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転職活動記録 第四回 応募スタート

10年ぶりの転職活動を備忘録として残しています。いわゆるHow Toサイトではありません。だらだら書き連ねているので、転職を考える誰かへのヒント、ちょっとした暇つぶしになれば幸いです。

今までにしたこと
1)退職届を出して退職日決定(3か月後)
2)転職サイトに登録
3)転職エージェントのキャリアアドバイザーと面談

求人紹介&応募スタート

各社面談を終えると、アドバイザー推薦求人というのを送ってもらえるようになり、また自分でもサイトの求人に応募が出来るようになる。応募には、各社サイトへ職歴などの登録が必須。まぁ大体入力することは同じなので、きちんと書類を書き上げれば入力できる。

私の場合、やりたいことは一応あるんだけど、めちゃめちゃぼんやりしてて、それが一体どんな職種に当てはまるのかわからないという手探りスタートかましているので、エージェントから紹介されるのは、直近の仕事に近い業種・職種が非常に多かった。これはどのエージェントも同じ。
転職にあたり優先順位を聞かれる(やりたい仕事、年収、勤務地、羽田書き方等)のだが、それさえも「やりたい仕事をしたいけど、年収はなるべく下げたくないし、リモートとか在宅等働き方選べるといいなと思う」と欲張りなくせにぼんやり伝えていたので、そりゃ未経験より同じキャリアを活かせる仕事を紹介されますよね。
同じような企業・職種を複数のエージェントから紹介されると、ある意味、私の経歴が活きるのはこの範囲なんだな、と自分の市場価値を掴むことが出来た。

ただ、同業への転職にはあまり魅力を感じていなかったので、正直志望度も低く同職種への応募は全然乗り気じゃなかった。じゃあ何ならやりたいのか、を伝えられないのでさらに質が悪い。やりたくないことは伝えるけど、やりたいことを見失ってる我ながら面倒くさい求職者である。

キャリアアドバイザーのサポート方針

民間のいわゆる企業によるキャリアアドバイザーは、4名。飯田橋にあるおしごとセンターに登録をして担当についていただいたキャリアコンサルタントが1名。転職をサポートして頂ける相談相手としては合計5名の方のお世話になった。多いよね、、、笑
エージェントを複数登録した故なのだが、エージェントのサポートというのがどんなものなのかが手探りだったため、他社比較することで自分がどんなサポートを必要とするのか、どこまで頼っていいのかを判断したかったという点で追加した経緯もある。

「とにかくやってみたいと思った仕事に応募しましょう」

あるアドバイザーの方は、「求人票の応募要件はそこまで気にしなくても構いません、とにかく自分がやりたいと思ったものに応募していきましょう。」と言ってくれた。もちろんアドバイザーからも求人は紹介するが、自分で探してみていいな、と思うものに応募してください、と。
私の「はっきりしないけど転職したい気持ち」を尊重してくれた感じかな。

「○○(具体的な職種)に興味ありませんか」

一方で、置かれている状況、私のもっと○○がしたい、というぼんやりした転職理由を聞いて、「お伺いした内容とキャリアを合わせると、○○(職種)の仕事が合っている気がしますが興味ないですか」とアドバイザーの方から具体的に新しい職種をいくつか提案されることもあった。
こっちの方がアドバイザーの仕事の仕方としては多分主流なのかな。

○○(企業)の▲▲(職種)にぜひ応募してくださいとPushされることもあれば、職種が同じで、他社競合を紹介されることもあったり様々だったけど、送られてくれるものが全然興味なかった時もあるので、紹介された求人にNOと言える強さみたいなのと、NOと言っても受け入れてくれるアドバイザーと出会えるかどうかに尽きる気がする。

「応募したい仕事を一つ選んで面談しましょう」

キャリアアドバイザーとは少し違うのだが、おしごとセンターのキャリアコンサルタントの方からのアドバイスは、面談の日程を一週間後に設定し、どこから引っ張ってきてもいいから、1社以上応募したい求人票と書類を準備してきましょう、と期日を設定された。
これはこれで、怠け者の私を律してくれる良い機会だった。

自分で選ぶ求人への応募

エージェントだけでなく、登録した転職サイトからの応募も行った。
理由としては、紹介される仕事が全てではないという気持ちが強かったのと、自分で選び取りたいという気持ちから。
紹介される仕事に魅力がなかったというよりは、自分が流されていないか(本当にやりたい仕事か)、エージェントの紹介求人と自分で探す求人にどんな違いがあるのかを確認するためだった。

エージェントサイトとの違い

エージェントサイトと同様に自分のキャリアやキーワードを登録しておくことで、仕事の検索、興味のある業種のソートをかけることは出来る。
スカウトのようなシステムがついていたり、何度も閲覧していると「応募してみませんか」的なRemindが来るので、自分が何に興味を持っているのかもわかりやすい。
ただ、単純にエージェントサイトの方が仕事を探すにも使いやすいと感じた。特に、私は同業・同職種への転職志望度が低かったので、「やりたい仕事を探す」ために、キーワードの検索スキルが必要になってくるから、より時間がかかった気がする。
使いにくいと必然的に使用頻度も下がる。メインで使うサイトを決めておいて、定期的に別サイトを使う(一日1時間、○曜日は必ず✔する)という感じで進めた。

結局どっちがいいの?

結論、どっちでもいい。個人的にはどちらかではなく、どちらも使って応募することが良い、と思う。

転職活動一ヶ月目は、在職中。そのため自分の中でも、最初の一か月はやりたいこと探しの位置付けというか、最上高望み期と思っていたので、とにかく年収も上がってやってみたいこと(未経験)を中心に応募していて、本格的な応募は二か月目(有給休暇に入ってから)と決めていた。
そのため、最初の一か月は、エージェントサイトも自らの応募も、求人票みて「年収いいな~、仕事面白そう、やってみっか!ポチ(応募)」くらいの感覚だったので、当たり前に書類選考で落とされるし、自分でも通ったらラッキーくらいの気持ちだった。

一見、無駄に感じるこの応募は、実際無駄なんだけど、まぁあわよくばの気持ちを持つことも悪いことではないので、特に後悔はしていない。

ただ、どんな気持ちの応募であろうと、さすがに書類の時点でお見送りされる連絡が続くと、段々思考がマイナスになってくる。しかも、転職エージェントは、割と丁寧にお見送りの理由もフィードバックしてくれるサービスがあった。このサービスは、良し悪しだなぁと思っていて、軽い気持ちでの応募に、一気に真剣度が増す。

「条件がもっと合う方がいたため」「募集要項とキャリアに差があるため」「よりふさわしい方がいたため」等理由はそこまで想定外ではないんだけど、ダメ元、受かるはずがないと思っていたのに、少しずつダメージを受けて不安になり始めたり。『残念なお知らせが続くと気落ちされてしまう方もいらっしゃいますが、書類通過率は5%以下とも言われている狭き門ですので、あきらめずに応募し続けましょう』というアドバイザーの励ましの言葉が、逆に「本当に応募したい企業に出会ったとき、その狭き門を通過できるのか」と焦りも生じた。
裏を返せば、それをきっかけにエージェントをさらに登録したり、自分の履歴書や職務経歴書を再考するきっかけにもなったので、人間万事塞翁が馬なのだろう。

さて、具体的な応募と面接への準備はまた次回。



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