苺畑より

アメリカ在住40年以上の帰化人です。アメリカ内政、国際情勢、ジェンダークリティカル、そ…

苺畑より

アメリカ在住40年以上の帰化人です。アメリカ内政、国際情勢、ジェンダークリティカル、そして映画や娯楽番組など、好き勝手なことを書きますのでよろしく。

最近の記事

女性対象の商品売り場で女装男性店員を見かけたらどうする?

昨日X上でとあるジェンダークリティカル(トランスジェンダリズムに批判的な人)の女性が化粧品やプライベートな部分につけるオイルなどを売っているお店に女性器用オイルを買いに行ったら、レジに女装した男の店員が居たのでそのまま買わずに店を出てしまったとポストしていた。この女性Aさんはその後その店の本店に女性だけだと思っていた店に女装した男性がいてとても怖い思いをしたと苦情のメールを送った。Xでも場所を特定して読者に知らせていた。 これを読んだ人達から、そこまでやるのは営業妨害ではな

    • 自分らしく生きたいなら勝手にすれば?他人を巻き込まないで

      LGBTQ+活動家が良く使うことばが「自分らしく生きる」だが、自分らしくっていったいどういう意味なんだろうか。本日は朝日新聞に載っていたこの記事自分らしい性のあり方を表現 和歌山で学生主体のファッションショー から考えてみたい。 記事は今月23日に和歌山市の県民交流プラザ和歌山ビッグ愛で約70人を集めて「自分らしい性のあり方を表現する」というテーマでファションショーと講演会が行われたというもの。 主催者は小薮佑大氏(21)を含む和歌山信愛大教育学部の4年生と卒業生の計3人

      • 高井ゆと里の女子SPAインタビューを読んだ感想、後編

        高井ゆと里氏の女子spaインタビューの後編はいよいよトイレ問題が取り上げられる。私は高井氏はトランスジェンダーはおかしな人々ではないという印象付けをするために故意に性同一性障害を持つトランスセクシュアルの人々とジェンダー議論で特権を得ようとしているトランスジェンダー活動家たちを混同しているように思う。 女性スペース問題論議は当事者を置き去りにしている まず女性自認の男性が女子施設を使えるかどうかという議論では、女性たちこそ当事者である。当事者不在の議論というなら、女性たち

        • 高井ゆと里の女子SPAインタビューを読んだ感想、前編

          Xで大山奈々子さんという人が紹介していた高井ゆと里氏のインタビューを読んでみた(女子SPA2023年4月7日付け)。大山さんはトランスジェンダーの女性専用施設使用についての話をするなら当事者の話を聞けと言ってポストしていたのだが、高井氏が言ってることは使い古されたトランスジェンダー活動家・TRAのトーキングポイントばかりで非常に薄っぺらい。この問題に長年取り組んできたジェンダー概念批判者(ジェンダークリティカル、GC)の我々には空で反復できるくらい何度も聞かされた詭弁である。

        女性対象の商品売り場で女装男性店員を見かけたらどうする?

          経産省、未だに法廷判決に従わずトランス自認男の女子トイレ使用規制を続行

          昨日Xで最高裁違法判決後もトイレ制限 経産省、トランスジェンダーの職員にと言う記事が上がって来た。 読者諸氏もご存知のように経産省の女性を自認する男性が、職場の女子トイレ使用について、省が提供した二階以上離れた女子トイレのみの使用を許可され、自分の職場近くの女子トイレを使わせてもらえないことが差別だとして経産省を訴えてい件で、2023年の7月に最高裁この制限は不合理であるとして経産省に女子トイレ使用の制限をやめるようにと裁決を下した。 しかしこの記事によれば、あれから一年

          経産省、未だに法廷判決に従わずトランス自認男の女子トイレ使用規制を続行

          トランスジェンダリズムは左翼による性差別

          本日は左翼フェミニストのケイリー・ウォーカー女史の記事から読んでみよう。ウォーカーは「男らしさでなければ何をもって男とするのか?女らしさでなければ何をもって女とするのか?」と質問を投げかける。もっとわかりやすく日本語的に書くならば、「男らしくない男は男ではないのか?女らしくない女は女ではないのか?」だろう。 この質問はモダンフェミニスト説から出たものである。男らしさとか女らしさを生得的な性別と離して考えてこそ、社会が期待する性的役割から女性たちは解放されるからである。 男

          トランスジェンダリズムは左翼による性差別

          トランスジェンダー「社会の不寛容さ」って何?

