手術の紹介など、生徒の性別移行治療を提供している。

非営利団体Parents Defending Educationが入手した文書によると、Country Doctor Community Health Centersが運営するノバ・ウェルネス・センターとミーニー・ヘルス・センターは、それぞれノバ高校とミーニー中学校内にある。

このクリニックが患者に提供するサービスの中には、エストロゲン、テストステロン、アンドロゲン遮断薬のホルモン注射、膣形成術や乳房切除術などの手術の紹介、これらの医療介入を支持する精神衛生書やセラピーの取得支援などがある

National Review

しかしカカシ姐さん、もしそれが事実だとしても親の承諾を得ていればいいのでは?とおっしゃるかもしれないがそれがそうでもないのだ。

2020年、シアトルの公立学校では「ジェンダーに配慮した学校 トランスジェンダーとジェンダーにとらわれない生徒の権利と支援」という方針を取り入れており、教師や学校のスタッフは生徒の性移行について親には秘密にしておくようにと指導されているのだ。

「職員は、(1)法的に要求された場合、または(2)生徒が開示を許可した場合を除き、生徒のトランスジェンダーまたはジェンダーXであることを他者に開示してはならない」と、PDEが入手したこの対策は述べている。「トランスジェンダーまたはジェンダーXの生徒の保護者に連絡する際、生徒が家庭で同じ性自認を表明しているかどうか不明な場合は、性別の代名詞の使用を避けるのが最善の方法である。例えば、『P.J.の出席状況が心配です』ではなく、『P.J.の出席状況が心配です』と言うことができる。」とある。

National Review

ワシントン州だけでなく、カリフォルニア州でも学校区は学校が生徒の性移行について親に知らせなければいけないという規則を作ってはならないという法律が通ったばかりだ。そして以前から指摘しているように、親が子どもの性移行に同意しない場合には親権を失う場合もあり、学校へ送った子供が親のしらないうちに性転換手術をされてしまうというトランプさんの発言は当たらずと言えども遠からずであることがお分かりいただけるかと思う。

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