【美大生向け】不足の事態に備えるために
不測の事態の際に自分を守ることができる知識は１つでも多い方がいいと思っています。本記事は直接的な知識のご紹介ではありませんが、知識を身につけるきっかけになれば幸いです。
※「美大生の展示情報」の運営元は支援や法律の専門家ではありませんので内容に関しては必ずご自身で精査をよろしくお願いいたします。
セーフティネットという言葉があります。本記事では下記の意味で使用します。
あらかじめ予想される危険や損害の発生に備えて、被害の回避や最小限化を図る目的で準備される制度やしくみ。
（引用：暮らしに役立つ身近なお金の知恵・知識情報サイト知るぽると”セーフティネット（safety net）とは”https://www.shiruporuto.jp/public/data/magazine/yogo/s/safety_net.html
）
今回は下記３つの制度をご紹介いたします。
学生相談室
学生相談室とは在学生が学校生活に関する疑問や問題について相談できる場所です。ここでは東京藝術大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学、女子美術大学の学生相談室のページをご紹介します。
東京藝術大学 相談窓口一覧
https://www.geidai.ac.jp/life/counseling/listpfcounter
武蔵野美術大学 学生相談室
https://www.musabi.ac.jp/student_life/support/counselling/
多摩美術大学 学生相談室
https://www.tamabi.ac.jp/campus/life/counseling.htm
東京造形大学 学生相談室
https://www.zokei.ac.jp/campuslife/counseling/
女子美術大学 保健センター（学生相談室・医務室）
https://www.joshibi.ac.jp/campuslife/support/counseling
就職、健康問題、人間関係についてなど幅広く相談することができます。
公認心理師、臨床心理士、キャリアアドバイザーなど専門職の方が対応されている学校も多いと思います。
無料の法律相談
ここでは国が設立した公的機関である「法テラス」のページをご紹介いたします。
法テラス 公式ホームページ
何かを調べる際はメリット・デメリットも併せて調べる習慣をつけておくと良いと思います。
奨学金の返済猶予
卒業後に計画的な返済を考えていても、想定していなかった事象（傷病、失業等）が起こる可能性があります。条件、審査はありますが、奨学金の返済を猶予できる可能性があります。
災害、傷病、経済困難、失業などの返還困難な事情が生じた場合は、返還期限の猶予を願い出ることができます。そのような状態になった場合は、延滞する前にすみやかに手続きをおこなってください。
申請にはマイナンバーおよび所定の書類の提出が必要です。審査により承認された期間については返還の必要がありません。適用期間後に返還が再開され、それに応じて返還終了年月も延期されます。 ただし承認されない場合は返還を継続する必要があります。
（引用：JASSO 独立行政法人日本学生支援機構,"返還を待ってもらう（返還期限猶予"https://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan_konnan/yuyo/index.html）
返還を待ってもらう（返還期限猶予）
アンケートより寄せられたご意見
・net-TAMで調べたらわりと美術関係のお仕事が見つかる気がしています。また、困ったら母校の就職資料室のキャリア相談などに臆することなく行ってみようと考えています。
・私の周りでは、直接的な支援関係が築かれている場所以外でのセーフティネットが構築されている事例を見たことがありません。有効な対策として、同じ場所に所属している、要するに友達同士の支援関係が不測の事態に対して有効であるということを耳にしたことがあります。病気にかかったとき等の場合は、友人がアマゾンで罹患者の家に食料をポチってくれるような事例が実際に起こっていることが理由になろうかと思われます。
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