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直接契約でトラブルに遭遇した話

Webライターのメグノンです。

今回は直接契約でありがちな話題をテーマにしました。

一言でまとめると、未払いの報酬を回収したお話

・いかにして売掛金を取り返したのか?
・こんなクライアントに要注意!

上記の2点に焦点をあてつつ、トラブルの経緯を記録に残そうかと。
それでは本題に入りますね。

1 はじまりは直接依頼

今回の登場人物を整理します。
件のクライアントを仮に「A社」、担当者を「K氏」と表記。

きっかけは、ランサーズ経由での直接依頼。
まずはテスト記事の執筆からスタートしました。
思い返すと、この時点でひっかかる点があったのですよね・・・・・・。

通常、テスト記事といえど報酬を支払ってほしいもの。
最低でも文字単価0.5円が相場だと思います。
しかし、A社は無料で書いてくれと言ってきました。
そしておろかにも承諾してしまった私。
仕事が増えるならいいか、と妥協したのです。

無事にテスト記事を通過すると、A社から
「チャットワークから連絡が取れるとありがたい」
とメッセージが。
A社のIDを追加し、その流れでランサーズを介さずに契約を結びました。

ちなみに支払い条件は「月末締め翌月末払い」。
よくあるケースですね。

執筆は順調に進み、依頼された記事をすべて納品。
「では来月も継続でお願いします」と伝えられました。
ヤッホーと有頂天の私。
ここまでが9月末までの出来事です。

2 支払期日に報酬が振り込まれていなかった

そして10月に突入。
2週間ほどで2000字×10記事を納品する契約。
他の案件と同時に進めていたので、少しタイトなスケジュールでした。
それでも納期は落とさず、前倒しで納品。
まとまった金額が入ってくると思えば筆が進みます。

クライアントからはお褒めの言葉を頂戴し、記事の質がいいと文字単価を上げてもらえる運びになりました。
驚くと同時に、うれしかったですね。
頑張って仕事をした甲斐があった。
ライターとして自信がついたのは、言うまでもありません。

ところが、いい時間は長く続かず。
最初の支払期日である10月末時点で、報酬が振り込まれていなかったのです。
月末は土日だったので、10/29(金)までには入金があると想定していました。

もしかして、経理担当が忙しくて入金を忘れたのかも。
11月の頭に確認してみよう。

私はそう考えていました。

11/1にK氏に連絡すると「経理担当に確認します」と返信あり。
翌日の2日付で入金手続きをするとのことでした。

ところが、11/2になってもお金は振り込まれません。
どうなっているのかと再度メッセージを送りました。
すると「口座番号を間違えて、払い戻しが発生した」と返事が。
3日は祝日だったため、4日付で入金が反映されます、と伝えられたのです。

口座番号を間違えるって、そそっかしい経理だな・・・・・・。
月初の処理で忙殺されてうっかりしたのか?

のんきな私は、まだ悠長に構えていました。
そして来る翌日の11/4、まだ入金なし。
さすがの私も「クライアントが飛んだかもしれない」と思いました。

いやいや、冗談ではない!
9月分の労働が水泡に帰すという、最悪の事態だけは避けなくては!

ライターを怒らせると怖いのです。ペン(というよりPC)は剣よりも強し。
怒りのパワーでメールを送り、電話をかけ、支払の督促をしました。
メールはGmailとチャットワーク経由で2回。

普段から文章を書き慣れていると、こういう時に便利ですね。
私がA社に送ったメールがこちら↓

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電話はつながらず、どこかに転送されました。
もちろん留守電メッセージを入れましたよ。

半ば諦めかけた夕方、口座を確認すると・・・・・・
なんと、入金されていたのです。
記事を人質に取ったからかもしれません。
振り込みました、の一言もありませんでしたが。
「払えばいいんでしょ、払えば」といわんばかりの態度ですよね。
振込できるなら、督促される前に手続きするべきでは?

無事に売掛金を回収できたはいいものの、後味が悪いことこの上なし。
K氏から謝罪メールが届きましたが、釈然とせず。
支払に不安がある会社とは取引できないので、契約解消の申し出をしました。
万が一に備え、すでに他の案件に応募しておいたので問題なし。

3 地雷案件を回避するコツ

今回の出来事から学んだ教訓は

テストライティングが無料の案件は要注意!!

これに尽きます。
割安でもテスト記事の報酬はもらうべき。
あまりにもコスパが悪すぎるのは考えものですが。

付け加えるならば、ランサーズから直接契約に移行する流れで疑うべきでした。
ランサーズ⇒そのまま直接契約という取引先は今までなかったのです。
(あとから知りましたが、これは規約違反とのこと)

この記事を読んでいるあなたも、地雷案件に引っかからないよう、くれぐれもお気を付けください。

今回はこれにて〆とします。
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