悲観主義は意志で打ち勝つ!

「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」
この言葉は、アランの幸福論に書かれている一文である。

私はこの言葉について考えてみる必要性を感じた。
なぜなら、私はどちらかといえば悲観主義タイプだからだ。
この一文を肝に銘じておかなければならないかもしれないと考えた。

まず、気分と意志という言葉を広辞苑で調べてみようと思う。

気分とは・・・
・気持ち、心持ち
・恒常的ではないが比較的弱くある期間持続する感情の状態(爽快、憂鬱など)

意志とは・・・
・道徳的価値評価を担う主体
・理性による思慮・選択を決心して実行する能力
・知識・感情と対立するもの
・ある行動を取ることを決め、持続させる心的機能
・物事を成し遂げようとする、積極的な心の状態

つまり、悲観主義というのは意志の弱さなのではないかと私は考える。

もっと主観ではなく、客観で物事を見る目を持つことが大切だ。
しかし、急に悲観主義的な性格を変えるのは難しいと思う。
これは、感情の一つなのだと考え、私は意志を強く持って悲観的な考えに打ち克つ必要がある。

物事を悪い方向に考えてしまうのは仕方がないと受け入れ、それを自らの意志で物事良い方向に考えて打ち克つ。

私は何もできない→逆を返せば、私は何でもできると考えてみる。
私は人付き合いが苦手→逆を返せば、私はその時間を自分に使うことができる。


 


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