英語と日本語の語尾の話

本日はスマホから書いております。ダッシュボードを久しぶりに見たら、始めてからいつのまにか15,000ビューを超えていて驚きました。

ありがとうございます。

ビューが2万とかスキの数が千とかになったら、音声記事とか有料記事とか、noteの機能をもう少し試したいですね。思った以上に長くなりそうなstay home期間ですし、皆さんが楽しめるものが書けたり作れたらと思います。


さて、本日は和訳の語尾の話です。

和訳で難しいと思うものの一つだが、語尾というのは、やはりその人の人となりがわかる部分である。

普段の私は「だ」「である」口調で書いている。

一番余計な情報がないからだ。

お堅く聞こえたり、偉そうに聞こえたりする可能性もあるが、できる限り簡潔に、必要な情報だけを読者の皆さんに伝えたいから、「だ」「である」で書いている。

しかし、翻訳された本や映画はそうもいかない。

翻訳者のそれぞれのキャラクターへよ印象が反映される。

翻訳本は翻訳者の目を通した作品なのである。


日本語のように「だ」「である」「です」「ます」「っす」など、個性の出る語尾は、英語にはない。

敬語がないと言われたりする所以でもあるだろう。

しかし、英語には敬語がないわけではない。

英語は言葉選び自体が日本語の語尾にあたるのだ。

発音の仕方もある。

「ドア開けて」

Open the door. 

「ドアを開けてください」

Open the door please. / Please open the door. 

「ドアを開けて頂けますか」

Would you open the door please? / Would you please open the door?

このように敬語のようなニュアンスの違いがあるのだ。

(would you open the door 「ドア開けて」と友達に言うこともできるので、丁寧な言い方は相手を選ばなかったりもする)

また日本語でも「まじでー」と語尾を伸ばすとだらしなく聞こえたり、チャラく聞こえたりするのと同様に、英語にもそのような印象を与えることができる。(サーファーのモノマネをする人などは語尾をすごく伸ばしたりするのは映画やスタンドアップコメディでもよく見かけるだろう)

なので、英語学習中の方は、映画で見るキャラクターの性格、発声の仕方や言葉選びにも目を向けてもらいたい。

自分はこういうタイプに見られたいな、と思うキャラクターのマネをすると自分らしさが英語で話すときにも伝わるようになる。


Thanks for reading!


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