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落ち込んだ保留/230917


私の価値観なんてたかが知れているのに、時々忘れてしまう

昨日の夜中、それはそれは親友にお説教され「改めよ」とお説教されてしまった

Most 落ち込み

自分でも「やってしまった」と思うこともあるわけで、それをタイムラグを経て感じると「うわー前の私なにやってたんだ…」となる

とにかく説教されたテーマ、恋愛

結構な言い合いになり、久しぶりにすごくて面白かったけど、とある場面でさすがに落ち込むことに



1、「別れてない」


春から付き合っていた人と、私は別れたと思っている

しかし自分でもわからなくなる時が最近あって、それは彼が別れたつもりが無さそうな気がしてきたからだった


▼別れたのかわからない人▼
これ恥ずかしいから消したいんだけどな…



「そもそも保留は別れたら連絡しないだろ。
 全員そうじゃん。
 しかも俺これいつも言うけど今回はそもそもいつもの別れ話をしていないからな。
 あと前にあいつにめちゃくちゃ怒ったことあったけどそれでも連絡してきてるだろ。
 あんなに言われて普通連絡なんかしねーよ。
 だからあいつは別れたつもりなんて無いって言ってるだろ。
 それでも別れたって言うのかよ!」

ええーーーー

熱くてかっこいい〜


しかしさすがに何も言い返せない

ぐぅ


2、端的に言うと私が鈍感


どうやらやりとりの文章の隠された意図に気づいてなかったらしく「めんどくさくて無駄だから情緒のやりとりを無視」していることが親友にバレてめちゃくちゃ怒られた。
そしてそれは大抵の人は理解できるものらしいのに全く気づいていなかったのだ。

そしてタイミング悪いことにそのテーマの前散々「言い方を改めないから嫌われるから気をつけろ」で散々説教されていたところだったのにまさにその失敗をしたので分が悪かった。

「だからそこなんだよ!
 そーゆーのをやれって話なんだよ!
 めんどくさいこともやるんだよ!
 そこが大事なんだよ!」

男心に鈍感、はなんとなくわかっていたけど「そういうことか」全貌がやっとわかった

全てが腑に落ちてさすがに落ち込んだ

普段「人はわかってない!」と言うくせに一番わからなきゃいけない人をわかっていなくて、そこに潜む健気さや愛情に気づいてしまって「うわー何やってたんだ…」と落ち込んでしまった。

そこにある程度の答えがあったとやっとわかったのだ

「全然気づいてなかったし、それすごい意味があることなのに無視してたし、なんにもわかってなかった

一番許せないことを一番理解してあげなくてはいけない人に無意識にしてしまっていた自分に落ち込んだ。

さすがに大きなため息をついて黙った



3、追い討ち


ナンパされた

めちゃくちゃ落ち込んでいるのにナンパしてくるタイミングの悪さ、ひどい

「今の誰なんだよ」

「誰かって?私が知りたいよ!
 こっちは落ち込んでるんだよ!
 あいつ空気読めない!」

落ち込んでいるのにえらそーは健在なのすごいし、
40歳の初老なのにナンパしてもらった感謝が無い

それはすまん



4、落ち込むのはそこじゃない


親友は珍しくしおらしく落ち込んで反省の弁を述べている私に油を注ぐのが楽しそうだ

「落ち込むのはそこじゃねーよ!
 もっと前に今くらい落ち込むべきなんだよ!笑」

ちょっと笑ってんじゃん…

「いや、今だから、それ、今じゃん、だって…」

「ちげーよ今じゃねぇよ!
 もっと前に落ち込むべきことしてんだよ保留は!笑」

「いやそれが今だから。
 前は悪いことしてないしむしろそれ女の子らしいし、そう、わたし女の子らしい〜!いい〜!」

「自分が特別だって言うけど普通のところだってあるんだからな!」

普通のところ「だって」て…

「あるわそんなもんたくさん。
 全部特別なんて一回も言ったことないわ」



5、腹を決めろ


「でも私はやっぱ待つのやだからその間に「この人を好きになりたい」て人が現れたらそっち行くよ。
 それはしょうがないでしょ、人の真理よ」

「その時そうなんだったらそれでいいんだよ。
 そんでちゃんと別れ話すれば終わるだろ。
 いつもそうしてきたんだから慣れてんだろ。
 でも実際あれから好きになれる人できてねーからな。 
 保留の男は全員変だしあいつも変だけど一番誠意があるし硬派だし男に一目惚れされる奴だぞ」

※ 初デートでお店の店長さんが彼に人として一目惚れしてしまい結局ほぼ3人で話した珍事

普段褒めない人が褒める時は本当なのだろう

実際、親友は私の過去の男性のことがほぼ嫌いだからこれは珍しい。


▼褒めない人の話▼



6、落ち込む自分もよい


想像を超えたから

想像、予測外のことが起こるのはかなり稀だから、嬉しくもあるのだ

まだ知らないことがあったこと、それが良い意味であったこと、それが嬉しかった

私の価値観なんてたかが知れているのに、時々忘れてしまう

だけど、それが人間だ

失敗したら反省して直せばいいだけの話

結局、落ち込みは30分くらいで終わり、帰宅してからとりあえず彼にLINEして寝て、起きたら返事が来ていて、でも結局、8割は戻ることはやめて新しい恋愛をしようと思っている。

大切なことは学べたけれど、どこかやはり、昨日のワインの気分がしてしまうからだ


▼昨日のワインの話▼


だけど確かに、私にしては一番長い期間を関わり私が一番辛い時は一番最初に助けを求められて、予想を超えて救ってくれる唯一の実在の人間であることは変わらない

なんとなく、関係が終わろうがそれは変わらない気がしているところが私の心を留まらせるのだろうともわかっている

だから関係性の名前はなんでもいい、もあるのだ

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