          本日こんな記事を見つけた。「社会の不寛容さ」が大きな壁に……LGBTQ+カミングアウトの課題 [メンタルヘルス] All About、記事の紹介部分はこちら。 性的マイノリティと書いてあるが、この記事はトランスジェンダーのみに焦点を当てている。中嶋医師はLGBTQ+のひとが「不要なストレスを一人で抱替えこむことなく、自分らしく生きていく上で、カムアウトは重要な役割を果たす」としているが、本当にそうなのだろうか? 中嶋医師は50代の女性自認のAさんという男性看護師を例に挙げ

          トランスジェンダー「社会の不寛容さ」って何?

          トランスジェンダーだと言われて怒るトランス活動家の偽善

          noteのお薦めに上がってきたとある作家のブログが目に留まったので読んでみた。最初に読んだ記事はこの作家が別の無名作家を訴えて勝ったという内容だった。それで前後の記事も読んでみたら、他にもいくつか訴訟を起こして勝ったこともあり、今度は結構著名な弁護士を訴えるつもりだという記事が目に留まった。どうやらこの人やたらと他人を訴えるタイプの人らしい。この作家についてやたらなことを書くと私にも危険が及ぶかもしれないので、あえて実名は使わずA氏とだけしておく。またA氏の書いたことをそのま

          トランスジェンダーだと言われて怒るトランス活動家の偽善

          ヘリコプターを自認して何が悪い?自分の性別は自分で決められるんじゃなかったの?

          この間、自分はトランス女性だと主張した女性たちにトランスジェンダー活動家(TRA)が発狂していたが、今度は自分はヘリコプターを自認しているなどといってTRAをおちょくる人たちに対して性別は自認で決まるのではないと言い出すTRAが出て来た。こちら私が愛読しているキャスさんのノートから引用:強調はカカシ。 いつも思うのだが、TRAは行き当たりばったりのことを言うのでいずれ自分らの言ってることが矛盾だらけになってしまう。 TRAは常に他人の自認を尊重しなければいけないと言ってい

          ヘリコプターを自認して何が悪い?自分の性別は自分で決められるんじゃなかったの?

          学校が親に内緒で子供の性転換に加担!トランプ大統領が警告

          いつもトランスジェンダー活動家(TRA)のプロパガンダを宣伝してるこちらのサイトでポリティファクトの記事を紹介していたので読んでみた。 いつもながらトランプさんは言い方は大袈裟だが、いくらなんでも学校内で手術などできるはずはないので、トランプさんが実際に学校で子供の性転換手術が行われるなど信じているわけはない。まったくTRAというのは読者がどれだけ馬鹿だと思っているんだろうか。こういうのを重箱の隅をつつくというのだ。しかし手術とまではいかないまでも、学校が親に内緒で子供の性

          学校が親に内緒で子供の性転換に加担!トランプ大統領が警告

          結婚したまま性別変更判決、もう特例法なんて廃止すれば?

          あ~あ、ついに特例法から非婚要件まで取り除かれる日が来てしまった。 トランスジェンダーの夫婦、結婚したまま性別変更 家裁が異例の判断 なんだこりゃ。結局夫婦ともお互いに性転換をして戸籍性別を異性に変更したいってこと?この二人結婚したのは2023年。もし戸籍変更する予定があったのなら、お互いに戸籍変更が終ってから異性同士で結婚したらよかったじゃないか。なんでわざわざ男女で結婚してから戸籍を変えようとしたわけ?わけわかんな~い!といいたいところだが、これは絶対にわざとだろう。

          結婚したまま性別変更判決、もう特例法なんて廃止すれば?

