見出し画像

あなたの記事は読まれない

Web ライターのメグノンです。

読者にけんかを売るようなタイトルですが、紛れもない事実なのです。
Web の世界に存在する文章は読まれないことが前提。

今回は「読まれない」を「読まれる」に変換する方法を解説します!

1 文章をデザインせよ


記事の見た目は重要です。
読者が読みやすさを判断するひとつの基準だからです。

内容が良くても、余白が少なく真っ黒な文章は読んでもらえません。

【文章をデザインする要素】
★文字数
★改行の頻度
★文章の長さ
★適度な強調
★画像の挿入
★漢字とひらがなのバランス

ちょっとした工夫で読者にやさしい記事が出来上がります。

編集の世界では、漢字をひらがなにすることを“ひらく”と言います。
わざわざ漢字で書かなくてもいい単語は、ひらがなへの変換をおすすめします。

まあ、ひらがなばかりの文章も読みにくいのですが。
そこは程度の問題ですね。

2 内容の読みやすさを追求せよ


私が重視するポイントは3つ。

(1) まずはタイトルで読者を惹きつける
(2) 自分が書きたいことを書かない
(3) 共感されやすいジャンルを選ぶ

順番に説明しましょう。

(1)まずはタイトルで読者を惹きつける

記事のタイトルは本の背表紙です。
書店で本を買う場面を想像してみましょう。
本を選ぶとき、何を基準にしますか?
まずはタイトルを見るはずです。
装丁に惹かれて買うこともあるかもしれませんが、入り口はタイトルです。

noteはオンラインの図書館のようなもの。
たくさんのクリエイターがさまざまな記事を投稿しています。

その中からあなたの記事が選ばれるためには、読者の目を引くタイトルをつけなければなりません。
「なんだこの記事?読んでみよう」と思ってもらわなければ、クリックすらされないのです。
タイトルをつけるコツは、あなたがもっとも伝えたい言葉を織り込むこと。
普段からピンときた記事のタイトルをストックしておくといいでしょう。

(2)自分が書きたいことを書かない

これは私がついやりがちなミス。
書き手が伝えたい内容と読者が読みたい内容は、得てしてずれているのです。

正直なところ、投稿した後で「このネタはいまいち受けが良くないんだな」とわかることも。
読者が読みたい内容をピンポイントに当てるのは難しいです。
私の場合は、まずTwitter に投稿してみて反応がよかったものを深掘りしています。

読者は「他人事」のスタンスで記事に目を通します。
他人事では真剣に読んでもらえません。
したがって、だれもが「自分事」と思える内容を選ぶべきでしょう 。

(3)共感されやすいジャンルを選ぶ

では「自分ごと」になりやすいジャンルとは、具体的にどんなものでしょう?
ずばり、大多数の人が興味を持つ内容です。

【おすすめのジャンル】
★お金
⇒資産運用、マネーリテラシーなど

★人生、生活
⇒対人関係、自己啓発、恋愛・結婚など

★仕事
⇒ビジネススキル、マーケティングなど

★健康
⇒目の疲れ、肩こり、睡眠、美容など

★グルメ
⇒レシピ、お店など

この辺りを選べば外しにくいでしょう。
誰もがお金持ちになりたいし、ハッピーな人生を送りたいし、美味しいものを食べたいのです。

あくまで一例ですが、ネタを探す参考にしてみてください。


まとめ

自分が読んでおもしろくない記事は、他人が読んでもおもしろくないのです。
下書きの段階では自分ファースト、世間に公表する段階では読者ファースト。
この考え方を意識すれば、あなたの記事が読まれる確率が上がるはず。

・・・・・・なんて偉そうに言っている私も、まだまだ模索中です。
文章に完成はありません。
だから書くのが楽しいのでしょう。

最後にアドバイス。
記事をアップした後、スマホとパソコンでどう表示されるか確認しましょう。
スマホの画面は小さいので文字が詰まって見えがち。
パソコンではちょうど良くてもスマホだと微妙な場合は、調整しましょう。

今回はここまで。
Twitter と Instagram のアカウントはこちら↓
https://twitter.com/megunon3
https://www.instagram.com/chitian6651/


  

ライター2年目を迎え、ようやく植物の芽が双葉になりました。 これからも読者におもしろいと思ってもらえる記事を目指して書き続けます。 サポートしていただいた分は書籍の購入費用に充てる予定。