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”ジャイアンツアカデミーメソッド”で”無敵園児”となったお話

高校球児を観ていると親心として思うことがあります、「よくぞここまで育ったなぁ」と。

プロ野球選手にも負けないようなスピード感、本当に子供たち、みんな頑張っているなぁと。


小さい子に野球を教えたことがある方ならお分かりになられるかと思いますが、初めて野球をやる子にとって、最初に訪れる壁、それは”ボールを投げる運動”。

ほとんどの子どもにとって本当に難しい運動のひとつが”ボールを投げる”こと。

だからこそ、高校球児のようにこんなに豪速球を投げるまでに成長する姿を観るだけで、私にとっては奇跡としか思えないものなんです。

私が常にそう思う出来事がありましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。


いつもの『私の野球ノートを振り返りボソッと』です。


「ボールを投げることも難しかった君たちが、こんなにすごいボールを投げるまでに育ったのか!」


春は子供たちの成長を実感する季節

※私の野球ノートに書いてあった内容をそのまま記載いたしました。


春という季節は“別れ”も“出会い”もある季節だけど、“成長”を実感できる季節でもある。


息子たちが通っている保育園の先生から「投げ方が悪い。コーチして欲しい」との依頼があり、園児へ投げ方指導をしました。

なんでもドッジボールを通じて、心身ともに鍛える目標を立てたようですね。

先生でも教えることが難しいのが”ボールを投げる”という運動。

私も小さい子たちの指導をした経験があったので、とにかく難しい運動であるという認識は持っていましたが、たくさんの未就学児に対してどう教えたら良いのか?結構悩みました。

そんな中で思いついたのが、ジャイアンツアカデミーメソッドを使うことです。

ジャイアンツアカデミーで教えられている”初めてのボール投げの極意”、それが『ジャイアンツアカデミーメソッド』です。


ジャイアンツアカデミーメソッド

ジャイアンツアカデミーメソッドを使って、私が保育園の園児を対象に行ったボール投げ講座内容はご覧の通りです。


まず、園児には大事なことを伝えました。

「ボール投げには大事なことがたくさんあるからね。
それをひとつずつ教えていくね。
ボールを投げるって、上半身(手)と下半身(足)を動かすんだよ。
では、まずは上半身(手)を使って投げる方法を教えるね。」

先生にもポイントを伝えました。

「小さいころからヒジをあげて投げるということを意識させることが大事です。
それを意識できれば、ボール投げが上手になります。
そこで、まずは、腕の柔軟さについて子供たちに身につけさせましょう。」

ここからがジャイアンツアカデミーメソッドの登場です。


(1)シュワッチ

「手首だけで投げる練習をしたいと思います。」
「では、まずは足を広げましょう。
次に、ボールを投げるほうの手を上に、ヒジを上げて投げてみようか。
シュワッチ!してごらん。
大事なのは、体全体を使わずにヒジから先を使って投げることだよ。
君たちの手首を使ってボールを投げることを覚える練習だからね。
では、シュワッチ!して投げてごらん1
ほら、なかなか遠くへ投げることができないよね?それで良いんです。」

(2)頭トントン、手はくねくねシュッ

「ヒジを上げて手首を柔らかくしながらボールを投げる練習をしよう。」
「まずはヒジを肩の高さまであげてみよう。
次に、手首を柔らかくするんだよ、そうそう、手首をリラックスさせるんだよ。
手首だけでなく指先も柔らかくすることが大事だよ。」
「それでは、やってみよう!」
「この投げ方の名前は・・・頭トントン、手はくねくねシュッ♪
「もう一度言うよ、頭トントン、手はくねくねシュッ♪
(リズム良く言うと、園児は大うけ・・・)
「頭をトントンしてごらん、ほら、ヒジは肩の高さまで上がったね。」
「手をくねくねしてごらん、ほら、手首が柔らかくなったね。」
「では実際にボールを投げてみようか!」
「はい、みんなも一緒に言ってみて、頭トントン、手はくねくねシュッ♪

※すみません、野球ノートにはもっとメソッドが書いてあったのですが、本文が長くなったのでこれ以降は今回は割愛させていただきます、すみません。


近隣の保育園界隈では”無敵園児”となった彼ら


いきなり上手く投げれるわけでもありません。

「頭トントンしながら何度もキャッチボールをしてね」と宿題を出しました。

あれから約1年・・・


近隣周辺の保育園とのドッチボール対決で次々と撃破する【無敵園児】までに成長した彼ら。

そして、先日の親子対決の場で、年長さん相手に3度もボールを当てられた自分がいるわけで、とにかく参った。

子供たちの成長ぶりに、おもわず「ぎゃふん」と心の中で言ってしまったほどです。

さあ、野球シーズン開幕!

冬を超えた野球少年たちの成長ぶりを見ると嬉しくなる時期到来です。

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