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プーチン大統領がインターネットをやらない理由がよく分かった件

国際ニュースってやっぱり面白いなと改めて実感した今日のニュース。

今朝放送されたNHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』で扱われた下記の2つのニュース、

「ウクライナ軍事支援の機密文章が拡散」

「ロシアから亡命した元将校 プーチン大統領”孤独、リスク避ける”」

実は面白いことに、最初に「アメリカが所持していた機密情報がSNS上に流出した」というニュースが流れた後、

次のニュースが「プーチン大統領はリスクを全て避けて暮らしている」という暴露報道がされました。


アメリカ政府も、プーチン大統領も、お互いにとって決して笑えないニュースだと思いますが、

流出”そして”暴露”といった内容を立て続けに流したところに、

『キャッチ!世界のトップニュース』の番組制作陣からの”ある問いかけ”がされたと感じざるを得ません!

その問いかけとは・・・

”情報は全て筒抜けになる時代、さて皆さんはどうする?”

私たちにこの時代を生き抜くために【忘れてはいけないこの問い】、改めて気づかせてくれるものとなりました。

まずは、この2つのニュースについて簡単にご説明したいと思います。

尚、これらのニュースに関連したもうひとつのニュースが1週間前にも報道されたので、下記ニュースも併せてご紹介します。

「ロシアのサイバー攻撃 証拠明らかに」


アメリカの“機密文書”がSNS上に流出された!

”トップシークレット”とされたアメリカ国家機密情報が流出という、あまりにもショッキングなニュース。

ウクライナ軍事支援のために収集した数々のトップシークレットと記された機密文書が、3月上旬と3週間前にSNS上のTwitterやテレグラムに投稿され、拡散されていたようです。

ロシアによるウクライナ侵攻問題は1年以上経過したいまでも戦争が終わる気配もない中、

ウクライナがこれから反転攻勢に移るのでは!?と報道されている最中に

”ウクライナの戦力に関する情報”が流出された!


これはアメリカやウクライナだけでなく、関係各国にとって目を疑いたくなる事実となったようです。

特に、国家的な諜報活動を巡り英語圏内の5か国(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)で構成されている”ファイブ・アイズ”には衝撃的すぎる事実となったようです、まさに「悪夢である」と。

情報を流出されたアメリカとウクライナ両国の当局担当者たちは下記の通り述べております。

アメリカ政府高官
「既に公表された情報のため、もはや現状を反映していない、情報としての価値は限定的、一部は既に変更されている」

ウクライナ大統領顧問
「情報漏洩は西側同盟国を不安にし、疑心暗鬼を生じさせようとするロシアの陰謀だ」
「一連の文章はロシア側の情報操作の一環」
「反転攻勢についてあたかも内情をしっているというふりをすることで、ウクライナを不安にさせようとしているが、はったりにすぎない」

NHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』「ウクライナ軍事支援の機密文章が拡散」4/10放送分より

両国とも冷静にこの状況を捉えているようですが、いったい誰が流出させたのか?その目的とは?他にも情報が流出していないか?など、波紋が広がる可能性が高いニュースとなっております。


プーチン大統領の機密情報も暴露された!

ロシアのプーチン大統領の身辺警護を担当していたロシア軍の元将校とされる人物が、

海外に亡命した後、ロンドンに拠点があるロシア反政府系メディアのインタビューに答えましたが、

その”暴露情報”がとっても考えさせるものとなっております。

ロシア軍の元将校とされる人物の暴露内容

「プーチン大統領は孤独で被害妄想であった」
「ほとんどの時間を大統領官邸で過ごしている」
「命を失うことを病的に恐れている」
「隔離されている中で過ごしているし、インターネット情報も見ていません。」

NHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』「ロシアから亡命した元将校 プーチン大統領”孤独、リスク避ける”」4/10放送分より


初めてロシアによるサイバー攻撃の証拠が見つかった!

上記2つのニュースが報道される1週間前に報道されたのがこのニュース、

ロシアの世界的なサイバー攻撃や情報操作が内部告発されたことで、初めて証拠が明らかになったと報道されました。

ロシアの「NTC Vulkan」というIT会社に勤めていた人物による内部告発によって、この企業の内部資料が明らかになりました。


この”Vulkanファイル”によって、どのようにロシアが世界的にサイバー攻撃を組織しているのか、初めて証拠が明らかになったというわけです。

なぜウクライナ政府高官が今回のアメリカ機密情報流出がロシアが行ったと断言したのか?

それは、この証拠が物語っているからではないでしょうか。


プーチン大統領がインターネットやらない理由

世界中の機密情報がアメリカには集まっていると個人的に思っていますが、

だからこそ、機密情報は世界一のセキュリティで保護されているはずだ!

簡単に破られて機密情報が流出されるはずない!

そんなことを勝手に思い込んでいましたが、そんな考え、改めないといけないようですね。


まさか、アメリカ国家のセキュリティが破られるなんて・・・その衝撃度!

アメリカが負けるなら、世界のどのレベルのセキュリティでも破られるという考えを持った方がいいのでしょうか。


今回のアメリカの“機密文書”がSNS上に流出させた犯人がロシアだったと仮定すると、

それを指揮しているプーチン大統領は5年前から既に知っていたのでしょうね、インターネットは危ないと。

プーチン大統領は5年前に「インターネットもほとんど使わない」「スマホも持っていない」「SNSに興味がない」と自ら発言しております。


今回のプーチン大統領の暴露情報では

”プーチン大統領は孤独でリスクを全て避けて暮らしている”

情報流出というリスクを回避する生き方は”孤独”に見えるかもしれませんが、

5年前からプーチン大統領がアタリマエに続けている”自らに世界一厳しいセキュリティを施す行為”から察するに、

プーチン大統領自身は”孤独”だとは思っていないかもしれませんね。

もしプーチン大統領に負けないくらいのセキュリティを施したいと考えたならば、あなたならどうしますか?

山にこもりますか?
空洞の中に身を潜めますか?
地下に潜りますか?

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