          何故カムアウトするの?

          以前にアウティング禁止法を作ろうという話を聞いた時に、他人に自分の性嗜好を知られたくない人が何故カムアウトをするんだろうと不思議だった。人に知られたくないなら隠し通せ、誰かに打ち明けるなら全世界に知られてもいい覚悟をしろというのが私の考え。秘密順守の責任を他人に押し付けるべきじゃない。 そもそも何故カムアウトなどする必要があるのか?他人が誰を好きになるかなんて、人はそんなに興味ない。仕事関係の人にそんな話をする必要はないし、恋愛関係になる可能性のない友人にも話す必要はない。今

          何故カムアウトするの?

          「シス女性がトランス女性の振りをするな!」トランス自認の男たちが激怒

          読者諸氏は1982年に公開された「ビクタービクトリア」という映画をご存じだろうか?ビクトリアという売れない女性歌手が、男性の女装家という振りをしてドラアグクィーンを装い持前のソプラノ声を出して歌い大スターになってしまうという話。なんと最近それを地で行く女性たちの話を耳にした。 実はある界隈ではトランスポルノなるものが流行している。これは主に女性の風貌を真似した男性によるポルノ動画なのだが、それが結構需要がありお金になるのだそうだ。男優はホルモン治療や豊胸手術などをして上半身

          「シス女性がトランス女性の振りをするな!」トランス自認の男たちが激怒

          何百というイギリスの医師たちが英国医師会BMA(イギリス最大の医師労働組合)をこぞって脱退しているわけ

          何百というイギリス医師たちが英国医師会BMAから脱退を宣言 昨日イギリスではイギリス最大の医師労働組合から何百という医師が次々に脱退しているという話を聞いた。 BMAの行動の何が原因となったのか、先ずその話をしておこう。 英国医師会がキャス・レビューの見直しを要求 こちら英国医師会、二次性徴抑制剤(ホルモン・ブロッカー)の禁止の解除を求めるという記事(英語の元記事はこちらBritish Medical Association calls for puberty blo

          何百というイギリスの医師たちが英国医師会BMA(イギリス最大の医師労働組合)をこぞって脱退しているわけ

          「性別適合手術を受ける未成年者の大多数はシスジェンダーの子どもである」なわけないだろ!アップデートあり!

          先ほどノートでこんな記事を見つけた。性別適合手術を受ける未成年者の大多数はシスジェンダーの子どもであることが研究で示される(元記事The Vast Majority of Minors Getting Gender-Affirming Surgeries Are Cis Kids, Study Shows : Them) え?なんで「シスジェンダー」(TRA造語で身体の性別と『心の性』なるものが一致している人と言う意味で使われる)の子供が性別適合手術を受ける必要があるんだ?

          「性別適合手術を受ける未成年者の大多数はシスジェンダーの子どもである」なわけないだろ!アップデートあり!

          トランス未亡人の苦悩を集めたドキュメンタリー、Behind the looking glass (鏡の裏側) トランスジェンダリズムに夫を奪われた女たち

          本日、長年連れ添った夫が突然自分は女だと言い出し、トランスジェンダーとして生きることに付き合わされた妻たちの、いわゆるトランス未亡人たち、の証言を集めたBehind the looking glass (ビハインザルッキンググラス 鏡の裏側)というドキュメンタリーを観た。 これまで私は少しだけだが夫をトランスジェンダリズムに奪われた女性達の話は聞いていた。しかしこの一時間半に渡るドキュメンタリーを観て改めてこのトランスジェンダリズムが如何に残酷な虐待であるかを理解した。

          トランス未亡人の苦悩を集めたドキュメンタリー、Behind the looking glass (鏡の裏側) トランスジェンダリズムに夫を奪われた女たち