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コンプレックス/230825


コンプレックスがあるかどうかは、割とどうでもいいと思う

あるなら改善すりゃいいし、
無いなら楽だな、程度の。

ただ、それを人にいやらしくぶつけるなという話。


コンプレックスメイカー


私は人付き合いにコンプレックスがあって、それは今までの人付き合いや両親との関係とか、そういうものが原因で、まぁコンプレックス然とした原因だ。

コンプレックスはそうやって生まれる。
自分だけが特別ではない。
みんなそうやってコンプレックスが生まれる。

コンプレックスは他人との比較で生まれ、そしてそれを肯定されないから生まれる、とふと思ったので自分用にまとめてみようと思った次第。


コンプレックスが無いもの


見た目、仕事

この二つはあんまりコンプレックスが無くて、それは優れているからかどうかはそこまで問題ではない。

私みたいな見てくれなんて沢山いるし、
もっとバリキャリな人もいるし、
でもなんでか、それを比べようと思わない

整形含め綺麗になるために努力してるんだなぁとか、体質や顔も元々良いんだろうなぁとか、それでも努力してるから保ててるんだろうな、と思ったり

頑張って勉強したんだろうなぁ、察しも良くて、愛想も良かったり、行動力もあるんだろうなぁ、と思ったり

だけどそれが嫉妬や妬み、悔しさにはならない。
多分それは、両親のおかげだと気づいた。


両親の功績


我が家の両親(特に父)は問題だらけだけど、唯一私にこれらのコンプレックスを作らなかったことを、今になって理解し感謝している。
本当に、意外とコンプレックスが多くて強い人は多いとわかったから。

両親は私にそれらをどう与えたか

その理由は、全肯定することに他ならない

たまたま私の見た目が両親の好みで、もちろんそれは自分の娘だから、もある。
だけど単に好み、が大きく、本人たちはコンプレックスを作るかどうかなんて意識は毛頭無い。

ただ好みで娘だから1年365日褒め続けた、それのみ。

そしてそれを口に出して伝えるというとても大切なこともしてくれていた。
なんなら今でも毎日言われるので、母親には「あんたな、正直見た目褒められてもなんっとも思わんやろ」と言われる。
そこはノーコメントだけど、嬉しくないはずは無い。

私の見た目や仕事(やること)を絶対的に肯定してくれるということはこういうものを生むのだとわかった。

仕事での全肯定


これは自分でもまだハッキリしてないけれど、高校生でアルバイトを始めてからずっと、否定が無い。

多分「うちの娘はできる」がやはりあったんだと思う。
働けてない間もあれこれ作っているのを褒めていたし、社会人になってからは本格的に全肯定していた。

今回のように私が何も言わずに辞めても「あんたは自分でどうにかお金作って生きてくから心配しとらん。だってお金使うの好きやから無いとあかんねやろ」と笑っていた。

そして今回頂いた仕事についても「まぁ保留ちゃんみたいな有能で愛想ええ女なんかおらんからな」と、もう自信満々だった。

評価されてるのはきみちゃうねん、とは思いつつ。

ただ「あんたはできひん人には厳しいし、芯を突くから他の人は怖いやろな」とも言っている。

今わかったけど、おそらく母親はほとんどちゃんと働いたことが無いのが大きいのかも。
だけど実家が大阪の中心地に代々続く洗濯屋だったのもあり、子どもの頃からずっと働いていたのでそういう特殊な理由もありそうだ。

大企業の本社で35年勤務した父よりも、学も職歴も無い母の方が遥かに理解力が高いのは謎。


コンプレックスが無い≠優越感


コンプレックスが無いのは優越感があるのではなく、無なのだ

だから比べることもしないし、妬むことも無い。
何も無いんだから意識もしていない。
見て!とSNSに出すのではなく、ただただ記録として残している感覚。
見て!なんて恥ずかしくてできない。
だけど見られたくない、も無いだけ。

おそらくこの無=ニュートラルの状態が全てにあることがベストなのかも、と。
でもコンプレックスがゼロの人ってさすがに付き合いづらいなと思う。
だって、不足や嫌な思い出が無いってことだから共感を生まないし。

ま、私もあんま無いから付き合いづらいんだろうなと思うけど。



昔はあったコンプレックス


アトピーと唇のほくろ

アトピーはここ3年でかなり良くなったけど、やっぱり普通の人と肌質が違うし、少し調子が悪いと荒れる。
今も首が真っ赤。
あと猫アレルギーでうちの猫との相性も悪いので触ったらすぐに洗わないと真っ赤になる。

タンクトップで抱っこしたら触れたデコルテが真っ赤になるほど。

唇のほくろは治ったけど、浪人から突然出現し、一年くらいで消えた謎のほくろ。

だけど、いいな、いいなと思うだけで、それを人に向けたことは無かった。
どうしたら治るかな、みんなと一緒の肌質になるかな、恥ずかしいな、はあったけど、それで人に何かをぶつける、は発想に無かった。

嫉妬もそれ。
発想に無いから、今もピンと来ていない。

人の心、その発露の方法って計り知れないから面白い。
そして「そんなことがコンプレックスなんだー?」もあるし、私もそうだから、否定をしない。
「へえー」と聞いているのみだ。


コンプレックスを無くすために努力することは大変だ。
努力するより、貶す方が楽なのも今はよくわかる。

私は単にラッキーだったんだなと思うし、コンプレックスに向き合って努力している人はお手伝いしたいとずっと思っている。

ただ、素直にそれを認められず、人に向ける奴が嫌いなだけ。

単純に魅力ないもん。

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